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レイキャビク観光レポ②|2日目はゴールデンサークルとケリズ火口湖へ

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こんにちは!
ピースボート第118回世界一周クルーズに乗船中のAppyです。

この記事は、前回の続き、レイキャビクの観光レポ②2日目です。

 

1日目の観光レポ①はこちら↓

レイキャビク観光レポ①|アイスランド寄港が早まり、市内観光へこんにちは! ピースボート第118回世界一周クルーズに乗船中のAppyです。 アイスランドの首都レイキャビクへの寄港ですが、船長...

2日目のゴールデンサークルとケリズ火口湖観光

2日目のスタートは朝9時。天気予報通りの青空で、ラッキーな1日の始まりでした。下船から50メートルほどのゲートの外でガイドさんの車を見つけ、早速観光へ出発!

郊外へ向かう道路は雪景色が広がり、昨晩の降雪でガイドさんはスタッドレスタイヤに履き替えたとのこと。気温は0度でした。アイスランドの冬の始まりといった感じです。真冬には氷点下17度ぐらいになるそうです。

シンクヴェトリル国立公園(Þingvellir National Park)

最初に訪れたのは、レイキャビクから約45分の場所にある「シンクヴェトリル国立公園」。ここは、北米プレートとユーラシアプレートがぶつかり合う地球の割れ目であり、ユネスコの世界遺産に登録されています。

 

シンクヴェトリルは、930年にアイスランド最古の議会「アルシング」が開かれた地で、民主主義の礎が築かれた場所です。プレートの境界が亀裂となって地表に現れ、プレートの動きを間近で見ることができるのが魅力的です。毎年数センチ、プレートが動き亀裂が拡大しているそうです。

渓谷を歩いていると、まるで映画のワンシーンにいるかのような壮大な景色が広がり、上から攻撃されたら、たちまち艦隊が全滅してしまいそうな地形に見えました。少し想像が過ぎたかもしれませんが、そんな風に想像力を掻き立てられる場所でした。

次の目的地へ向かう途中で、Laugarvatnという小さな集落に立ち寄りました。ここにはホステルやスパなどの施設が点在していて、放牧された馬の姿も見られました。

ガイドさんによると、アイスランドの馬は質が高く体が丈夫なため、海外へも輸出され、さまざまな用途で活躍しているとのことでした。

スパ施設に併設されたセルフサービスのカフェでコーヒータイムにしました。ここのコーヒーは600円程度。これぐらいなら許容範囲でしょう。土の中の地熱で作られるという、蒸しパンのスープセットが2,300円程度でした。

間欠泉 ゲイシル(Geysir)

次に向かったのは、アイスランドの観光で外せない「ゴールデンサークル」のハイライト、間欠泉ゲイシルです。シンクヴェトリル国立公園やグトルフォスの滝と並んで、ゴールデンサークルとされています。

ゲイシルは、アイスランド南部のフレイシャダルル渓谷にある有名な間欠泉で、英語の「geyser(間欠泉)」の語源となった場所です。かつては100メートル以上噴き上がることもありましたが、現在は活動が休止中。しかし、近くのストロックル(Strokkur)が約5~10分ごとに20~30メートルの高さまで噴き上がるため、観光客に人気です。

ゲイシル周辺は地熱活動が活発で、湯気と硫黄の香りが漂う、まさに地球のエネルギーを感じるスポット。

小さな噴出の直後に大きな噴出が来ることもあるので、油断できません。iPhoneを構えている時に限って何も起こらず、結局1時間ほど観察を楽しんでいました。

グトルフォス(Gullfoss)の滝:アイスランドの「黄金の滝」

次に向かったのは滝。正直、あまり期待していなかったのですが、その壮大な光景を目にして思わず「何だこりゃー!」と感嘆しました。轟音が響き、太陽の光で虹がかかる場面もあったのですが、残念ながら写真には収められず、少し悔しい気持ちも。

グトルフォスは、アイスランド南西部のフヴァウィタ川にかかる二段の滝で、特に晴れた日には「黄金の滝」と呼ばれるほど、金色に輝くこともあるとのことです。

散策路がいくつかあり、奥まで進むと三脚を立てて撮影している人がたくさんいました。やはり一番奥が絶景ポイントのようで、そこまで行くには少し歩きますが、迫力ある滝の全景を堪能できました。

グトルフォスの滝の観光センターに併設されているお土産屋さんは、充実した品揃えで、見るだけでも楽しかったです。

 

ケリズ火口湖(Kerið Crater Lake)

次に向かったのは、火山の噴火でできた美しいカルデラ湖「ケリズ火口湖」。ゴールデンサークルの観光スポットに加えて、ぜひ訪れてみたかった場所です。残念ながら、空は曇りはじめ、到着する頃には青空が消えていました。

ケリズ火口湖は、約3,000年前に形成されたクレーター湖で、赤茶色の土壌と青緑色の湖水が鮮やかに対比する風景が特徴です。湖は約55メートルの深さがあり、雨水によって水位や色が季節ごとに変わるので、訪れるたびに違う表情が楽しめるそうです。

湖周囲の遊歩道を駆け上がりながら、さまざまな角度から湖を見渡すことができ、写真撮影にもぴったりです。湖畔まで降りて水面近くで楽しむこともできましたが、私たちは周囲を途中まで歩いて引き返してきました。

さて、帰路につきましが、時間があったので地熱発電所に寄り道です。

ヘトリスヘイジ地熱発電所(Hellisheiði Geothermal Power Plant)

途中で、ヘトリスヘイジ地熱発電所を車窓から見学し、アイスランドが地熱エネルギーをどのように活用しているか学びました。この発電所は地熱を利用して99度の温泉水を生成し、パイプラインでレイキャビク市内に供給しています。

ガイドさんによると、温泉水は何キロも運ばれ、家庭に届く頃には87度程度になっているそうです。実際、ガイドさんの家もこの地熱エネルギーで暖房されているとのことでした。

ヘトリスヘイジ発電所は、世界最大級の地熱発電所の一つで、アイスランド国内の電力の約30%を供給しているそうです。また、炭素封じ込め技術で、温室効果ガスの排出を抑える取り組みも行っているとのこと。発電所内には見学施設「Geothermal Exhibition」があり、地熱エネルギーの仕組みを学べるツアーもあるそうです。

ジャパングレイスのツアーには、この発電所をメインに訪問するツアーが用意されていました。

帰船とアイスランドの氷河の歴史

帰り道に遠くに見えた、横に広がる氷河。その壮大な光景に見入ってしまいました。アイスランドの氷河は、約2,500万年前の氷河時代に遡りますが、現在の規模に形成されたのは約1万年前の最後の氷期が終わりに近づいた頃です。

火山活動や気候変動を受け、今の姿へと成長しました。氷河はアイスランドの自然と歴史を今に伝える遺産です。

無事に船へ戻ったのは17時で、早めに帰船できたのでディナーにも間に合いました。安全に1日を満喫できたことに感謝です。

終わりに イマジンピースタワーの点灯式

そして、この日の締めくくりは「イマジンピースタワー」の点灯式。10月9日はジョン・レノンの誕生日で、オノ・ヨーコが設立したこのタワーが点灯されます。20時の点灯に合わせて、早めに夕食を済ませてデッキへ向かいました。点灯の瞬間、光の柱が空に向かって伸びていく光景は、静かで神秘的でした。

今回のこの光景は、右舷の部屋から見えました。今のところ、自身の中では右舷の船室に軍配が上がっています。(私たちは左舷)

ゴールデンサークルの観光中も船で顔見知りになった人たちに会い、挨拶やハグを交わす瞬間も旅の思い出でした。素晴らしい1.5日間を満喫できました。

今回、私が選んだツアーはこちら↓
「レイキャビク発・プライベートゴールデンサークルと秘密のラグーンツアー」

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

ではでは。

 

1日目の観光レポ①はこちら↓

レイキャビク観光レポ①|アイスランド寄港が早まり、市内観光へこんにちは! ピースボート第118回世界一周クルーズに乗船中のAppyです。 アイスランドの首都レイキャビクへの寄港ですが、船長...

POSTED COMMENT

  1. Sally より:

    すばらしい1.5日ですね〜!!
    ルポありがとうございました!!

    • appy より:

      Sallyさん、後半は違った寄港地の
      過ごし方します。
      無計画ではどうなるのか?
      ジャパングレイスのツアーも入れてます。
      色んな人の話しを聞いていると、
      今日のツアーで何処に行くのか
      知らない人もいます。笑

  2. Ellie より:

    ガイドさんも良くてとても素敵なツアーでしたね🥰私も今現地ツアーを探してますが、appyさんの選んだツアーはもう来年6月分は空いてないようです。ちなみにこのサイトはどうやって見つけたのですか?

    • appy より:

      Ellieさん、コメントありがとうございます。
      予約サイトはViator一本にしました。検索しやすいです。トリップアドバイザーの子会社でツアー件数が多く、トリップアドバイザーより早く申し込み枠が解放されたりします。乗船したら、Wi-Fi料金がかかるので、早く探すことが優先になります。
      まだ予約が開始されてないだけでは?
      私のツアーの選び方は、
      料金が高くて割引がないにもかかわらず、
      最近の評価が高いツアーを選んでます。
      プロモーションしないと売れないツアーは
      選びません。

  3. Ellie より:

    アドバイスありがとうございます😊確かにサイトがいろいろあって迷ってます。どこも予約は日本語で大丈夫ですが、何か変更があった時や問い合わせが心配😅翻訳機能で対応すれば大丈夫ですか?あとappyさんのツアー車は何人でしたか?小グループで最大29人とかミニバス19人とかありどちらが良いかも迷ってるところです🥹

    • appy より:

      Google翻訳を使ってます。会ってからでは意思疎通が難しくなるので、前もってメッセージ交換しておく方が、良いです!
      ツアー募集は半年前ぐらいから開始のものもありましたよ!
      プライベートツアーを選んでいるので、多くて7人のツアーを選んでました。2人以上で申し込むと安くなるツアーと、人数分かかるのとあります。サファリだけMax25人の混載ツアーを選びましたが、車が分割されて、一緒に予約した3人だけの車になりました。

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