飽きずに過ごせる船内イベント｜ピースボート29-36日目

こんにちは、ピースボート118回クルーズに乗船中のAppyです

本日は2024年9月22日、世界一周第36日目で、久しぶりのまとめ日記となります。
ケープタウンを出港してからの12日間の長い航海も、残すところあと丸3日。

この頃になると、ほとんどの方の生活スタイルが落ち着いてきて、よく顔を合わせる方々はほぼ決まっており、同じ時間帯に同じようなことをしているのだと感じます。一方で、一部のお友達とは全く顔を合わせなくなってしまいました。船内での人間関係や時間の過ごし方も、日々の変化があって面白いものですね。

本気モードの「芸達者祭」

「芸達者祭」というイベントが開催されました。船内で練習を重ねた乗客が自分の上達ぶりを披露する場です。司会は、ドレスを着た4人の女性スタッフたちで、日本語、英語、中国語、韓国語で同じ内容をそれぞれ順番に伝え、とても可愛らしい司会ぶりでした。特に韓国語の発音が可愛らしく、思わず心が和みました。

乗船前に公式のYouTube動画でダイジェストを見たときは興味が湧かなかったのですが、生のパフォーマンスは全く別物。個人的には「おてもやん踊り」に大爆笑しました。

船内でよく見かける人たちがステージに立ち、音楽やパフォーマンスを披露するのを見るのは、とても楽しかったです。特に、お友達が出演すると、つい前のめりになりハラハラ。出演者たちは本気で準備を重ね、その努力がステージ上から伝わってきました。

 

本当に、色々な芸が出てきて、2時間全く飽きませんでした。こうした芸を披露するイベントはこれからも複数回行われる予定みたいなので、今後も楽しみにしています。出演者の皆様、お疲れ様でした。ありがとう、元気をいただきました！

体調を整えて、寄港地観光に備える

船内では元気な人が多く、60代以上の方々はどこにそんなエネルギーがあるのか不思議です。私が疲れている様子を見て、「Appyちゃん、お若いのにね〜」なんて言われてます。少数派では体調を崩す人もいて、中には持病が出てしまい、ベッドで休む時間が多くなっている方もいるようです。私自身も体力に自信がないので、この長い船内生活の間に体調を絶好調に整えて、寄港地観光に備えたいと思います。

ジャグジーとサウナでリフレッシュ

南アフリカでの観光疲れが取れず、ジャグジーとサウナに通う日が数日続きました。特にミストサウナはとても気持ちよく、人気があります。喉を痛めている方にも効果的だそうです。ただ、男性のミストサウナは長期間壊れたままだそうで、残念ですね。

部屋のシャワーに関しては、通常は全く問題なく熱いお湯が出て湯量も十分ですが、夜の8時から9時台にシャワーを浴びると温度が不安定になることに気づきました。時には冷たすぎて風邪を引きそうになることもあり、これは少し困りものです。
ですが、解決方法は簡単です。
シャワーの時間をずらすだけ！

鍼灸マッサージ「アママ」での贅沢な体験

船内の鍼灸マッサージ「アママ」にも行ってみました。洋上で鍼灸を受けられるのは贅沢ですが、60分で15,000円と少々高めの価格設定です。最近ではこの程度の料金が標準的とのこと。実際の施術はとても良かったです。棒灸でツボを温めながら鍼を打つスタイルで、電気鍼とは違い、心地よいチクチク感が続く鍼治療でした。

首の凝りがすっきり取れて、リフレッシュできました。鍼治療はその日にはだるさを感じることもありますが、翌日の爽快感が癖になりそうです。鍼が苦手な方もいるかもしれませんが、マッサージも選べるようになっています。ちなみに、マッサージは60分で12,000円。この値段を考えると、鍼治療の方がコスパが良いのではないでしょうか？

本を読む、映画を見るのもおすすめ

たくさんの方と交流するのは楽しいですが、時には疲れがたまることもあります。普段の生活では、これほど多くの新しい面々と出会うことは少ないため、少しリラックスした時間が必要になります。そんな時には、静かに読書をするのがおすすめです。私の場合、持参した電子書籍「地球の歩き方」を読みながら、寄港地観光の計画を練るのが楽しみ。旅行が好きなので、こうした時間も充実したひとときになります。

8階には自由に借りることができる本棚があり、乗船直後は本でぎっしりだった棚も、今では少なくなっています。この本棚には、持ち込んだ本を寄付することもできるそう。荷物に余裕がある場合、不要な本を持ってきて寄付するのも良いアイデアですね。私は断捨離で古めの「地球の歩き方」を全部捨ててしまいましたが、持ってきていたら再利用できたのにと少し後悔しています。

 

また、昨日は初めてプリンセスシアターで映画を観ました。船内での映画鑑賞は、映像や音響が少し劣るのではないかと心配していましたが、実際に行ってみると予想以上に良かったです。毎日、さまざまな映画が上映されており、このような過ごし方も素敵だと思います。中には映画ばかり観に行っている方もいて、本当に人それぞれの過ごし方があるのだと感じています。

大切なイベントが続々

乗客の避難訓練

いつもは、スタッフの避難訓練ばかり行われていたのですが、この期間中に初めて乗客の避難訓練が行われました。船内アナウンスの危険信号を合図に、全員が指定された集合場所に向かいましたが、集まるまでに40分ほどかかり、その間ずっと待機状態でした。誰からの指導もなく、皆が手探りで救命具の装着作業を行っており、戸惑う様子がありました。私はその間、呑気にボーっと過ごしていました。

避難ボートの位置を確認してから解散となりました。普段の安全な生活に慣れすぎて平和ボケしていた自分がいます。何が起こるかわからないので、このような行事は本当に重要だと感じています。若い人たちは朝早く起こされて少し不満そうでしたが、安全のためには仕方がないですね。

赤道2回目の通過

この期間中、2回目の赤道通過がありました。赤道通過のイベントが再度開催されましたが、私は残念ながら逃してしまいました。赤い服を持っていないこともあって、参加のテンションが上がらなかったのが一因かも。このイベントでは、皆が赤色を身につけるようにアナウンスがあります。118回航路ではあと２回（全部で4回）も赤道を通過する予定ですが、毎回イベントを開催するなんて、スタッフの皆さん、本当にお疲れ様です。スタッフが扮装した赤道侍？さんたちも再登場したそうで、敬意を表したいです。

南アフリカで風邪ひきそうなくらい寒かったのに、再び夏が戻ってきました。プールサイドでは泳いでいる人や日なたぼっこをしている人も。また、日の出が朝8時ごろ、日の入りが夜8時過ぎと遅くなってきたため、早寝早起きのリズムが崩れてきました。

平和イベント「Stop Killing Gaza」

この期間中、船内で平和イベント「Stop Killing Gaza」に参加しました。デッキに大きな横断幕が掲げられ、その前に乗客が集まって写真撮影が行われ、世界中に平和へ願いを発信するイベントでした。公式の写真は他のNGO団体のサイトにも掲載される予定だそうです。

この日はとても暑い日でした。プールサイドのアイスクリーム屋さんでは、いつでもバニラアイスクリームが無料で食べられます！その他の味のアイスクリームは有料です。

食事に飽きがきました：船内の食事選びの工夫

乗船当初は、豊富な種類の料理や美味しいディナーコースに飽きることなんてないと思っていましたが、最近はディナーコースに飽きがきてしまい、14階のビュッフェで食事をするのが普通になってきました。

ビュッフェでは和食、洋食、中華といった多彩なメニューが揃っています。しかし、好きなメニューばかり選んでしまうと毎日同じような食事になってしまうので、その日のテーマを決めて選ぶようにしています。料理の味は変わらず美味しく、特に野菜料理も豊富なので、私は健康のため、味のついていない蒸し野菜を大量に食べるようにしています。また、食べ過ぎを防ぐために、1日2食のスタイルを続けています。

船内では、変わり種メニューが有料で提供されることもあります。例えば、2,500円のダチョウの卵は、有志の仲間たちが集まってワイワイ楽しんでいる光景が見られました。また、ビーフステーキの有料特別メニューや、居酒屋「なみ平」で提供される興味をそそるメニューもあり、料金を払って試すのも一つの楽しみ方かもしれません。

終わりに

ケープタウンを出港して12日間の長い航海も、残すところあと丸3日となりました。4日後からは、次々と5つの寄港地に到着する予定です。

ラスパルマス（カナリア諸島）
カサブランカ（モロッコ）
ポルト（ポルトガル）
リバプール（イギリス）
ベルファスト（北アイルランド）

寄港地での計画を立てるのに、最近は必死です。共有エリアでは、寄港地観光の話し合いが聞こえてくることも多くなりました。明日からは、観光プランと観光レポを順にお届けしたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。それではまた次回！