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楽しみ方と苦労、食事や船室選びのリアル|ピースボート100-101日目

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こんにちは!Appyです!
ピースボート第118回世界一周クルーズから帰国して、ようやく初めての投稿です。帰ってきてからというもの、日常に戻るまでがバタバタで、クルーズの疲れもどっと押し寄せてきました。これがいわゆる「クルーズロス」ってやつなんでしょうかね。

頭がまだ揺れているような感覚が続いていて、船の余韻が体に残っているみたいです。今日はだいぶマシになりましたが、最後の揺れがすごかったので、ちょっとした後遺症なのかもしれません。

この記事では、乗船100日目(2024年11月25日)から101日目(11月26日)までの日記をまとめてお届けします。クルーズもいよいよ終盤の終盤ということで、ちょっとした総括的なことを考えていました。あくまで私の主観たっぷりですが、少しでも参考になれば嬉しいです。

今回もエックス(旧Twitter)の投稿を交えながら、解説していきますね!

ピースボートに乗船して苦労する人

ピースボートに乗船する際、多くの人が気にするのは、「途中で帰りたくならないだろうか?」という不安ではないでしょうか。私自身も出発前にすごく心配でした。

実際にクルーズを体験してみて、友人の話しや噂話も含めて、苦労するなあと感じるケースは、大きくわけて3つあると思います。

1.船酔いがひどいケース

波が高い日や嵐に巻き込まれたときは、かなり揺れました。大きく揺れたのは、ベルファストからレイキャビクへ行く途中には嵐に会い、まともに歩けないほどの揺れも体験しました。その前には、南アフリカへ行くまでのインド洋。クルーズ最終では日本に近づいたころの太平洋でも荒波の中を通過しました。

酔いやすい人にとっては、日々が試練の連続になるかもしれません。実際、診療室で船酔いが酷すぎて「もう帰りたい」と話している方がいらっしゃいました。私は車や小さい船では酔いますが、ピースボートでは大丈夫でした。私のようなタイプの方は、他にもいらっしゃいましたので、乗ってみなければ分からないものだと思います。

2.船内で楽しみが見つからないケース

船内イベントやアクティビティは充実していますが、自分に合った楽しみを見つけられないと退屈に感じると思います。海を眺めているのが幸せというタイプの方は、それで楽しみを見つけているので大丈夫ですが、船上の時間を持て余して、もう家に帰りたいなあ不機嫌になる人もいるみたいです。

私の友人は船内が退屈で、何度も個人手配でオーバーランド旅行していました。オーバーランドという手もあるのですが、せっかく船代を払っているのにもったいないな〜と感じていました。

読書好きの方にも出会いました。「船内では忙しいから本を読む暇なんてない」と聞いていたらしく、本を一冊も持って来なかったそうで、とても後悔されていました。本さえあれば、船内生活も楽しめたのかもしれませんね。

3.相部屋で苦労するケース

相部屋での生活は、「どんな人と一緒になるのだろう?」という不安がつきものです。実際に、ルームメートとの相性が合わず、「一人部屋を選んでおけばよかった…」と後悔するケースも聞きました。相部屋での悩みとして、私が聞いた話しでは、

  • イビキがうるさくて眠れない
  • 化粧品や香水の匂いが苦手
  • 傷つくような態度や言葉を受けた
  • ルールを作っても守ってくれない

などが挙げられます。他にも悩みが出てくるかもしれません。トラブルが深刻な場合は、船内で部屋を変更してもらえることもあるようですが、料金や空き状況の問題もあり、簡単にはいかないそうです。

相部屋の良い面も!

一方で、相部屋にはポジティブな面もあり、羨ましく思っていました。

  • 新しい情報を共有しやすい
  • 病気や体調不良のときに助け合える
  • 気が合えば、一生の友人ができる

一生の友人ができるというのは、とても羨ましいことです。実際、相部屋は20代から80代まで、年代別に部屋が別れているようですが、羨ましい関係のお友達もたくさんいらっしゃいました。相部屋生活がうまくいくかどうかは、相性やお互いの配慮次第ですね。

辛いケースを3つ挙げましたが、もし、上記の3つの要素が全て当てはまるとしたら…正直、下船したくなるかもしれません!ですが、逆に言えば、これらの点がうまくいけば、楽しいクルーズになるということですね!前向きに!

ピースボートの食事の感想

ピースボートの食事については、昔と比べて大きく改善されていると、何度も乗船されている方々から聞きます。最近ではSNSの影響もあり、「ピースボートの食事は美味しい」という評判が広がりつつありますが、私も同感です。私自身の感想をまとめてみました!

ピースボートの食事【ポジティブな感想】

1.意外と美味しい

「意外と…」なんて表現は失礼ですよね。正直、最初は期待していなかったのですが、思った以上に美味しくて驚きました。5階と6階の豪華なコース料理も美味しいですし、カジュアルに食べたいなら14階のビュッフェに行けば、ラーメンや焼飯、カレーといったメニューもあります。たまに美味しくないハズレメニューもありますので、パーフェクトとはいきません。5階のカフェのクッキーやスコーン、菓子パン、サンドイッチも美味しいです。クッキーとスコーンは人気なので、早めに行かないと無くなってしまいます。8階のピザもオーダーすると、無料でアツアツが食べられます。冷めると美味しくなくなるので、すぐに食べるのがポイントです。

2.意外と薄味で健康的

味付けは全体的に控えめで、健康的です。聞くところによると、ピースボートは年配の乗客が多いので、塩分とカロリーに配慮しているからだそうです。これは、私にはとても有り難い!自宅では健康を気にして薄味にしているので、普段、外食をすると塩辛く感じるのです。また、香辛料の効きすぎも超苦手。薄味すぎて美味しくないという方もいらっしゃいますが、調味料が置かれているので、自分で味付けを調整することもできます!

それに、レストランのメニュー表にはカロリー表記があるのがありがたいです。いつも、カロリーを見ながら、メニューを選んでいます。

3.意外と家庭的

これは、ビュッフェの感想で、日本の家庭料理である煮物や焼き魚も毎日のようにあります。レストランのコースメニューは、豪華ですが、毎日豪華な食事よりも、家庭的でほっとする味の方が、長い旅の中では嬉しく感じます。

ピースボートの食事【ネガティブな感想】

意外と飽きる

これだけ種類があるのに、どうしても同じようなメニューが繰り返されるため、飽きてしまいます。もう、これは贅沢としか言いようがありません。飽きないようにするには工夫が必要。14階ビュッフェでは、一度にたくさんの種類を取りすぎず、テーマを決めることをおすすめします。例えば、今日は「和食の日」「中華の日」「洋食の日」など、ジャンルを絞ってみると新鮮な気持ちで楽しめるかもしれません。

アルコール代が高い

お酒好きには少し残念なポイントでした。アルコールの料金が高めで、気軽に注文できないことが残念です。実際、レストランでアルコールを注文している乗客は少なく感じました。船内ショップではレストランより安めの価格でアルコールが販売されています。お得に楽しみたい方はショップを活用するのがおすすめです。もっと手頃な価格設定であれば、消費が増えて船全体の活気も高まるのでは?と感じました。寄港地で買い込んでる方もいらっしゃいました。

クルーによってサービスのばらつき

クルーズ中、クルーのサービスには多少のばらつきが見られました。特にシンガポールで大勢のクルーが入れ替わった際、サービスが急に遅くなったのは印象的でした。一方、カナリア諸島を過ぎた頃には再びスムーズで快適なサービスが戻り、またレストランへ行くのが楽しみになりました。

日によっては、不機嫌そうなクルーが目立つこともあり、配膳の態度に不満を感じることも。一方で笑顔で気を利かせてくれるクルーも多く、サービス全体としては大きな問題ではありませんでした。

特に気になったのは、一部の乗客が特別なサービスを求めている様子。例えば、自分だけ特別扱いを受けて料理を優遇してもらうような行動を見ると、不快に感じることもありました。これは心理的には「優越感を得たい」行動なのかもしれませんが、公平な空間では控えてほしいと思いました。

ピースボートにぴったりな人ってどんな人?

ピースボートは、まさに「日本の元気で積極的な人々の集合」とも言える空間。乗客の多くは、とにかくエネルギッシュで好奇心旺盛!私の周りではなかなか見かけないタイプの方々が、ここでは至るところにいるんです。

50代の私でも「若手」と呼ばれるこの船旅では、年上の方々が本当に元気いっぱい。正直、「負けたな…」と思う瞬間が何度もあります。世界一周クルーズとはいえ、107日間のうち寄港日はたったの25日。それ以外の大部分は船内で過ごすわけですが、この「船内生活」をいかに楽しむかが、ピースボートの醍醐味なのです。

私が思うに、ピースボートを最大限に楽しめるのは、こんなタイプの人です

習い事が好きな人

船内では毎日のようにさまざまなワークショップや講座が開催されています。ダンス、絵画、楽器演奏まで、何でも挑戦可能!新しいスキルを身につける絶好のチャンスです。

仲間を作りたい人

グループ活動やイベントが盛りだくさん!一人で乗船しても、気づけば多くの仲間と交流を楽しめます。共通の趣味や目標を持つ人々との出会いは、旅の宝物になります。

新しいことに挑戦したい人

普段の生活ではなかなかできないことも、ここでは気軽にチャレンジできます。「船内だからこそ」という環境が、勇気を与えてくれるんです。

芸や技を披露したい人

持ち前の特技を活かす場がたくさん!カラオケ大会、アート展、ダンスショーなど、発表の機会に恵まれています。披露することで、新たな交流が生まれることも。

ピースボートはただのクルーズではなく、まるで「海の上の学校」。アクティブな方にとって理想的な旅です。「船内生活も含めて楽しみたい!」という意欲がある方には、ぴったりの環境だと思います。

ピースボートの残念なとこ

これは、乗客のほぼ全員が感していることだと思います。レストランで相席になった方と、良くこの話題になります。

観光できる時間が短すぎる

寄港地での観光時間は、航路日程にある通りですが、体験してみても、やはり短すぎます。帰船リミットに遅れるのは最悪なので、早めに帰ろうとしたら、余計に行動が制限されてしまうんです。118回は幸い下船予定時刻より早めに下船できたのが救いではありますが、長くても数時間延びたぐらいなので、大したことはないですよね。

オプショナルツアーが高すぎる

公式のオプショナルツアーは安心料が含まれていると、よく話しています。個人手配と比べて2倍以上の価格してるよなあと、いつも思っています。3倍だ〜とおっしゃる方もいます。なんなら、2.5倍ぐらいにしておきましょう。あと、質はどうかというのはツアーにもよるようです。聞く話しによるとハズレが多いというのが感想です。

寄港地が少なすぎる(118回の場合)

今回の118回クルーズは航路を変更したので、寄港地が少なくなってしましました。本当に残念でなりません。エジプト、地中海、やっぱり行きたかったなあ〜。船内での共通の話題トップ1かもしれません。これは、外国人の方ともカタコト英語で不満を言い合うといった連帯感が、良くも悪くも生まれています。笑

 

ピースボートの船室選び:右舷VS左舷、私の答えは「右舷」!

この「右舷か左舷か問題」、ついに私なりの結論を出しました!船室を選べるかどうかはさておき、西回りの世界一周クルーズを経験した結果、「次回乗るなら絶対右舷!」と思うようになったんです。その理由をシンプルにお伝えします。

なぜ右舷がいいの?

午後の日差しが少なく快適

西回り航路では、右舷の船室は朝日を浴びる時間が多い一方、午後は日差しが少なくて涼しいんです。特に赤道付近や真夏の航海では、左舷の部屋が西日でサウナ状態になることも…。右舷なら、午後の部屋でのんびり過ごしても暑さに悩まされません。

寄港地での景色を楽しめる

右舷側の景色は、西回りクルーズでアジアやアメリカ大陸の沿岸が見られることが多いです。観光から戻ったあと、部屋から見る景色が穏やかでホッとします。着岸地点で一概にはいえませんが、118回クルーズでは、右舷側に軍パイが上がりました!

もちろん、航路や寄港地の位置によって左右どちらがいいかは変わることもあります。それでも、118回クルーズを通して右舷の良さを実感しました。次回もしピースボートに乗るなら、迷わず右舷をリクエストします!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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