エジプト旅行のお土産選びは、正直かなりクセがあります。
「安いよ」「1ドルだよ」と言われても、本当に1ドルとは限らない。
同じ商品なのに、値段もクオリティも10倍以上違うことも普通です。
この記事では、
2025年2月のエジプト旅行で実際に購入したお土産をもとに、
- 買ってよかったもの
- 正直いらなかったもの
- 相場感
- 空港と市場、どちらで買うべきか
を、旅行者目線でまとめました。
これから初めてエジプトへ行かれる方に、失敗しない判断材料として役立ててもらえたら嬉しいです。

下段は、名前をヒエログリフ風に入れてくれるペンダントトップ。
このときでも、一番小さいサイズで10万円超え。
金価格の高騰、エジプトでも肌で感じました…!
アッピー実用的な話に入る前に、
現地の空気を写真でまとめた記事もあります。
▶ エジプト土産の余白【写真館】
エジプト旅行で買ってよかったお土産7選【実体験レビュー】
① ファラオ柄スカーフ|定番だけど失敗しやすい
価格目安:2〜10ドル


エジプト土産の王道が、このファラオ柄スカーフ。
観光地の物売りから、きちんとしたお土産店まで、どこでも売っています。
ただし注意点があります。
チェックすべきポイント
- 縫製は綺麗か
- 柄がズレていないか
- 色がぼやけていないか
安いスカーフは、日本では完全に不良品レベルのものも普通に売られています。





ばらつきがあるので、良く見て選んでくださいね。
「売り物=品質が一定」という日本の感覚は、
エジプトでは一度リセットした方が安全です。
② デーツのお菓子|ばら撒き土産の救世主
価格目安:
- スーパー:1個10円前後
- 観光地:5個で1ドル程度
エジプトのお土産で、正直いちばん実用的だったのが、このデーツ入りビスケット。
最初に食べたきっかけは、エジプト人ガイドさんがみんなに配ってくれたことでした。
「え、エジプトのお菓子ってどうなん?」
と半信半疑で食べたら、意外にも普通にいける。
ドライデーツが美味しい!
DATTO(写真①)
最初に見かけたのが、この DATTO。


ローカル感のあるパッケージで、
- 素朴
- 甘さ控えめ
- ちょっと家庭的
中にデーツが入った、ソフトクッキーのような食感です。
クセがなく、日本人でも抵抗なく食べられます。
スーパーでまとめ買いすると、コスパ最強のばら撒き土産になります。
Ülker(ウルケル)
次に見つけたのが、Ülker(ウルケル)。
写真の上👇


DATTOと並んで売られていて、正直、現地ではかなり迷いました。
Ülkerは中東では有名な大手メーカーで、
- ビスケット部分が安定
- 味がやや洗練
- 日本人向けの「無難さ」がある
DATTOより少しだけ価格は高めですが、職場や日本の友人に配るなら安心感は上です。
③ 本のしおり(パピルス風?)|軽くて優秀
価格目安:2〜3ドル


エジプト名産のパピルス製品は高価なものが多く、気軽なお土産向きではありません。
パピルスの専門店では、1枚10ドルで売られていました。
(まとめ買いで6ドル)
そこでおすすめなのが、パピルス風のしおり。
エジプト人ガイドさんによるとバナナの皮で、できてるとか。
パピルスじゃなくても、これは珍しい一品。
- 軽い
- かさばらない
- 話のネタになる
読書好きな人へのちょっとしたお土産にちょうどいいです。
④ ヒエログリフ刺繍入りTシャツ|満足度No.1
価格目安:20ドル


これはツアー中、エジプト人ガイドさん経由で購入しました。
これはツアー中、エジプト人ガイドさん経由で購入しました。
- 自分の名前をヒエログリフ風に刺繍
- エジプト綿で生地がしっかり
- 最終日に完成品を配ってくれる
値段は少し高めですが、
実用性・記念性・満足度すべて高いお土産です。


※色落ちしやすいので、心配な方は白Tがおすすめ。
⑤ ヒエログリフの定規|1ドルに見えない
価格目安:1〜10ドル


どこのお土産屋さんにも売っている定番品。
同じデザインでも、クオリティ差がかなりあります。
- 1ドル:粗いが見た目は可愛い
- 高価格帯:仕上げがきれい





Appyは1ドルだったから許せました
⑥ ピラミッド型チョコレート|ネタとしては最強
価格目安:10ドル


味は普通に美味しいですが、「エジプトのチョコ」というだけで、もらう側が少し身構える可能性はあります。


完全にネタ枠のお土産です。
⑦ ナイル川マップ・写真集|思い出保存用
価格目安:1〜3ドル


実用品ではありませんが、旅の記憶を形に残すという意味ではおすすめ。
日本語版が、なんと1ドルでした。
後から見返すと、「本当にナイル川を旅したんだな」と実感できます。


船のメンバーが次々に買うので、在庫を取りに慌てて店へ戻っていきました。
このクオリティで1ドルという、エジプトらしい価格感覚に驚かされました。
実際にかかったお土産代【リアル公開】
エジプトのお土産は、「1ドル」「安いよ」と言われるわりに、実際いくら使うのかは想像しにくいと思います。
私自身も、帰国してから「結局、どれくらい使ったんやろ?」と改めて計算してみました。その結果が、こちらです。
※ツアー中に、ばら撒き用・記念用・自分用をバランスよく買った場合の実例です。
| 品 名 ( )内は買った場所 | 単 価 | 数 量 | 金 額 |
|---|---|---|---|
| ピラミッドチョコ (ガイドさん) | $10 | 1箱 | $10 |
| デーツ菓子 (ガイドさん) | $5 | 1箱 | $5 |
| ヒエログリフ刺繍Tシャツ (ガイドさん) | $20 | 3枚 | $60 |
| エジプトの写真集 (ゴールド専門店) | $12 | 1冊 | $12 |
| ヒエログリフの定規 (ファルーカの船上) | $1 | 4個 | $4 |
| 本のしおり(バナナ) (ファルーカの船上) | $2 | 3枚 | $6 |
| スカーフ (物売りおじさん) | 平均 $2 | 10枚 | 約 $20 |
| 合 計 | 約$ 117 |
合計金額を見て思ったこと
安いものから、ちょっと特別なものまで混ざっています。
無理に節約もしなかったし、物売りおじさんから、勢いでいっぱい買ってしまいました。
その結果が、約$117。安かった!
エジプトのお土産は、「何を、どこで、どう選ぶか」で、金額も満足度も大きく変わると感じました。
※その他、ナイル川クルーズ(アカマール号)の船内で、記念写真と夜のパーティー用の衣装を買いました。これは、上記のお土産代にいれてません。
空港vs市場|エジプトのお土産はどこで買う?
結論から言うと、選び方はとてもシンプルです。
- 安さ重視 → 市場・観光地の物売り
- 安心感重視 → ガイド経由
- 空港 → 高い&味見できない
エジプトの空港免税店は、いわゆる「エジプト価格」ではなく、世界標準の価格。
そのため、お土産は街中で買っておくのが正解です。
空港は、「どうしても買い忘れたときの最終手段」くらいに考えておくのが無難だと感じました。
価格の目安(安い順)
だいたいの感覚は、こんな順番です。
- 物売りのおじさん
- 露店
- 店を構えたお土産屋さん
- ホテル・ナイル川クルーズ船内のショップ
- 空港の免税店
下に行くほど、
価格は上がり、安心感も上がる。
どこで買うかは、「安さを取るか」「気楽さを取るか」で決めると迷いません。
価格だけで言えば、物売りのおじさん価格が最安値です。
でも、正直、かなりしつこくついてきます。
無視しないと、ずっと一緒に歩くこともあります(笑)。
でも、――ほんまに安い。
旅の最後に寄った「地元スーパー」が、実は一番ラクだった
ツアーの最後、空港へ向かう前に、添乗員さんが地元のスーパーに立ち寄ってくれました。
そこで、思わず拍子抜けしたことがあります。
観光地と違って、物売りがいない。誰も声をかけてこない。
「ああ、さっきまで、どれだけ騒がしい場所を歩いてたんやろ…」
と、正直思いました(笑)。


値段は、観光地より断然安いです。
いわゆる観光客向けのお土産は置いていませんでしたが、その分、庶民的で実用的な商品が中心でした。
スーパーマーケットでの体験は、エジプト旅行レポに書きました。
👉 レポ⑧|空港へ向かう前に、スーパーでラストショッピング!
エジプトの地元スーパーで買えるおすすめお土産(実用編)
※観光地ではなく、地元の人が使うスーパーで買えるもの
👉 観光客向けのお土産はほぼなし。
お菓子・食品系
- デーツ入りビスケット(DATTO / Ülker など)
- デーツ(種あり・種なし、個包装あり)
- ドライフルーツ(マンゴー・イチジク・レーズンなど)
- 中東系クッキー、ビスケット
- チョコレート(ローカルブランド中心)
- ナッツ類(アーモンド、ピスタチオ、ミックスナッツ)
飲み物・嗜好品
- 紅茶(ティーバッグ・リーフ)
- ハイビスカスティー(カルカデ)
- インスタントコーヒー
- スパイス入りティー
日用品・軽いお土産
- ローカルブランドのお菓子詰め合わせ
- ミネラルウォーター(※持ち帰り用ではなく現地消費)
- 調味料(スパイスミックスなど・軽量なもの)
エジプト土産で失敗しないための注意点
― 実体験からわかった4つのこと ―
エジプトのお土産選びで感じたのは、
「安い・高い」以前に、価値基準がまったく違うということでした。
この4点を知っておくだけで、失敗はかなり減ります。
①「ワンダラー=1ドル」ではない
あちこちで聞こえてくる
「ワンダラー!ワンダラーワンダラー!」
これは値段ではなく、
「安いよ」「お得だよ」という呼び込みの合図。
ほんまに1ドルやと思って手に取ると、そのままお店に案内されることもあります。
② 同じ商品でも価格差が大きい
スカーフや定規は、同じデザインでも 1ドル〜10ドル と幅があります。
よく見ると、プリントのズレや色ムラ、裏面が再利用の板、…など、安い理由はちゃんと存在します。
③ 見るべきは「縫製とプリント」
日本の感覚で「売り物=一定品質」と思うと危険。
チェックすべきは、
- 絵柄のズレ
- 色の濃淡
- 縫い目
- 裏面
手に取って確認するだけで、判断しやすくなります。
④ 雰囲気買いはしない
ナイル川では、小舟からスカーフを投げて売る光景もありました。
物珍しくて買う人も多いですが、エジプトでは
「一度考える」「戻る」これが大事です。
※補足|ツアーで行く方へ
自由行動の時間があるツアーなら大丈夫ですが、
今回、
- 地元スーパーに立ち寄れたこと
- 物売りのおじさんから個別に買い物ができたこと
これは、少人数ツアーだったからこそ実現できた」のだと思います。
正直なところ、多人数ツアーでは
- 行程が厳密に決まっている
- 団体行動を優先する必要がある
ため、地元スーパーへの立ち寄りはしない可能性が高いです。
実際、今回も「スーパーに寄りたい」という希望を
ツアーメンバーが事前にお願いしてくれて、特別に時間を取ってもらえました。
また、私が物売りのおじさんから買い物をした場面も、大人数ツアーでは
- 他の参加者を待たせてしまう
- トラブル防止のため禁止されている
ケースが多いと思います。
まとめ|エジプトのお土産は「見る目」がすべて
エジプトのお土産選びは、値段よりも 見極め力 が大切です。
安くても良いものはありますし、高いから安心とも限りません。
この記事では、エジプトのリアルなお土産事情をお届けしました。
👉※お土産を売る人たちの空気感は、noteで書いています。
(ブログでは書ききれなかった“温度”の部分です)
「ワンダラー!」で始まり、「刺繍Tシャツ」で終わるエジプト旅のおみやげ話
📚 エジプト旅行のお金ガイド
エジプト旅行で一番質問が多い「お金事情」をまとめました。
【費用】エジプト旅行の総費用 👈まずコレ
【現金】エジプト旅行の現金事情
【ATM】エジプトのATM事情
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▶︎エジプト総合TOP(観光・費用・写真館)
▶︎観光レポTOP(エジプト旅行記まとめ)
▶︎エジプトのツアーTOP(周遊・ナイル川クルーズ)



コメント
コメント一覧 (4件)
Appyさん、AZAMIです。
お気持ちを損じるのではないかと案じていましたが、快く受け入れてくださってうれしかったです。ありがとうございます。
改めて写真をよく見ると、しおりや定規の絵柄は一つ一つのヒエログリフとアルファベットの対応表になっているのですね。これに従って、観光客の名前を入れてくれるということなんでしょう。
ヒエログリフは久しくだれも読めませんでしたが、ギリシア語との対訳碑文が見つかったことがきっかけで解読されました。その碑文がロゼッタストーンで、ロンドンの大英博物館でも一、二を争う至宝です。
ロゼッタストーンを見つけたのはナポレオンのエジプト遠征のフランス軍でしたが、イギリス軍に敗れたために、戦利品としてイギリスの手に渡って今に至るわけです。
私は歴史が好きなので、こんな因縁話みたいな物語にはひかれますね。ヒエログリフの解読はフランス人とイギリス人の競争になり、勝って解読者として名を残したのはフランス人のほうでした…
AZAMIさん、またまた興味深いお話をありがとうございます😊
ロゼッタストーンのお話、エジプト人ガイドさんからも説明がありました。
ただ、私自身の歴史知識が足りなくて、「もっと知っていたら、何倍も楽しめたのに!」と帰ってから深く感じたんです。
旅行って、行く前にその土地の歴史や文化を少し勉強しておくだけで、見える景色が変わりますよね。
AZAMIさんのように、背景まで知ったうえで旅を楽しむスタイル、とても素敵だと思います。
私も見習いたいです😊
いつもいろいろ教えてくださって、ありがとうございます!
Appyさん、AZAMIです。
ちょっと気になったんですが、写真を見る限り、文中の「アラビア文字」はヒエログリフ(古代エジプト文字)ではありませんか?
ヒエログリフは象形文字ですが、多くは表意文字でなく表音文字として使われていて、だからこそ日本人含む外国人観光客の名入れサービスもできるんですね。
一方アラビア文字は、今も中東・北アフリカのアラビア語圏のほか一部イスラム圏(イラン・パキスタンなど)で使われていて、衛星TVアルジャジーラで画面の下に(通常と逆に)左から右へ字幕が流れていたりします。
Windowsの「言語の選択」で表示させることもできますよ?
ヒエログリフの名入れサービス、私も初海外でエジプトに行ったとき(2002年)に目にしてます。
差し出がましくてごめんなさい。このコメは非表示でかまいませんので。
AZAMIさん、ご指摘ありがとうございます😊
確認してみたところ、おっしゃる通りでした!
ペンダントだけでなく、Tシャツや定規の表記まで「アラビア文字」としていたので、記事全体を見直して「ヒエログリフ」に修正しました。
ヒエログリフが、絵としての意味だけでなく音を表す文字としても使われていたことも、今回あらためて勉強になりました。
差し出がましいだなんて、とんでもないです!
こうして気づいたことを教えていただけるのは、本当にありがたいです😊
それにしても、129回の記事から地中海、食事、そしてエジプトの記事まで、読み進めてくださっているのがとても嬉しいです。
いつもありがとうございます!
また気になるところがあれば、ぜひ教えてくださいね😊