📍ピースボートでは、実際に恋愛や出会いがあります。
ただし、全員がそうなるわけではありません。船の上だけで終わる関係もあれば、下船後も続く関係もある。この記事では、100日以上を同じ船で暮らすからこそ生まれる恋愛の楽しさと難しさを、乗船者の立場からまとめます。
こんにちは、Appyです。
ピースボートでの世界一周クルーズから帰国して、1年8か月が過ぎました。あのときの船の揺れやデッキの風は、少し遠い記憶になりつつあります。
でも、不思議と「船内の人間関係や空気感」は、今でもはっきりと思い出せるんですよね。
今回は、ちょっと気になるけれど、なかなか聞けない「船内の恋愛事情」について書いてみます。
ピースボートで恋愛はある?
まず、「ピースボート やりまくり」という少し過激な言葉で検索されているのを見て、驚く方もいるかもしれません。
結論から言うと、少なくとも私が乗った船内は、その言葉から想像するような極端な世界ではありませんでした。
ピースボートは、恋愛を目的に乗る船ではありません。それでも、100日以上を同じ人たちと過ごす中で、友情が恋愛へ変わったり、自然と親しい関係になったりすることはあります。
「恋愛が生まれやすい船」というよりも、人との関係が深まりやすい環境が最初からある。私は、そんなふうに感じています。
100日間の船旅は、自然と人との距離が近くなる
私が乗ったピースボート第118回クルーズには、約1,700人の参加者がいました。平均年齢は76歳と船内で聞きましたが、10代から30代の若い世代も数百人はいた印象です。
日本人が約8割で、一人参加は全体の約40%と言われていました。
3か月以上、ずっと同じ船で顔を合わせる日々。寄港地へ降りるのは20日ほどで、残りの80日以上は船内で過ごします。
朝起きて、食堂へ行き、講座やイベントに参加し、廊下やエレベーターでまた同じ人とすれ違う。一緒に寄港地へ出かけることもあります。
普通の旅行なら一度きりで終わる出会いが、船では何度も続きます。顔見知りになり、言葉を交わし、少しずつ相手のことを知っていく。
そらもう、「出会いがあるかも」というより、出会いが育ちやすい環境が、最初からできあがっているんですよね。
私が船内の恋愛事情を知ったのは、下船してからだった
ちなみに私Appyはというと、17時に晩ごはんを食べたら部屋へ直行。夜はシャワーを浴びて、ブログを書いて、そのまま寝る。
完全に「引きこもり系」の乗船スタイルでした。笑
だから、船内でどんな恋愛が生まれていたのかを知ったのは、下船してからです。
船友さんと話していると、突然、
「え? あの人とあの人、そんな関係やったん?」
という話が出てきます。
たとえば、こんな話を聞きました。
- デッキで朝まで、毛布にくるまって一緒にいたカップルを見た
- 誰かが部屋を貸して、二人だけになれるようにしていたという噂があった
もちろん、すべてが事実かどうかは分かりません。私はその場を見たわけではなく、後から聞いた話です。
それでも、「ありそうやな」と思えてしまう。それくらい、同じ人たちと濃い時間を共有する世界だったのだと思います。
恋愛に年齢は関係なかった
若い人同士のカップルも、もちろんいました。
でも驚いたのは、70代や80代の方々にも恋模様があったことです。
「青春って、一度だけのもんちゃうんやな」
私は、素直にそう思いました。
同じ船で毎日のように顔を合わせ、価値観の近い人とゆっくり話す。長い人生を歩いてきたからこそ、分かり合えることもあるのかもしれません。
その中で心が通い合う瞬間があったとしても、何も不思議ではないですよね。

船の上で終わる恋も、その後も続く関係もある
船の中で始まった関係が、船の上だけで終わることもあります。
100日以上の非日常を一緒に過ごしたからこそ生まれた関係でも、下船すれば、それぞれの日常へ戻ります。住んでいる場所も、家族も、それまでの生活も違います。
一方で、下船後も関係が続く人もいます。中には、ピースボートで知り合い、生涯のパートナーになった方もいらっしゃいます。
100日以上という長い旅です。
「一夏の恋」どころやない。
「一季節+α」の恋です。
一緒に暮らすような時間を過ごすからこそ、普通の旅行では生まれにくい関係が育つこともあるのでしょう。
「世界一周の案内人」コージさんの動画では、ピースボートで出会い、ご結婚されたという70代のご夫婦が紹介されています。
▼船旅で出会ったお二人の恋愛観も、とても興味深いです。
恋愛は、きれいな話ばかりではない
船の上で恋愛が生まれることはあります。
でも、恋愛である以上、すべてが楽しい話で終わるわけではありません。
同じ人を好きになることもある
同じ人を何人かが好きになれば、関係が複雑になることもあります。取り合いのような状態になったり、誰かと付き合っていると思っていた人が、別の人とも親しくなったりすることもある。
二股や不倫と受け取られるような、複雑な関係もあったと聞きました。
ただ、私はその人たちの事情をすべて知っているわけではありません。誰かの恋愛を外から簡単に判断するつもりもありません。
関係が終わっても、同じ船の中にいる
普通の旅行なら、旅先で関係が終われば、そのまま会わなくなることもあります。
でも、100日以上同じ船で暮らしていると、そうはいきません。関係が終わっても、翌日また顔を合わせることがあります。
レストランで会う。
イベントで会う。
共通の知り合いもいる。
人との距離が近い船では、関係が始まったあとも、終わったあとも、お互いの姿が見え続けます。
船の中では、噂も広がりやすい
誰と誰が付き合っている。別れたらしい。今度は別の人と親しくなったらしい。
船内には共通の知り合いが多いため、そんな話はどうしても周りへ広がりやすくなります。最初は小さな話でも、いつの間にか尾ひれがつくこともあります。
恋愛もまた、人との距離が近いからこそ生まれる楽しさと、近いからこそ起こる難しさ、その両方を持つ人間関係のひとつなのだと思います。
恋愛に興味がなくても、人との出会いはおもしろい
とはいえ、「恋愛をするためにピースボートへ乗る」という人は、正直、それほど多くないと思います。
世界一周をしてみたい。長い船旅を経験したい。寄港地をめぐりたい。新しいことを始めたい。
それぞれ違う目的で集まった人たちが、同じ船で100日以上を過ごします。
そこで生まれるのは、恋愛だけではありません。
友情が生まれる。
一緒に寄港地を歩く仲間ができる。
下船後も会う友人ができる。
次の旅を一緒に計画する人もいる。
正直、私は恋愛アンテナがあまり立っていないタイプです。
それでも、下船してから聞いた恋愛の話には「へぇ〜」「そんなことがあったんや」と驚きました。
もし、これからピースボートへ乗る方が「恋なんて関係ない」と思っていたとしても、どこかでふと、人との出会いに心が動く瞬間が訪れるかもしれません。
それが恋愛なのか、友情なのかは分かりません。
でも、普段なら出会わなかった人と出会い、少しずつ相手のことを知っていく。その時間も、100日間の船旅のおもしろさなのだと思います。
そして、そのときに「ああ、あの記事のことやな」と、ふと思い出してもらえたらうれしいです。
ピースボートの友達、グループ、相部屋、夫婦、一人時間など、人間関係全体については、こちらの記事で詳しくまとめています。
👉 ピースボートの人間関係と心の置き方|107日間でわかった友達・恋愛・一人時間との付き合い方

🛳 ピースボートの人間関係が気になる方へ
乗船前のSNS交流、船内での距離感、夫婦や一人参加の過ごし方、そして旅を終えて感じたこと。100日間の船旅で気になる「人とのつながり」を、実体験ベースでまとめています。
👉ピースボートの人間関係と心の置き方
👉SNS交流|乗船前から旅が始まる時代へ
👉夫婦でも一人でも大丈夫?私たちの体験と過ごし方
👉ピースボートの恋愛事情|船旅で生まれる出会い
👉乗船前と乗船後で変わったこと|世界一周の感想


コメント
コメント一覧 (2件)
ご無沙汰してます。
ひさびさにブログを拝見しました。
面白かったです。
ひろさん、こんにちは。お久しぶりです。
読んでいただきありがとうございます。
すっかり暖かくなりましたね。
もう、乗船したことが数年前みたいな記憶になりました。
ブログはポツポツ書いてます。
最近はnoteに思い出を綴ってますので、よろしかったら、また遊びにきてください。
Appyのふわっと旅エッセイ