こんにちは、Appyです。
エジプト旅行を考えたとき、多くの方が気になるのが
「治安は大丈夫?」「体調を崩さない?」という点ではないでしょうか。
2025年2月、私たち夫婦はエジプト9日間のツアーに参加しました。
帰国後、相方がインフルエンザに感染して入院するという出来事があり、さらに私自身も1か月ほど喉の痛みと咳に悩まされました。
この経験を通して、旅行中だけでなく、帰国後まで含めた健康管理と事前準備の大切さを改めて実感しました。
エジプトは観光地としては比較的安全に整備されていますが、場所による治安の違い、乾燥した気候、砂埃、長時間フライトなど、日本とはまったく違う環境であることも事実です。
この記事では、
- エジプトの治安は実際どうなのか
- 水や食事の安全対策
- 砂嵐(ハムシーン)や季節の注意点
- シニア世代が気をつけたい体力面
- ラマダンなど旅行時期のポイント
を、実体験を交えながら整理します。
「正しく備えれば、エジプトは十分に楽しめる」その判断材料として、この記事が役立てばうれしいです。
エジプトの治安は「場所によって違う」という実感
エジプトは、近隣諸国で紛争が続いている地域とも隣接しています。パレスチナ問題や戦争のニュースを目にするたびに、
「こんな時に、海外旅行なんて行っていいんやろか…」と、正直なところ気が引けたこともありました。
エジプトは治安が不安定という報道を耳にすることもあります。外務省の安全情報でも、シナイ半島北部や一部国境地域など、渡航を避けるべきエリアがあると明記されています。
ただ、Appyが実際に訪れた
- カイロ
- ギザ
- ルクソール
- アスワン
- ナイル川クルーズの寄港地
といった一般的な観光エリアでは、
・観光警察の存在
・ツアーバスへの警備
・観光客の多さ
もあり、ツアーで回る分には過度な不安を感じることはありませんでした。
アレキサンドリアの治安は?
アレキサンドリアはエジプト第2の都市で、地中海沿いの歴史ある街です。観光地としては比較的落ち着いていますが、大都市であるため、
- スリ
- 置き引き
- 混雑エリアでのひったくり
- 夜間の一人歩き
など、都市型の軽犯罪への基本対策は必要です。ツアーで訪れる場合はルートが限定されるため、過度に不安を感じる必要はありません。
ポートサイドの治安は?
ポートサイドはスエズ運河の北端にある港町です。観光都市というより、港湾都市という雰囲気が強いエリアです。港周辺はやや雑多で、
- 客引き
- 軽いぼったくり
- 人混みでのスリ
には注意が必要です。
ツアー寄港で短時間滞在する分には、特別に危険という印象はありませんが、自由行動の際は基本的な防犯意識を持つことが大切です。
白砂漠・黒砂漠は?
白砂漠や黒砂漠は、カイロから離れた砂漠地帯です。治安というよりも、
- 医療機関が遠い
- 携帯が通じない場所がある
- 夜は真っ暗
- ガイドの質に差がある
という意味で、個人手配の場合は慎重さが必要です。
信頼できる会社のツアーで行くなら問題ありませんが、シニア世代が完全個人手配で行くのは、少しハードルが高い印象です。
基本の防犯ポイント
カイロのピラミッド観光では、警察官がツアーバスに同乗されていました。観光客の安全対策として一般的な対応とのことでした。
エジプトの観光地は一般的に大きな暴力犯罪の発生率は低いですが、 スリやバッグのひったくりなどの軽犯罪が観光客を狙う場合があります。
- 貴重品は分散して管理(バッグは斜め掛け等)
- 混雑した場所では周囲をよく観察
- 夜間や人気のない場所の一人歩きは控える
- 現地の観光警察やルールに従う
エジプト旅行の健康対策|水・食事・体力のリアル
エジプトでは、水と体調管理がいちばん大事だと実感しました。まず基本として、水道水は飲用不可とされています。飲み水は必ずペットボトルのミネラルウォーターを使うのが安全策です。
ここでひとつ重要なポイント。
添乗員さんに言われたのが、
「ペットボトルを買うときは、キャップがきっちり閉まっているか確認してください」
ということ。
街中で買うボトルの中には、軽くひねっただけで開きそうなボトルがあるそうです。
詰め替えて売られている可能性もあるとのことで、正直びっくりしました。
Appyは、飲むだけでなく、歯磨きや口をすすぐときもペットボトルの水を使用しました。これでは、「どこまで信用してないねん」と突っ込まれそうですが、衛生面が信用ならない国では、私はそれを実践しています。
お腹壊して体調が悪くなったら、旅行どころじゃなくなるからね。
食事の衛生面について
今回の旅はツアーで全食事付き。ツアーで利用するレストランは比較的安全と説明を受け、実際にお腹を壊した人はいませんでした。
ただし、自由行動で
- 屋台
- 露店
- 氷入りドリンク
- 生野菜
を選ぶ場合は注意が必要です。
旅行者下痢や食中毒は、エジプトでは珍しくありません。整腸薬や常備薬を持っていくのはおすすめです。
体力面は甘く見ない
エジプトはツアーであっても、ある程度の体力が必要です。
- ピラミッド内部は中腰で急勾配
- 王家の墓は歩行距離が長く階段多数
- 足元は常に不安定
- 運動靴は絶対に必要。
ツアーメンバーには80代の方もいらっしゃいましたが、見事にクリアされていました。年齢よりも、日頃の体力作りがものを言うと感じました。山登りが趣味の方は、まったく問題ないでしょう。
また、馬車移動は揺れが強く、首や腰に不安がある方は要注意です。
フライトと時差
日本からエジプトまでは長時間フライト。時差もあり、疲労は確実にたまります。体力に不安がある方は、
- プレミアムエコノミー
- ビジネスクラス
を検討するのもひとつの選択肢です。出発前に体調を整えておくことが、実は一番の健康対策でした。
エジプトの気候と旅の時期選び(健康に直結)
エジプトは一年を通して乾燥した気候です。
ベストシーズンは?
一般的に観光しやすいのは10月〜3月ごろ(秋〜冬)
・日中は20〜25℃前後
・朝晩は冷え込む
・砂漠では体感温度がかなり下がる
私が訪れた2月も、日中は暖かいけど、朝晩はダウンが必要でした。
夏は想像以上に過酷
4月後半〜9月は本格的な暑さ。
・日中40℃超え
・場所によっては50℃近く
・強烈な紫外線
・脱水と熱中症リスク大
特にシニア世代にはかなりハード。夏の観光は、体力に自信がある方以外はあまりおすすめしません。
乾燥と砂埃、日差しについて
エジプトは砂漠の国。帰国したら、お気に入りの運動靴が真っ白になっていました。服も砂まみれで全体的に白い。喉もやられてしまい、咳が1ヶ月もつづきました。病院にいったけど、咳止めは全く効かなかった。
そして、使い捨てコンタクトレンズを利用してるのですが、1日2回入れ替えていました。
症状的には、
✔ 目がゴロゴロする
✔ 喉が痛くなる
✔ コンタクトはかなり不快
喉や気管支が弱い方は、マスクや目薬を必ず持参を。のど飴を持参すると安心です。
日差しも強く、こまめな水分補給と帽子は必須。
相方が帰国後に入院した記事はこちら👇
エジプト帰国後に起きた想定外|相方インフル入院と72時間ルール
エジプト旅行、避けるべき時期について
エジプト旅行では、行く「場所」だけでなく、「時期」も大切です。
気候や宗教行事によって、体力面や過ごしやすさが大きく変わります。
砂嵐(ハムシーン)について
エジプトでは、春(3月〜5月)にかけて
「ハムシーン(Khamsin)」と呼ばれる季節風が吹くことがあります。
特に3月〜4月は発生しやすい時期です。
ハムシーンは、
- 高温で乾燥した強風
- 砂を巻き上げる
- 視界が悪くなる
- 空気が一気に悪化する
といった特徴があります。
重度の喘息や気管支に不安がある方、シニア世代で呼吸器が弱い方は、できれば10月〜2月の安定した時期を選ぶほうが安心です。
Appyが訪れたのは2月でしたが、それでも砂埃は想像以上でした。
春先に行く場合は、マスク・目薬・サングラス・喉ケア用品は必須レベルです。
ラマダン期間にも注意
エジプトでは、毎年約1か月間「ラマダン(断食月)」があります。
2025年は2月末〜3月末頃、
2026年は2月中旬〜3月中旬頃の予定です
(※新月観測により前後します)。
ラマダン中も観光は可能です。
ただし、
- 日中に閉まる飲食店がある
- 観光施設の営業時間が変則的になる
- 夕方(断食明け前)は交通が混雑しやすい
- 現地スタッフの動きがゆっくりになることがある
といった変化があります。
ツアー参加であれば大きな支障は出にくいですが、自由行動が多い場合は事前に営業状況を確認しておくと安心です。
ラムセスデーは避けるべき?
アブシンベル神殿では、年に2回、ラムセス2世像に朝日が差し込む「ラムセスデー」があります。ツアーでは、その日の前日に訪問する行程が組まれていました。
体験として正直に言うと、この時期は日本人観光客が非常に多く、
- 空港が混雑
- 観光地がカオス状態
- 写真撮影もひと苦労
という状況でした。
貴重な体験ではありますが、「混雑が苦手」「ゆっくり見学したい」という方は、この日程を避けるのも一案です。
当日の温度感を記した観光レポはこちら
【エジプト旅行記③】ラムセスデイの夜明け大混雑→ナイル川クルーズへ
エジプト旅行の持ち物リスト|乾燥・砂埃対策で本当に役立ったもの
エジプト旅行では、乾燥と砂埃対策が最重要ポイントでした。実際に持って行って「これは正解だった」と感じた持ち物をまとめます。
健康・衛生対策グッズ
✔ マスク(砂埃・乾燥対策)
✔ 消毒ジェル・除菌ティッシュ
✔ 常備薬・整腸薬・持病薬
✔ のど飴・喉スプレー
✔ 目薬
✔ コンタクトレンズ予備
エジプトは想像以上に乾燥しています。
Appyが訪れたのは2月でしたが、それでも喉がやられ、咳が長引きました。
特に3月〜4月のハムシーン(砂嵐)時期に行く場合は、喉ケア用品は必須レベルです。
コンタクト利用者は、目のゴロゴロ対策として予備を多めに持参するのがおすすめです。
日差し・気候対策
✔ 日焼け止め
✔ 帽子
✔ サングラス
紫外線は非常に強く、冬でも油断できません。
砂埃で目が痛くなることもあるため、サングラスは実用アイテムでした。
トイレ事情と衛生面
エジプトでは、観光地や公共エリアのトイレは有料の場合が多く、トイレットペーパーが備え付けられていないこともあります。
有料トイレではティッシュを渡してくれることがほとんどですが、清潔さは日本基準とはかなり違います。有料であっても、汚れているのが普通と考えておいたほうが安心です。
また、五つ星ホテルであってもウォッシュレットはありません。気になる方は、携帯ウォッシュレットを持参すると安心かもしれません。
敏感な方は、
✔除菌ティッシュを多めに
✔携帯ウォッシュレット
を持っていくことをおすすめします。
ツアーであれば添乗員がまとめて対応してくれる場面もありますが、自由行動がある場合は、小額紙幣を用意しておくとスムーズです。
エジプト旅行の現金はいくら必要?|米ドル・ポンド・カードの使い分け【実体験ガイド】
観光地で役立ったもの
✔ 薄手の手袋(ピラミッド内部)
ピラミッド内部は、中腰で急勾配の階段を上り下りします。
実際に体験してみてわかったのですが、薄手の手袋をはめていると、手すりを滑らせながら体を支えられるため、かなり楽でした。
素手だと摩擦で手のひらが痛くなりますし、砂やほこりで手すりがざらついていることもあります。
衛生面が気になる方にも、手袋は安心材料になります。
正直、出発前はそこまで重要だと思っていませんでしたが、意外な“持ってきてよかったアイテム”でした。
現地で用意できるもの
✔ ガラベーヤ(ナイル川クルーズのパーティー衣装)
✔ スカーフ(モスク見学用)
ガラベーヤは現地で購入可能。ツアーメンバーは全員着用していたので、持っている方はぜひ持参を。
モスク見学では、女性はスカーフがあると安心です(現地調達も可能)。
まとめ — 準備してこそ、エジプトは楽しめる
エジプトは、歴史と文化のスケールが圧倒的で、一生に一度は訪れる価値のある国だと感じました。
一方で、乾燥した気候、砂埃、長時間フライト、そして地域によって異なる治安状況など、
日本とはまったく違う環境であることも事実です。
事前に知り、備えておくこと。
・飲み物や食事の安全対策
・体力面の準備
・時期選び(気候・ラマダン・砂嵐)
・基本的な防犯意識
これらを整えておけば、過度に不安になる必要はありません。
そして忘れてはいけないのが、海外旅行保険の確認です。
もしものときに備えて、
補償内容や適用条件(受診期限など)を事前にチェックしておきましょう。
Appyはクレジットカード付帯保険を利用しましたが、
補償の範囲や金額に不安がある場合は、追加加入も検討すると安心です。
詳しくはこちらの記事でまとめています。
ノマド・長期旅行者向け|クレジットカード海外旅行保険ガイド【全体比較と補完戦略】
正しく準備すれば、エジプトは十分に楽しめる国です。
安心を味方につけて、濃い旅を体験してください。
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▶︎ エジプト総合TOP(観光・費用・写真館)
▶︎ 【体験記】エジプト旅行記まとめ(観光レポTOP)
▶︎ エジプトのツアーTOP(周遊・ナイル川クルーズ)
旅が好きな人ほど、
毎回悩むこと
旅の計画は楽しいのに、いつも後回しになるのがお金と保険のこと。
- 現金はいくら持っていく?
- カードだけで足りる?
- クレカの保険だけで足りる?
サービスや条件は、ここ数年でかなり変わっています。もしよかったら、今のやり方と比べてみてください。
👉 海外でのお金の管理
(Wise:手数料が最安。便利で手放せない!)
👉 海外旅行保険の考え方
(AURAS:目から鱗。やっと見つけた!)
新しい気づきがあるかもしれません。
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あなたが「いつか行ってみたい」と思ってるなら、私は乗ってきた人として言える。
ピースボートは、想像以上に面白かった。
でも、向き不向きもある。
だからまずは資料を見てみて。夢か現実か、自分で判断できるから。
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