寄港地編 PR

ラスパルマス観光レポ|スペイン・グランカナリア島の砂丘と旧市街

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こんにちは!ピースボート第118回世界一周クルーズに乗船中のAppyです。

9月26日にスペインのカナリア諸島にあるグラン・カナリア島のラスパルマスに寄港したときの観光レポートをお届けします。

前もってせっかく立てた観光プランでしたが、予定通りには進まず、予定外の旅に。相方のリクエストで急遽「砂丘」を目指すことになりました。プエルト市場や近場のビーチはカットして、南部のマスパロマスに直行して、沿岸の高級リゾートと砂丘を観光しました。

そんな現地レポを、自分のためにも整理しながらお届けします。予定が全く違うじゃないかと突っ込まれそうですが、どうかご了承ください!

 

事前に計画した記事はこちら。↓

【スペイン・カナリア諸島】ラスパルマス(グランカナリア島)観光プランこんにちは、ピースボート118回クルーズに乗船中のAppyです。 9月26日にスペイン・カナリア諸島のグランカナリア島にあるラスパ...

 

グラン・カナリア島のタクシー事情

着岸時間は早朝6:00前、下船許可が出たのは7:50でした。私たちは8:15頃下船し、ゲートのすぐ外にあるタクシー乗り場に向かいました。Pide Taxiという配車アプリを使ってタクシーを呼びましたが、少し予想外の状況に。クレジットカードを登録していたものの、呼んだタクシーではクレジットカード決済が使えない車両でした。

タクシー料金の交渉

Pide Taxiという配車アプリで呼んだタクシーは3分ほどで到着しましたが、事前に金額も決まっておらず、運転手と料金交渉をする必要がありました。結果として、このアプリはタクシーを手配するためだけのツールとしてしか使えませんでした。

運転手とマスパロマスの砂丘(Mirador de las Dunas)への移動について話し合いました。距離は片道約50km、時間は45分ほどかかるとのこと。メーターで計算すると往復180ユーロになると言われました。最終的には、180ユーロで砂丘とビーチでそれぞれ30分待ってもらい、帰りにベゲタ地区の大聖堂まで送ってもらうという条件で合意しました。支払いはクレジットカード(ビザ)が使えましたが、アメックスは対応していませんでした。

最初は少し不安でしたが、運転手さんは親切で、メーターを実際に倒してくれ、私たちの疑念を払拭してくれました。結果的に、もっと距離があったにもかかわらず、追加料金はかからず、むしろ得をした気分でした。

ゲートからのタクシーについて

港のゲートを出ると、すぐ近くにタクシー乗り場があり、私たちが比較的早めに下船したためか、タクシーが5台ぐらい待機していました。大きめのバンは予約車のようでした。

事前にピースボートの説明では「タクシーは限られていて、すぐに見つからないかもしれない」と聞いていました。タクシーを見つけられない場合に備えて、配車アプリを準備していた方が安心かもしれません。すぐに下船する場合は問題ないと思いますが、念のためと思われる方はインストールしておくことをおすすめします。

マスパロマスのビーチと砂丘(Mirador de las Dunas)

マスパロマスの高級リゾート

まず最初に訪れたのは、グランカナリア島の南部に位置する「マスパロマス」のリゾートエリアです。このエリアはヨーロッパからの観光客に非常に人気があり、高級ホテルが並び、リゾートらしい邸宅も点在しています。整備された海岸とホテルの雰囲気がとても心地よく、非日常の空間でした。

砂丘(Mirador de las Dunas)

次に向かったのは、車で10分ほど走った先にあるMirador de las Dunas(砂丘の展望台)。ここは、サハラ砂漠から運ばれてきたとされる砂で形成された砂丘が広がるエリアで、その景色はまるで絵画のようでした。

広大な砂丘が続く風景は、圧倒的なスケール感で、言葉を失うほど美しかったです。私たちはここで30分ほど滞在し、砂丘の絶景を背景にたくさんの写真を撮りました。晴天の中、白い砂が太陽に照らされ、まさに一瞬一瞬がフォトジェニックな瞬間でした。

ベゲタ地区への移動

砂丘を満喫した後、次は歴史的なエリアであるベゲタ地区へ向かいました。マスパロマスからベゲタ地区までは車で約40分かかりました。途中の道のりは、リゾート地から一転して、より地元らしい風景が広がりました。ベゲタ地区は、グラン・カナリア島の歴史的中心地であり、文化と歴史が色濃く残る魅力的なエリアです。

タクシーの運転手さんは親切で、運賃交渉の際も信頼できる方でした。彼は誠実に対応してくれた上、ベゲタ地区でタクシーを拾う場所まで丁寧に教えてくれました。この島でボラれることはないのではないか、と思いました。

ベゲタ地区でのランチ

まずはお腹が空いたので、レストランを探しましたが、11:30にもかかわらず、どこも営業していませんでした。ほとんどのレストランは13:00からの営業とのことで、待つ余裕のなかった私たちは、代わりにベゲタ市場へ向かうことに。

市場には新鮮な地元の食材が並び、活気に満ちた雰囲気が広がっていました。そこで、市場内のカフェに立ち寄り、シンプルなサンドイッチを注文。なかなか美味しかったです。

市場内のカフェは昼前に賑わっていましたが、12時を過ぎると人が減り、早く閉店する店舗もあるようでした。スペインのお店の営業時間は短く、特にレストランの開店時間が短いため、事前に確認が必要です。Googleマップでレストランの評価とともに営業時間もチェックすることをおすすめします。

サンタ・アナ大聖堂(Catedral de Santa Ana)訪問

次に、サンタ・アナ大聖堂(Catedral de Santa Ana)を訪れました。この荘厳なゴシック様式の建築は、カナリア諸島で最も重要な宗教建築物の一つであり、観光客に人気のスポットです。

大聖堂のゲートは人だかりで、入場料を払う列ができていて、20分ぐらい待ちました。大聖堂の中は、荘厳な雰囲気で予想以上に見応えがありました。少しの列であれば、ココまで来たのですから、入ることをおすすめします。65歳以上は割引があります。口頭で告げると、相方の料金が6ユーロから4ユーロになりました。2人分10ユーロを支払いました。

大聖堂の塔に登ることができ、ラスパルマス市内を一望できました。眺めはまさに絶景で、街全体が見渡せ、登る価値が十分にありました。

ベゲダ地区の散策

旧市街の石だたみを歩いているだけで、楽しくなりました。午後を過ぎると、ピースボートの乗客に至るところで会いました。あちらからも、こちらからも日本語が聞こえてきて、まるで日本のテーマパークに来ているような気がしました。笑

ベゲタ地区でのカフェタイム

カフェの路上のテーブル席がいたるところにあり、雰囲気満点!
気持ちの良いお天気で、私たちもカフェタイムしました。

英語がほとんど通じず苦労しましたが、可愛らしい店員さんが、私の言ってることを理解しようと一生懸命になってくれて、何とか希望のものを注文できました。スペインのホットチョコレートです。

ベゲタ地区への移動方法について

私たちは、ベゲタ地区へは、南部の砂丘方面から来ましたが、港のゲートから直接タクシーで約15分、料金はおおよそ8ユーロです。近いし雰囲気の良い場所なので、ピースボートの乗客も、たくさん来られていました。

後から聞いた話では、この距離を往復歩いて移動した方もいたようです。タクシーの運転手も、「歩いて移動することも可能」と言っていたのを思い出しました。私として、観光する際は体力を温存するためにタクシー一択だと思っていました。観光スポットでは、散策に階段や長い歩行距離があるからです。ピースボートの乗客には健脚な方が多いのだなあと感心しました。

船旅中の観光では、距離や道の状況を考慮し、無理せず自分に合った移動手段を選びましょう。寄港地が続く場合、体調をくずしてはもったいないからです。

そういえば、船内の運動系アクティビティで、関節を痛めて長距離歩けなくなった方を何人か聞きました。毎日毎日、身体を酷使するのは考えものです。無理せず注意して過ごそうと、自分にも言い聞かせています。

メサ・イ・ロペス通りとショッピング

メサ・イ・ロペス通り

ベゲタ地区を後にし、次は港地区のスペイン広場へタクシーで向かいました。タクシー料金は約8ユーロでした。スペイン広場は、メサ・イ・ロペス通りにあり、ラスパルマスの中心地に位置し、周辺には多くのショッピングエリアが広がっています。

日差しが強く、夜8時まで明るかったです。私たちはいくつかのショップを巡りながら、地元の品物を物色し、ショッピングを楽しみました。

メサ・イ・ロペス通りのショッピングビルに入り、フードコートのような場所で生牡蠣と飲み物を注文しました。

フレッシュな牡蠣は美味しかったものの、個人的には広島の牡蠣の方が好みでした。笑

食事を終えた後は、チョコレートやスナックのお土産を買い、船への帰り道に向かいました。ここでもピースボートの乗客に出会いました。

 

港近くのショッピングモール

夕方5時頃には、港近くのショッピングモールに戻ってきました。モール内の多くの店舗が閉店しており、かなり寂しい印象でした。レストランも少なく、ここで食事を取るのは難しいと感じました。最終的に船に戻り、船内で夕食を取ること。

スペインだからパエリアを食べたいと思っていたのに、結局現地で食べる機会がありませんでした。しかし、船に戻ってビュッフェに行ってみると、そこにパエリアが!地味に嬉しかったです。旅先での食べたいものにありつけないこともありますが、思わぬところで願いが叶うのは、なんともほっこりする体験でした。

終わりに

ベゲタ地区はどこで写真を撮っても絵になるような美しい街並みでした。歴史的な街並みが好きな方には、ベゲタ地区でのゆったりとした滞在をぜひおすすめします。また、グラン・カナリア島での1日は、歴史的な観光スポットとリゾート地の両方を楽しむことができる、充実した旅となりました。

もし早く下船できた場合は、郊外への観光スポットを一つ追加するのもおすすめです。私たちはマスパロマスの砂丘を選びましたが、他の方は山方面にある洞窟に行かれたようです。グラン・カナリア島には多様な観光オプションがあるので、予定に合わせて選ぶと良いでしょう。

ちなみに、昨日はモロッコのカサブランカ観光、そして明日はポルトガルのポルト観光と、ここ最近は体力勝負の日々が続いています。毎日違う国を訪れるたびに、ユーロやドルといった通貨を入れ替えたり、その国の通貨単位を覚えたり、パスポートを持ち歩くべきかどうかを考えたりと、頭の切り替えが大変です。こうしてみると、船旅も意外と忙しいものだなあと実感しています。

最後までお読みいただきありがとうございました。明日はポルトの観光に行ってきます。それではまた!

 

事前に計画した記事はこちら。↓

【スペイン・カナリア諸島】ラスパルマス(グランカナリア島)観光プランこんにちは、ピースボート118回クルーズに乗船中のAppyです。 9月26日にスペイン・カナリア諸島のグランカナリア島にあるラスパ...

POSTED COMMENT

  1. Sally より:

    やっぱり島は治安もいいし人も優しいですね

    118回はナミブ砂漠がなくて残念と思っていましたが
    美しい砂丘にびっくり!
    アフリカ大陸からここまで砂が飛んでくるとは!!
    自然ってすごいですね!!

    配車アプリはまだまだ色々あるのですね

    今回も楽しく読ませてもらいました〜
ありがとうございました!

  2. appy より:

    Sallyさんがおっしゃる通りですね。日本と同じ島国の方は温和で、治安も良いのが共通だと。グランカナリア島も例外ではなかったです。
    砂丘は乗り合わせで行かないと、タクシー代がすごいです。

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