こんにちは、Appyです。2024年10月23日、ピースボート118回クルーズでパナマのクリストバルへ寄港しました。
この日は、初めてジャパングレイスのオプショナルツアーへ。相方は市内観光、私はクナ族のコミュニティでモラ作りや子どもたちとの交流を楽しみました。針に糸が通らず助けてもらったり、折り紙を囲んだり。言葉が通じなくても、一緒に手を動かす時間が心に残りました。
手仕事や交流の様子は、12枚の写真館【010】にもまとめています。翌日の航行はパナマ運河を通過した乗船日記へ。
※この記事は2024年10月の体験記です。現在のツアー内容・料金は公式情報を確認してください。
参加したツアー(ジャパングレイス/2024年10月)
先住民族「クナ族」の文化体験(118回当時の公式資料)
2024年10月、この寄港地でかかった費用は、2人分で42,000円でした。
※私と相方が別々のツアーに参加した合計です。お土産代は含めていません。
ピースボート全体の総費用はこちらにまとめています。
ピースボートの「文化体験ツアー」とは?
私が選んだのは、名所を見て回るのではなく、現地のコミュニティを訪ねる「文化体験ツアー」。クナ族の皆さんにモラ作りを教わり、歌や折り紙でも交流する内容でした。
人気のツアーで、キャンセル待ちが100人もいたと聞きました。参加できてよかったです。
パナマの先住民「クナ族(kuna)」
今回楽しみにしていたのは、色鮮やかな布を使った手仕事「モラ」。衣装だけでなく、ポーチなどの作品にもなっていて、会場では実物を近くで見ることができました。
ピースボートとクナ族とのつながり
船内では、モラ作りに使うミシンや布、針、糸などを届ける活動についても説明がありました。ツアー代金の一部も支援に役立つと聞き、買い物や体験が、訪問先とのつながりにもなるのだと感じました。
案内を任せて参加できた気楽さ
港からはバスで移動し、スタッフの案内に沿って参加できたので、初めてのパナマでも心強かったです。自由行動では集合場所や帰り道を考えることが多かったので、今回はお任せできる気楽さも味わいました。
歩くのがあまり好きではない私には、移動を任せて、交流そのものに時間を使えるのもありがたかったです。笑
文化交流の事前準備
ツアー準備の説明会
出発前日には、ツアー参加者向けの簡単な会合が開かれ、スタッフから持ち物や文化交流の概要が説明されました。こうした文化体験ツアーに初めて参加する方がほとんどで、多くの参加者が一人での参加でした。私も今回は一人での参加で、相方は市内観光ツアーを選んでいました。

約40名中男性は2〜3名ほどで、ほぼ女性。20代から30代の若い方も5〜6名ほど参加していたものの、年齢層は全体的にバラバラで、手芸が好きそうな方が多い印象でした。
このツアーには、クナ族のコミュニティに支援物資を届ける役割もありました。当日の集合場所には、たくさんの手提げバッグが並んでいました。1人1つを手に取り、バスに乗車。バッグの中には衣類が入っており、寄付されたもののようでした。

お礼の合唱練習
クナ族の方々へのお礼として、私たちも文化交流の一環として、オカリナの伴奏に合わせて「上を向いて歩こう」や「幸せなら手をたたこう」を披露することになり、前日に練習も行い、当日のバスの中でも練習しました。
交流に使うものは各自で持参する案内があり、私は折り紙を用意しました。一方で、子どもたちへ物を配るのは控えるよう説明がありました。訪問先での過ごし方も、前日の会合で確認できました。
車窓から見る景色
港周辺の車窓風景
港を出ると、古く傷んだ建物が並ぶ通りをバスで通りました。これまでの寄港地とは違う街の様子に、窓の外を眺めながら少し緊張しました。

クナ族コミュニティへの道中
コミュニティまではバスで約1時間半。街を抜けると、車窓はだんだん緑の多い景色へ変わっていきました。
バスにはクナ族の方と通訳が同乗していて、彼らの文化や生活に関するお話を聞きました。

途中には「おやすみタイム」も。バスの電気が消され、みんなでうとうと休息モードに。移動中にひと休みできるのも、ちょっと新鮮でした。
心温まるクナ族との文化交流
文化交流として、クナ族の子供たちや、大人による芸などが披露されました。

お返しに私たちからはオカリナと合唱で「上を向いて歩こう」と「幸せなら手をたたこう」をプレゼントしました。
この日の気温は29度に達し、エアコンのない風通しの悪い集会所に大勢が集まったため、室内は熱気でむんむんでした。事前に暑さへの注意はありましたが、予想以上の暑さ。私は何度も外に出て涼を取りながら過ごしていました。
そんな中、ふと気づけば、すでにお歌が始まっているではありませんか!あわてて集会所に戻り、無事に歌のプレゼントに参加できました。
クナ族女性との「モラ」作り体験

クナ族の女性たちに、モラ作りを教えてもらいました。言葉は通じず、見本もないので、手元を見ながら見よう見まね。型紙を使わず、布をフリーハンドでじょきじょき切る姿にはびっくりしました。
また、モラ作りに使う針は日本のものよりも細くて短く、さらに針穴が非常に小さかったため、針穴に糸が通らない! 隣にいたクナ族の女性に何度も糸を通してもらいながら作業を続けました。
子供たちとの折り紙

モラ作りはほどほどに切り上げ、私は持参していた折り紙を出して、子供たちが集まる部屋へ行きました。事前に折り方を復習していたのは鶴だけだったので、もう少し簡単なものを用意しておけばよかったと大後悔。実際に、鶴を一緒に折るには子供たちには難しすぎましたが、それでも折り紙そのものを喜んでくれました。
子供たちは何度も「作って!」とリクエストしてきて、楽しそうな笑顔を見ることができました。
クナ族からの夕食のもてなし

クナ族の方々から、夕食のもてなしを受けました。メニューは、魚料理、野菜、ライスがワンプレートに盛られ、果物のお皿。まるごと一匹のお魚なんて、彼らの歓迎の気持ちが伝わってくるではありませんか!
シンプルながらも、お味は美味しかったです。この魚の名前を聞くのを忘れてしまったのが少し心残りです。
現代と伝統が交錯するクナ族の生活
会場の周りではスマートフォンやテレビアンテナも見かけました。モラの手仕事に触れたあとで、普段の暮らしの一場面にも目が向きました。

手作りモラの販売

会合の部屋の周りでは、モラを使った作品を販売していました。細かな手仕事を自分でも少し体験したあとだったので、並んだ作品を眺めるのも楽しかったです。支払いは米ドルでした。
私はこれまでの寄港地で、日本のお友達へのお土産を買いそびれていたので、ここが絶好のチャンスでした。事前に「コミュニティで販売しているモラは高い」とスタッフから説明を受けていましたが、彼らの生活の支援になると思い、迷わずカラフルで可愛い小さめポーチをまとめ買いしました。

モラの作品は、一つ一つが手作りで、直線が少し曲がっているなどの手作り感が溢れており、それがかえって温かみを感じさせました。小さいものは3ドル、中くらいのものが5ドル、大きいものは8ドル。これらがすべて世界に一つだけのアート作品だと考えると、決して高い買い物ではないと思います。
翌日、船内で初対面のご婦人とお話ししていたら、同じツアーに参加していたことが分かりました。この方はクナ族のツアーが「今まで参加したツアーの中で最高だった」とおっしゃっていましたが、一つ後悔されたのは、米ドルを持っていくのを忘れてしまい、お土産としてモラを一つも買えなかったことだそうです。私はその話を聞いて、自分が買ったモラの中から2つお分けすることにしました。素敵な作品をシェアできて、お互いに嬉しい思い出となりました。
パナマの現代都市との対比
翌日、パナマ運河を通過した先には、近代的なビル群が広がっていました。前日に過ごしたコミュニティとは、ずいぶん違う景色。同じパナマにも、いろいろな表情があるのだと感じました。
手仕事を体験して感じたこと
短い訪問でしたが、モラを作る手元や、折り紙を待つ子どもたちの顔は、写真を見返すとすぐに思い出せます。買って帰ったポーチにも、助けてもらいながら縫った時間が重なって、特別なお土産になりました。
終わりに
今回のツアーは、文化交流をメインにしたピースボートらしいツアーで、とても満足のいく内容でした。参加者の間でも非常に好評で、帰ってきてから他のツアーに行った友達や相方から「羨ましい!」と言われるほどでした。
コミュニティでは約4時間過ごし、そのまま船へ戻りました。初めてのパナマなので、市内ももう少し見たかった気持ちはあります。それでも、観光名所を回るだけでは味わえなかった交流に、大満足の1日でした。
この日の様子は、パナマ・クリストバルの写真館010でも、12枚の写真で紹介しています。モラの手仕事や子どもたちとの交流を、写真からもご覧ください。
翌10月24日には、船でパナマ運河を通過しました。その日の様子は、パナマ運河を通過した乗船日記で紹介しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ほかの寄港地も、ピースボート118回の寄港地一覧からご覧いただけます。




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コメント一覧 (1件)
中米から南米アンデスの少数民族 そしてタイなど東南アジアの少数民族 全く陸続きではないはずなのに手工芸に共通点があります。 もしかしたら昔々のムー大陸や縄文(日本)と陸続き 共通するルーツがあるのでは? ロマンですね〜 色使い、刺繍、アップリケ とても素敵ですね!!