海外旅行保険ガイド|長期旅行・世界一周・クルーズの保険を比較

「海外旅行保険」の文字と、保険のチェック表や盾、パスポートと旅行かばんを持つAppyを描いた案内イラスト

海外旅行保険を探していると、日本の保険会社の商品と、海外の長期旅行・ノマド向け保険が一緒に出てきて、「何が違うの?」と迷いやすいです。

このページでは、まず日本の海外旅行保険・海外系の長期旅行保険・クレジットカード付帯保険の違いを整理したうえで、Appy Travelで詳しく調べている海外系7社を比較します。世界一周・長期クルーズ・ノマド滞在など、旅の期間や条件に合わせて選ぶための入口として使ってください。

※7社の表では、出国後加入・契約期間・年齢などの条件を整理しています。現在の受付や適用条件を確認できていない項目もあります。日本の海外旅行保険も、旅の条件に合わせて比較してください。

まず確認|日本の保険・海外系保険・クレカ保険は役割が違う

日本の海外旅行保険

日本の保険会社が提供する海外旅行保険も、短期旅行から長期旅行まで重要な選択肢です。日本語で契約・相談しやすいことや、旅行前に補償内容を確認しやすいことなど、海外系保険とは違う安心感があります。

一方で、契約できる期間や年齢、出国後加入の可否などは商品ごとに異なります。Appy Travelでは、日本の海外旅行保険についても情報を整理しています。

海外系の長期旅行・ノマド向け保険

このページでは、長期旅行やノマド滞在向けに調べてきた海外系サービス7社を整理しています。同じ会社でも商品によって医療上限・契約期間・加入年齢が異なります。出国後加入やクルーズの補償も、商品と旅程を指定して確認する必要があります。

クレジットカード付帯保険

クレジットカード付帯保険は、条件や補償期間を確認したうえで、短期旅行の備えや民間保険の補完として使う方法があります。100日を超える世界一周や長期クルーズでは、カード保険だけで足りるかを事前に確認しておくことが大切です。

海外旅行保険7社の比較表【対象プラン・医療上限・加入条件】

2026年10月3日確認。公式の商品ページ・公開約款で確認した内容をまとめました。比較対象は、SafetyWingがNomad Insurance Essential、GenkiがTraveler、HeymondoがLong Stay、Globe PartnerがACS英語サイトの一般版です。Globe Partnerは、日本語窓口の商品とは加入年齢・補償額・出国後の手続きが異なります。各プランの確認点は表の下でも説明しています。居住国や渡航先によって適用される商品・条件は変わります。表に載っていることだけで、日本居住者の加入や希望する旅程の補償が確定するわけではありません。

スクロールできます
保険名医療費の上限
(原通貨)
出国後の加入契約期間・更新加入年齢主な確認点
AURASUSD
35,000〜250,000
(医療費の表示額)
条件付き
支払い後48時間待機
旅程・証券で確認
月額の再開は未確認
60〜80歳の割増条項あり
加入上限は要確認
1人・1事象USD3,000の制限条項もあり、表示額との関係を確認。全旅程より短い契約にも制限。
SafetyWingUSD
250,000
(総上限も同額)
可
開始直後の請求に追加資料条件
28日ごと自動延長
1契約
最大364日
加入時69歳まで旅行医療に加え、手荷物・遅延など。Completeとは補償額・契約条件が異なる。
World Nomads居住国・プラン別の
見積もりで確認
居住国別の条件・
待機期間を確認
旅程単位
期間上限は居住国別
居住国別に確認日本居住者として表示される見積もり・約款を確認。他地域向けの上限をそのまま当てはめない。
GenkiEUR
1,000,000
(医療費総額)
可
原則14日間は緊急医療のみ
免除条件あり
月払い
1〜12か月
開始時69歳まで旅行中の医療が中心。12か月で自動終了。米国・カナダ・一時帰国時には別条件。
Insured Nomads新規に提示される
商品・上限を要確認
現行の受付・条件を
要確認
新規商品の条件を確認新規商品の条件を確認公式の見積もり・クルーズ導線は変更作業中の案内へ転送。公開Med+資料と現在の受付を区別。
HeymondoUSD
2,500,000
(医療免責USD
250)
現行契約の加入条件・
待機期間を要確認
初回90日から
満了前に延長手続き
49歳以下
(Long Stay)
90日以上の長期旅行用。クルーズは対象プラン・追加補償の有無を確認。
Globe PartnerEUR
300,000
(1人・年)
可
出国後は全補償に8日待機
期間指定・最長12か月
更新は条件付き
40歳未満居住国外の旅行用。船内診療・公海上の搬送は、航路を伝えて事前確認。

※USDは米ドル、EURはユーロです。上限の単位や対象費用が異なるため、金額の大きさだけでは比較できません。免責・項目別の上限・対象外の費用も確認してください。
※出国後加入が可能でも、すでに起きた病気や事故をさかのぼって補償する意味ではありません。クルーズでは、船内診療・医療搬送・捜索救助を分けて確認します。

各社の確認ポイントと、Appy Travelの詳細記事をまとめました。各社の記事は更新時点が異なるため、申込み前には、あわせて掲載した公式資料と自分に提示される契約条件をご確認ください。

AURAS

AURASの公開約款では、医療費の表示額とは別に、1人・1事象USD3,000の制限条項があります。どの条件が自分の契約に適用されるか、加入前の確認が必要です。月額の新規申込み・自動更新の再開は確認できていません。決済に関する経過は、AURASの利用状況・体験談に追記しています。

SafetyWing

ここで比較するのは、Nomad Insurance Essentialです。28日ごとの自動延長に対応し、1契約は最大364日。医療・入院の上限はUSD250,000で、契約全体の総上限も同額です。別商品Completeの補償額や契約条件とは分けて確認してください。

World Nomads

World Nomadsは居住国によって商品・補償額・年齢条件が変わります。公式案内で居住国を選び、自分に適用される見積もりと約款を確認してください。このページでは、日本居住者の条件を確定できていないため、他地域の医療上限や加入年齢を確定値として載せていません。

Genki

Genki Travelerは、月払いで1〜12か月の旅行医療保険です。医療費総額はEUR1,000,000まで。出国後加入では、直前の補償がない場合など、最初の14日間が緊急医療に限られる条件があります。12か月で自動終了するため、それ以上の旅では次の補償も準備してください。

Insured Nomads

2026年10月3日の確認では、公式の見積もり・クルーズ案内が変更作業中のページへ転送され、新規契約は旅程を伝えて問い合わせる案内になっています。Med+の資料は公開されていますが、現在申し込める商品の条件と同じとは限りません。新規受付・日本居住者の加入条件・クルーズ中の補償を先に確認してください。

Heymondo

ここで比較するのは、49歳以下を対象とするHeymondo Long Stayです。初回90日から契約し、継続する場合は満了前に延長手続きを行います。医療費にはUSD250の免責があります。出国後加入の待機期間やクルーズの扱いは、申込時に提示される条件で確認してください。

Globe Partner

ここで比較するのは、ACS英語サイトの一般版Globe Partnerです。40歳未満の居住国外旅行向けで、医療費の上限は1人・年EUR300,000、1契約は最長12か月。出国後加入の全補償8日間の待機は、公式商品ページと約款で起算日の説明が異なるため、ACSに補償開始日を確認してください。日本語窓口の商品は70歳未満・医療費1人年EUR150,000と案内され、出国後は申込み・支払い前の窓口確認が必要です。下の詳細記事で両者の違いを説明しています(商品差は2026年10月4日確認)。

海外旅行保険の選び方ガイド

海外旅行保険を選ぶとき、どれを選んでも同じではありません。旅の期間・渡航先・年齢・持病・アクティビティ・クルーズの有無などによって、確認したい条件が変わります。

  • 医療費の上限額:高額医療国で十分な補償か
  • 出国後加入:待機期間や補償開始条件はどうか
  • クルーズ・寄港地:船内診療や寄港地での治療は対象か
  • スポーツ:予定するアクティビティが対象か
  • 年齢制限:加入できる年齢・保険料の条件
  • キャッシュレス:利用できる病院・事前連絡・立替払いの条件
  • 解約・延長:長期旅行で途中変更できるか

海外旅行保険のよくある質問

Q. 一番安い保険はどれ?

保険料は年齢・渡航先・期間・補償内容・為替などで変わるため、1社を常に「最安」とは言い切れません。料金だけでなく、医療上限や免責、緊急搬送、クルーズ・スポーツの対象範囲まで確認して比較するのが安全です。

同じ条件で各社の見積もりを取り、必要な補償を満たしたうえで価格を比べてください。

Q. クレカ保険と民間保険は併用できる?

クレジットカード付帯保険と民間の海外旅行保険を併用することはできます。ただし、同じ損害について単純に補償額が二重でもらえるわけではありません。補償項目によって支払いの考え方が異なります。

長期旅行ではクレジットカード保険の期間・利用条件を確認し、足りない部分を民間保険で補う考え方が現実的です。

Q. 出国後でも入れる保険は?

すでに海外にいる状態から加入できる保険もあります。ただし、出国後加入では待機期間が設けられたり、加入直後の病気・ケガが対象外になるなど、出発前加入とは条件が異なる場合があります。

このページで比較している海外系保険の中にも出国後加入に対応するものがありますが、条件は変更されることがあるため、契約時点の公式ポリシーを確認してください。

Q. 既往症はカバーされる?

既往症・慢性疾患・加入前から続いている症状は、海外旅行保険で対象外または制限付きになることが多い項目です。保険に加入できることと、持病の治療費が補償されることは別に確認する必要があります。

既往症の定義や、過去の症状・診断・治療などを確認する期間は、保険会社・プランによって異なります。持病や気になる症状がある場合は、契約前に約款を確認し、その病気や症状が補償されるか保険会社へ問い合わせておきましょう。

公式情報の一例:Genki Travelerの既往症の扱い(2026年10月1日確認。この商品の条件を、ほかの保険にそのまま当てはめないでください。)

Q. キャッシュレス診療はどう使う?

「キャッシュレス対応」でも、すべての病院・すべての診療で支払い不要になるとは限りません。利用条件は保険会社・プラン・医療機関などによって異なり、入院か外来かだけで支払い方法が決まるわけではありません。補償対象の治療でも、いったん立て替えて後日請求する場合があります。

受診前にアシスタンスへ連絡し、利用できる病院、事前承認や必要書類、支払い方法を確認しましょう。立て替えた場合の請求手順も確認しておくと安心です。補償対象外の費用や補償限度額を超える分などは自己負担になります。

公式情報:損保ジャパン「キャッシュレス治療サービス利用時の注意点」(2026年10月1日確認。条件は契約する商品ごとに確認してください。)

Q. クルーズ中・寄港地での医療は対象?

長期クルーズでは、寄港地での治療だけでなく、船内クリニックの診療費、緊急下船、医療搬送なども確認したいポイントです。

「海外旅行保険だからクルーズも当然対象」とは限りません。船内診療・海上・寄港地・緊急搬送の扱いを、契約するプランの約款やサポート窓口で確認してください。

Q. 90日を超える長期旅行ではどう選ぶ?

クレジットカード付帯保険は補償期間に上限があることが多く、100日を超える世界一周や長期クルーズでは、それだけでは全期間をカバーできない場合があります。長期対応の民間保険や月額型の海外系保険も含め、旅行期間全体の補償を出発前に確認しておきましょう。

途中で保険を切り替える場合は、契約期間をつなぐだけで同じ補償が続くとは限りません。出発後に加入できるか、補償が制限される待機期間があるか、切替前からの症状や治療中の病気が対象外にならないかを確認してください。

公式情報の一例:Genki Travelerの待機期間/契約終了後に新しく加入する場合の注意点(2026年10月1日確認。待機期間の免除条件や既往症の扱いは、商品ごとに確認してください。)

Q. スポーツ・アクティビティも補償される?

観光中の一般的なケガは対象でも、登山・ダイビング・スカイダイビングなどは、プランによって除外されたり追加条件が付くことがあります。

旅行中に参加する予定のスポーツがある場合は、名称だけで判断せず、活動内容・高度・深度・競技性なども含めて対象条件を確認してください。

Q. 高齢者(70歳以上)でも加入できる?

海外旅行保険には年齢上限がある商品も多く、年齢によって保険料や選べるプランが変わります。一方で、高齢者が加入できる商品もあります。

70歳以上の旅行では、年齢だけでなく既往症、旅行期間、渡航先、クルーズの有無なども加入条件に影響するため、申込画面や保険会社への確認を優先してください。

Q. クルーズ旅行に対応する保険は?

クルーズ旅行では、寄港地の治療、船内診療、緊急搬送、旅行中断など、陸上旅行とは少し違うリスクがあります。保険を比較するときは「クルーズ対応」という言葉だけでなく、実際にどの費用が補償されるかを確認してください。

世界一周や長期クルーズでは、旅行期間が長くなるため、補償期間・延長方法・年齢条件もあわせて確認しておくと安心です。

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最後に

海外旅行保険は、1社だけを見て決めるより、まず「どんな旅をするのか」を整理してから比較する方が選びやすくなります。日本の海外旅行保険、海外系の長期旅行保険、クレジットカード付帯保険にはそれぞれ役割があります。旅行期間・行き先・年齢・補償条件を確認し、自分の旅に合った組み合わせを選んでください。