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ピースボートでイスラエルについて考える 世界一周18-20日目

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こんにちは!ピースボート118回世界一周クルーズに乗船中のAppyです。

気づけば、もうクルーズ20日目。時間が本当にあっという間に過ぎていきます。今日は、船内でまだ一度も寄港地に降り立っていない方にお会いしました。理由を聞いたら「船内が快適すぎて、下船する気にならない」とのこと!こういう方はリピーターかなと思ったら、なんと初乗船の方でした。本当にクルーズの過ごし方は人それぞれだな〜と、新しい発見でした。

今日はピースボートの船内で行われた水先案内人 岡真理さんによるシリーズものセミナーの第5弾

「ホロコースト犠牲者の国って、ホント? ~イスラエルという国~」

に参加しました。実は、セミナーのテーマである「ホロコースト」という言葉も、最初は「ホロスコープ(占星術)」と間違えてしまったほど、まったく知らない世界でした(笑)。そんな私のような無知な人が、今回のセミナーで学んだことと、感じたことをまとめてみます。

イスラエルという国について考える

「ホロコースト犠牲者の国って、ホント? ~イスラエルという国~」岡真理

ホロコーストとは?

まず、ホロコーストとは、第二次世界大戦中にナチス・ドイツがユダヤ人を含む多くの民族や集団を大量に虐殺した歴史的な悲劇のことです。約600万人のユダヤ人が命を奪われ、彼らの苦しみは世界中に深い影響を与えました。この出来事が、イスラエル建国にどのように影響を与えたのかを知ることが、今回のセミナーの大きなテーマでした。

初めて知った「シオニズム」

もう一つ私にとって大きな発見だったのは、シオニズムという言葉です。正直、これまでシオニズムについて全く知りませんでした。このセミナーで初めて耳にし、「ユダヤ人が独自の国家を持つべきだ」という思想だと学びました。

19世紀後半に始まったこの運動は、ホロコースト以前から存在していたそうです。イスラエルが1948年に建国された背景には、このシオニズムが大きく関わっていたのです。ホロコーストをきっかけに国際的な支持が高まり、結果的にイスラエルがユダヤ人の国家として誕生しました。このような歴史的な背景を知ることで、イスラエルについての理解が深まりました。

パレスチナ問題とその本質

セミナーの中で特に印象に残ったのは、パレスチナ問題の本質についての説明です。パレスチナは長い間、イスラエルによって占領され、封鎖されています。住民たちは自由な移動ができず、生活は厳しい環境に置かれています。特にガザ地区では、劣悪な衛生環境や物資の不足が深刻な問題で、岡さんはこの状況を「生きながらにして死を強いられている」と表現していました。

この問題が単なる領土争いではなく、構造的な暴力に根ざしているという説明は、私にとって非常に考えさせられるものでした。日常的に報じられるニュースではあまり見えない側面を知ることができ、問題の複雑さがよく理解できました。

ホロコーストの記憶と政治的利用

もう一つ考えさせられたのは、ホロコーストの記憶がイスラエルの政治的な文脈で利用されているという点です。イスラエルでは、ホロコーストが国家のアイデンティティを支える重要な要素となっており、それが政治的に利用されているという話は、非常にデリケートなテーマでした。

感想

イスラエルとパレスチナの問題は、ただニュースで見聞きするだけではその本質を理解するのは難しいと感じました。今回のセミナーは私にとって、世界の複雑な現実を知る大きな一歩となりました。このテーマは、多くの立場や意見があります。そのため、私自身もこの問題について一方的な結論を出すのではなく、引き続き学び、考え続けていきたいと思っています。

終わりに

いや~、今日は本当に難しいテーマのセミナーでした。最後まで集中して聞いた自分に驚いています(笑)。

クルーズも20日目を迎えると、すっかり生活リズムが整ってきたようです。「船内新聞」というA3サイズのイベントスケジュールが前日の夜に部屋に配られ、それを見ながら一日中、船内を忙しく動き回っています。

周りの乗客たちは、毎日いろいろなイベントに積極的に参加していて、ヨガや太極拳、ソーラン節、英会話、映画上映など、本当に盛りだくさん!

ソーラン節の練習風景

食事の時間も惜しんで、パワフルに活動している人が多いです。ほとんど一人で行動している方が多いですが、イベントで趣味の合う人と出会ってお話ししたり、時には一緒に食事をしたりして、その合間に1日があっという間に過ぎていきます。

それにしても、みんな朝が早い!4時や5時に起きているという話を聞いて、びっくりしました。私は7時に起きるので、朝の体操系イベントにはなかなか参加できませんが…(笑)。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ではでは、またね!

POSTED COMMENT

  1. ひろ より:

    南中ソーラン節を甘く見てました。やってみるとかなりハードで30分も踊ると汗だくです。本日皆んなで参加します。

    • appy より:

      ひろさん、今日夏祭りですね。
      ソーラン節、現代版にアレンジされててかっこいい!
      ものすごくハードそうでしたね。楽しみにしています!

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