【緊急】エジプト帰国後、相方がインフル入院！72時間ルールの落とし穴

こんにちは、Appyです。
エジプト旅行から帰国した直後、まさかの事態が起こり、相方（旦那）が高熱を出して入院することに。検査の結果、エジプトで流行中のインフルエンザに感染していたことがわかりました。日本の流行型とは違うそうです。

同じツアー仲間の中にも体調不良の方が数名いらっしゃったのが気がかりです。
この場を借りて「その後、ご無事でしょうか？」とお見舞い申し上げます。

さらに、海外旅行保険には「帰国後72時間以内に受診しないと補償外」という落とし穴もあったことが判明。エジプトや海外を旅する際に役立つ情報を、少しでも共有できればと思います。

帰国便でドッと疲れ？→帰宅後に発熱

エジプト旅行は大満喫だったのに…

• カイロ→ドバイ→関空のフライト中、相方が「食欲がない」「だるい」と訴え始める
• 帰国直後は発熱もなく、いつもの「疲れかな？」と軽く考えていましたが、帰宅後20:30ごろに急に発熱
• 土日を挟んでしまい、すぐに受診できず高熱が続くことに…

エジプトで流行中のインフルエンザと判明、肺炎に悪化

5日目に受診→インフルエンザ

• 月曜日に近所の医院へ行くと「インフルエンザ」の診断
• 処方薬で一時的に熱が下がっても、また38.5℃以上の高熱に戻り、翌朝再度受診・点滴を受ける

 

酸素飽和度80％で救急搬送→入院→インフルエンザA（H3型）と判明

• 夜になっても全く熱が下がらず、呼吸が苦しそうな様子
• パルスオキシメーターで測定すると、なんと酸素濃度が80％！
• 救急相談センターに電話 → 「すぐ救急車を呼びます！」と言われ、そのまま搬送
• 診断結果：インフルエンザによる肺炎で入院
• 日本ではAH1型が流行中ですが、エジプトではAH3型が蔓延しているとの情報もあり、どうやら帰国後の潜伏期間中に発症したようです

 

なぜ救急搬送に？

パルスオキシメーターの測定で酸素濃度が80％

• 通常は95～100%ほどが正常
• 80%台は重篤な呼吸不全の可能性がある危険なレベル

 

救急相談でこの数値を伝えると「すぐに救急車を！」という流れに
教訓：一家に一台パルスオキシメーター

海外旅行保険保険の落とし穴：72時間以内に受診が必須

損保ジャパンの付帯保険はどうなった？

• 私たちはクレジットカード付帯の海外旅行保険（損保ジャパン）を利用していました
• 事前に付保証明書を取り寄せ、エジプト旅行に備えて万全のつもり
• 帰国後に相方が入院したので問い合わせたところ、「インフルエンザは帰国後でも補償対象」とのこと

 

しかし「帰国後72時間以内に発病＆医師の診察」が条件

• 土日を挟んだため、受診が72時間を超えてしまい、保険適用外に…
• もし72時間以内に診察を受けていたら、医療費や必要経費はすべて支給されたはず
• 「ただの風邪だろう」と放置した結果、インフルエンザの発見＆治療が遅れ、しかも保険も効かずダブルで痛い目に…

 

普段から少々の発熱が続いても、病院に行く習慣がなかったのが大きな原因でした。

エジプト旅行で気をつけたいこと

1. マスク着用
   相方はほとんどマスクをしませんでした。機内や人混みではマスクを推奨
   エジプトでは2月下旬から5月上旬は砂嵐のシーズン。砂埃で喉を痛めないように、外でもマスクを推奨
2. 帰国後の体調管理を万全に
   過度に怖がる必要はありませんが、体調不良があったら「海外で流行の病気かも？」と疑ってみるのも大事
3. パルスオキシメーターを常備
   コロナ禍で買い置きした方も多いはず。息苦しさの自覚がなくても低酸素症になっている可能性あり
4. 土日や夜間でも受診できる病院リストをチェック
   帰国後72時間ルールがあるなら、迷わず受診したほうが良い

 

まとめ：インフルエンザから肺炎に。早期受診と保険ルールの確認を！

• エジプト旅行後に体調不良→インフルエンザから肺炎で入院
• クレカ付帯保険は「帰国後72時間以内の発病・受診」が条件。土日を挟んでタイミングを逃すと補償外に…
• パルスオキシメーターやマスク、早期受診が本当に大切だと痛感しました

 

これからエジプトへ行かれる方は、現地での感染症リスクや帰国後の体調変化に十分ご注意を。私たちのように「まさかここまで重症化するとは…」と思うケースもあります。一人でも多くの方が、トラブルなく楽しいエジプト旅行を楽しめますように。

最後に

相方は現在入院中ですが、少しずつ回復傾向にあります。くれぐれも皆さん、体調管理と保険の条件チェックをお忘れなく！