こんにちは、次のピースボートの乗船は、絶対に南航路だと思っているAppyです。
第122回クルーズでは、ブラジルのリオデジャネイロに寄港するのですが──なんと、そのタイミングが 世界最大の祭典「リオのカーニバル」とぴったり重なるんですね!
カーニバル期間中に寄港できるなんて、一生に一度あるかどうかの体験。世界三大美港のひとつとされるその景観、定番の観光スポット、美しいビーチ、そして上空から眺める絶景ヘリ体験まで、楽しみ方は本当にいろいろあります。
……とはいえ、「お祭り=楽しい!」と手放しで喜べるかというと、そうでもないんですよね。実はAppy、お祭りにはちょっとしたトラウマがあって。リマのフェスティバルで予定が狂い、オリャンタイタンボでは激混みの祭りに巻き込まれて、「ここ行きたかったのに!」が叶わなかった経験があります。
カーニバルも例外ではなく、渋滞・治安・混雑・交通規制など、事前に知っておくべきことが山ほどあります。そこで今回は、そんなリオ寄港を思いっきり楽しむために、カーニバル観覧・観光・治安・おすすめツアーまでを調べてまとめてみました。
少しでも参考になれば嬉しいです。
リオのカーニバルとは?
リオのカーニバルは、毎年2月〜3月にかけて開催される世界最大のサンバの祭典です。会場は「サンボドロモ(Sambódromo)」と呼ばれる専用スタジアム。地元のサンバチーム(エスコーラ)が、巨大な山車ときらびやかな衣装でパフォーマンスを披露します。
夜通し続くパレードは、まさに音・光・熱気に包まれる夢の空間。この時期、街全体がお祭りムード一色になり、世界中から観光客が訪れます。
ピースボートとカーニバルのタイミング
第122回クルーズのリオ寄港日は
2026年2月15日(日)〜17日(火)。
そして、リオのカーニバルは
2026年2月13日(金)〜17日(火) に開催予定です。
つまり、ピースボートは カーニバル後半から最終日ど真ん中に寄港するという、まさに狙ったかのような🤣“奇跡のタイミング”。こんなチャンスは一生に一度あるかないか。
街全体がお祭りムードになるため、普段通りの観光が難しくなる一方で、リオの真髄を味わえる“最強の寄港地”になるかもしれません。
観覧席の種類と公式ツアー
リオのカーニバル観覧は、「観覧席の種類」×「安全な移動手段」がポイントになります。
ピースボートの公式ツアーでは、主に以下の3種類が用意されています:
スタンド席(Aコース)
3階相当の観覧席。上からパレード全体を見渡せるタイプ。
価格:約75,000円/定員800名
👉 リオの熱狂を安心して楽しみたい方におすすめ。
アリーナ席(Bコース)
「フリーザ席」と呼ばれるアリーナエリア。観覧者とダンサーが同じ目線で、臨場感は抜群!
価格:約131,000円/定員72名
👉 迫力重視の方向け。ただし座席数が非常に少なく、争奪戦必至。
送迎バス(Dコース)
港〜コパカバーナ海岸を結ぶ自由行動用のバス。観覧席は含まれず、安全にビーチ方面へ移動したい人向け。
価格:約8,000円
📍リオのカーニバルと重ならなかった119回クルーズのオプショナルツアーも参考になります。
119回クルーズオプショナルツアー(公式サイトへ)
👉公式ツアーに参加できなかった場合は、Viator・GetYourGuide・ベルトラなどのツアー予約サイトを活用して、代替プランを探すのがおすすめです。
観覧以外の楽しみ方|ヘリ遊覧・海岸・自由行動
リオの楽しみ方は、カーニバル観覧だけではありません。滞在が3日間あるからこそ、自分のスタイルに合った体験を組み合わせるチャンスでもあります。
空から楽しむ|ヘリコプター遊覧(Cコース)
お祭り騒ぎのリオを空から一望できるのが、ヘリコプター遊覧(C-1〜C-3コース)。
コルコバードの丘のキリスト像、ポン・ジ・アスーカル(シュガーローフ山)、美しい湾岸の景観──
7分間だけの短い飛行ですが、空からの眺めはまさに特権です。
👉 約54,000円と高額ながら、「一生に一度」の思い出を作りたい方に人気の選択肢です。
海派におすすめ|コパカバーナ海岸と送迎バス(Dコース)
海好きにはたまらないのが、コパカバーナ海岸プラン(Dコース)。
世界的に有名なビーチで、散歩やカフェ巡り、ゆったりした時間が楽しめます。
👉 港からの往復送迎バス(8,000円)があるため、治安面が気になる方も安心です。
外部宿泊プランは現実的?
リオ寄港は3日間あるので、街中のホテルに泊まる or 郊外リゾートで1泊 という選択肢も検討できます。ただしこの時期はカーニバル真っ最中=ホテル代が高騰します。
👉 特別な体験を重視するなら検討の価値あり。
👉 ただし安全・予算・時間の管理が難しいので、無理のない範囲で。
Viator/GetYourGuideの活用メリット
クルーズは寄港スケジュールの変更が珍しくありません。
そのため、現地ツアーを個人手配する場合は、キャンセルポリシーが超重要。
👉 ViatorとGetYourGuideは、出発24時間前までキャンセル無料 のツアーが多く、寄港日が変更になっても安心。
👉 口コミ・写真・プラン比較もできるので、選びやすさも◎。
📌参考記事:
▶︎ 【ピースボート乗船前に比較!】公式ツアーと個人手配、どう選ぶ?
Uberは使える?リオでの配車タクシーの注意点
リオではUberが広く利用されていて、料金・運転手情報が事前にアプリで確認できるため、流しのタクシーより安心とされます。
ただし、利用には注意も必要:
- 目的地ルートを必ず確認(ファヴェーラを通る場合あり)
- 運転手情報(顔・車両ナンバー)をアプリと照合
- 夜間利用は避け、人通りの多い場所から配車
- 偽アプリや違法業者には注意(実際に摘発例あり)
👉 Uberは便利。でも過信せず、安全対策をしっかりと。
治安と安全対策|リオ寄港で気をつけたいこと
リオデジャネイロは「世界三大美港」として知られる美しい港町。でも、治安面では決して油断できない街でもあります。せっかくのカーニバルや観光を安全に楽しむために、リオ寄港中は以下の点に注意して行動しましょう。
港から市街地までの移動は?
港から中心部の「リオ・ブランコ通り」までは、徒歩で約12分(約700m)。
距離的には近いですが、徒歩移動はおすすめできません。スリや強盗のリスクがあるため、必ず送迎バスや配車アプリ(Uberなど)を利用しましょう。
観光エリアでの注意ポイント
- コパカバーナ海岸・イパネマ海岸
→ 世界的に有名なビーチですが、置き引き・ひったくりが頻発。
→ 荷物を砂浜に置いたまま泳ぐのは絶対NG。 - サンボドロモ(カーニバル会場)
→ 数万人規模の大混雑。財布やスマホは最小限に。
→ 必ず身軽で行動しましょう。 - 公共交通機関(地下鉄・バス)
→ 特に混雑時のスリに注意。できれば避けるのが無難です。
安全対策の基本
- 貴重品は分散して持ち歩く(1か所にまとめない)
- 服装はなるべく目立たない格好で
- バッグは体の前で持つ(リュックの後ろ持ちには注意)
- 夜間の徒歩移動はNG。送迎付き移動を選ぶ
- 写真撮影は人通りの多い場所だけで
👉 リオの街を楽しむには、「ちょっと慎重すぎるかな?」ぐらいでちょうどいいかもしれません。
カーニバル期間中に気をつけたい現実
リオのカーニバルは“世界最大の祭典”として知られていますが、その裏には、観光客が直面しやすい思わぬ落とし穴もあります。
さらに、カーニバル中には次のようなリスクにも注意が必要です。
🏨 ホテル代の高騰にご注意!
カーニバル期間中、市内のホテルは通常の数倍〜10倍以上の価格になることも。
旅行者の中には「500%〜1000%の価格になっていた」という声もありました。
👉 寄港中は船を拠点にしたほうが、コスト・安全面ともに安心です。
🚧 交通規制&移動の混雑
市内では大規模な交通規制・道路封鎖が行われるため、タクシーやバスの移動が予定通りに進まないこともあります。
特に夜のサンボドロモ周辺は大混雑&渋滞必至。
👉 送迎付きツアーやピースボートの公式バスを選ぶのが無難です。
🚦 過去の交通規制・封鎖の例と公式情報
- 市中心部・主要道路で交通封鎖・規制が行われる。交差点整理や違法駐車取り締まり強化など。
- フロート搬入・搬出時には深夜~早朝の道路封鎖あり。
- 駐車禁止区域:例えばアベニーダ・アントニオ・カルロス通り、プライメイロ・デ・マルソ通りなどで、一定期間駐車禁止措置。
- 地下鉄・公共交通の運行時間延長、駅アクセスに指定が出ることも。
- 公式情報として、Rio Carnival 公式サイト や リオ市政府の交通運営計画 ページを参照。
👉 公式サイトリンク:Rio Carnival
⚠️ 治安リスク(夜間・人混み)
人が多い=安心…とは限りません。カーニバルの群衆の中では、スリ・ひったくりが多発。さらに、夜のクラブやバーでは「飲み物に薬物を混入される被害」も報告されています(実際に海外報道あり)。
👉 大金は持ち歩かず、スマホ・財布は体の前で管理しましょう。
☀️ 気候と健康への対策も必須
リオの2月は真夏。最高気温は30℃超え、湿度も高くて蒸し暑いです。
しかも突然のスコールも多く、カーニバル会場では傘が禁止。
👉 レインコート必須! 汗対策や水分補給もしっかりと。
また、虫よけ対策もしておくと安心です(蚊が多い時期です)。
リオデジャネイロ寄港ツアー特集
リオでは「何を体験するか」で寄港の満足度が大きく変わります。
観覧席が取れなかった人も、観光・自然・空からの絶景など、楽しみ方は十人十色。
ここでは、タイプ別におすすめの現地ツアーをピックアップしています。
まずは自分で探したい方はこちら
📌 サンバとカーニバルの熱狂都市
コルコバードのキリスト像、コパカバーナビーチ、シュガーローフ山など見どころ多数!
👉 リオデジャネイロのツアーを見る(Viator)
👉 リオデジャネイロのツアーを見る(GetYourGuide)
👉 リオデジャネイロのツアーを見る(ベルトラ)
それでは、ジャンル別におすすめを見ていきましょう👇
リオデジャネイロ寄港ツアーpickup
Viator、GetYourGuide、ベルトラからピックアップしました。ベルトラツアーは少数ですが、日本語ガイドが魅力です。リオデジャネイロに関しては、ViatorよりGetYourGuideの方が豊富にそろっています。
🎭 カーニバル観覧
リオ寄港の最大の目玉。サンボドロモのパレードを観覧できるチケット付きプラン。送迎付きなら深夜の帰船も安心。キャンセル不可のものも多いので、ご注意。
📍カーニバル観覧チケット&送迎サービス(GetYourGuide)
👉 サンボドロモでパレードを体感!安心の送迎つき🎭
📍カーニバル観覧チケット(Viator)
👉 世界最大の祭典!チケットのみ、または送迎オプションあり
📍カーニバル観覧セクター5(Viator)
👉 人気の観覧エリア。迫力のパレードを間近で🎶
🏙️ 市内観光・ハイライト
リオの代表的スポットを1日で巡る定番プラン。
📍半日プライベートツアー(Viator)
👉 時間を有効に活用できるプライベートツアー🚐
📍6大スポットを1日で制覇(GetYourGuide)
👉 コルコバードの丘やシュガーローフを効率よく観光🌄
📍キリスト像+シュガーローフ+セラロン(GetYourGuide)
👉 定番観光とブラジル名物ランチ付き🍖
📍リオ1日観光+BBQランチ(Viator)
👉 王道スポットを1日でまわる総合プラン
📍プライベート市内観光+日本語ガイド(ベルトラ)
👉 コルコバードの丘や旧市街を安心の日本語で
🎨 街歩き・文化
📍サンタテレサ&セラロン階段散策(GetYourGuide)
👉 アートと歴史を感じる街歩き📸
📍ダウンタウン歴史散策ツアー(Viator)
👉 リオの旧市街を徒歩でじっくり
📍カテドラル&ポン・ジ・アスーカル半日観光(ベルトラ)
👉 ステンドグラスの大聖堂を含む市内観光
🌿 自然・喧騒回避
📍ティジュカ熱帯雨林ハイキング(GetYourGuide)
👉 滝や洞窟をめぐる自然派プラン🌿
📍ペドラ・ド・テレグラフォ トレイル(GetYourGuide)
👉 崖の上で話題の絶景スポットへ
📍ティジュカ熱帯雨林ツアー(Viator)
👉 野生動物や洞窟探検を体感🌳
🚁 特別体験(ヘリ・絶景)
📍ヘリコプターツアー30分(Viator)
👉 上空からリオ全景を堪能できる贅沢プラン
📍ポン・ジ・アスーカル半日観光(ベルトラ)
👉 ケーブルカーで「砂糖パンの山」からの絶景
🏞️ 郊外リゾート・日帰り
📍ペトロポリス日帰り観光(GetYourGuide)
👉 皇帝の避暑地で宮殿や博物館を見学🏛️
📍近代建築1日ツアー(Viator)
👉 送迎付きで建築スポットを効率的に巡る🏙️
まとめ|一生に一度のリオ寄港を自分らしく楽しもう
ピースボート122回クルーズで訪れるリオは、世界最大のカーニバル開催中に寄港する“奇跡のタイミング”。
観覧席付きツアーは高額&定員制限ありですが、ビーチ散策、ヘリ遊覧、自然体験、街歩きなど、楽しめる選択肢はたくさんあります。
ただし、治安面や混雑、スコールなど、旅慣れた人でも注意が必要な要素もある寄港地です。
- 港から徒歩での移動は避ける
- 移動には送迎付きツアーを活用
- 暑さ・突然の雨・虫よけにも備える
これらを押さえておけば、きっとリオは忘れられない寄港地になります。
自分に合った楽しみ方で、最高の思い出をつくってくださいね!
▶︎こちらのサイトが参考になりました。
ブラジル:リオのカーニバル攻略法(note)
家族で朝まで本場リオのカーニバル体験!(note)