エジプトに着いたその日、
私たちはナイル川沿いの5つ星ホテルに泊まった。
スイートルームだった。
部屋は広く、景色もよく、
何もかもが整っていた。
けれど、心は、
まだ空港に置き去りのままだった。

着いた。
でもまだ、始まっていなかった。

広い。
高い。
遠い。
疲れて座るしかない場所。

無駄に広い。
誰にも文句は言えなかった。

「贅沢ですね」と言えるほどの
余裕は、なかった。

甘さが襲ってくる。
疲れと一緒に。

アルコールが、味というより
「許可」だった。

結局、ここで何を味わったんだろう。
ラグジュアリーなはずの一夜だった。
だけど、ほんとうに欲しかったのは、
「おいしい」と思える味と、
ただの静けさだったのかもしれない。
おまけ漫画
エジプト漫画|5つ星ホテルの甘くて苦い夜
写真館で伝えきれなかった“感情のすき間”を、
漫画でお届けします。

▶ セリフ(テキスト)を読む
①カイロ ナイル川沿い5つ星ホテルにチェックイン!「インターコンチネンタル カイロ セミラミスにチェックイン スイートるーむにて。「着いたでーー!! ナイル川ビューのホテルやん! いざ、冒険のはじまりやー♩」キラーン!
②「無駄に広すぎん?どこまでが部屋やねん?」ひえっ…‼︎ ひ広っ…‼︎
③「ええけど…正直、体がまだ空港で止まっとるねん…」
④ホテルのレストランにてケーキとビール「甘いんはええけど…このビールは”許可”やな。知らんけど〜」
5つ星ホテル、その夜の続きへ
ナイル川ビューのスイートルームに、豪華なビュッフェ。それでも疲れきった頭と体は、なかなか旅に追いつきませんでした。あの夜の出来事と、盛りだくさんだったエジプトツアーの本音を詳しく振り返ります。
スイートルームの夜、実際どうだった?
ナイル川沿いの5つ星ホテルへチェックイン。広すぎるスイートルーム、豪華な夕食、そして限界だった睡魔まで、カイロ初日の旅行記です。
豪華なのに、なぜこんなに疲れた?
ピラミッド、アブシンベル、ナイル川クルーズまで全部入り。満足度は高かったけれど、時間にも体力にも追われた9日間を本音で振り返ります。





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