こんにちは!ピースボート118回クルーズに乗船中のAppyです。
今回は、ピースボートでカヤオに寄港した際の2日目の記録をお届けします。
さて、カヤオ2日目は、早朝からフライトでクスコへ移動し、1泊2日のマチュピチュガイドツアーに参加。ウルバンバとオリャンタイタンボを観光しました。
それでは、レッツゴー!
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カヤオ4日間の観光スケジュールの記事はこちら↓
2日目早朝、リマ空港からクスコへ
リマ空港近くのホテルに宿泊した翌朝、早朝5時に起床。荷物をまとめて身支度を整えた後、朝食レストランで軽く食事を済ませました。レストランは、5時オープン。種類が多過ぎず、少な過ぎず、いい感じでした。
フロントには6時25分に4人集合し、空港の手荷物検査ゲートへ向かいました。フライトは予定より少し早めに出発しました。出だし好調です!
クスコに到着!高地の息苦しさを体感
標高3,300メートルのクスコ空港に降り立った瞬間、噂通りの息苦しさを実感しました。幸い、前日から高山病予防の薬を服用していたおかげで大きな体調不良はありませんでしたが、無理をせず、ゆっくりと歩くよう心がけました。
カヤオ寄港が終わった後、個人手配でツアーに参加した友人から聞いた話では、クスコ到着後に中心部のホテルへ向かう坂道で、グループの若者が急に倒れてしまい、救急車が駆けつける事態になったそうです。高山病の症状が出たものと思われます。
高山病の発症は、年齢に関係ないそうです。特に到着直後は体が標高に慣れていないため、無理をせず、慎重に行動することが大切です。
各地の標高と高山病にならない心がけ
2,500m以上は、高山病の症状が出始める可能性がある標高です。一部の人はこの高さでも頭痛や軽い息切れを感じることがあるそうです。
3,000m以上になると、高山病のリスクが顕著に高るとのこと。クスコ(約3,300メートル)では、到着後に症状を訴える人が増えるそうです。
標高まとめ(高い順)
- クスコ中心部 3,400m
- クスコ空港 3,300m
- ウルバンバやオリャンタイタンボなどの町
2,800~2,900m - マチュピチュ遺跡 2,430m
- マチュピチュ村 2,040m
高山病にならないための心がけ
- 睡眠不足は大敵!
- はしゃがない!走らない!
- 呼吸を深く!
- 熱いシャワーを浴びない!
- アルコールを飲まない!
ドライバー、ガイドの2人体制の大型バンで出発
空港の外では、事前に手配していたガイドさんが待っていてくれました。ここから、待望の1泊2日のマチュピチュツアーが本格的にスタートです!
この日のスケジュールは盛りだくさん。朝9時にクスコ空港を出発し、ガイドさんの車でウルバンバの聖なる谷を巡りながら、オリャタイタンボ駅へ向かいます。その後、電車で約1時間半かけてマチュピチュ村に到着し、宿泊するという流れです。日中は標高3,000メートル以上の地域を移動し、マチュピチュ村は2,400mとなり、少し楽になるという行程です。
ガイドさんの車は広々として快適。別にドライバーさんがいて、ガイドさんは助手席から解説をしてくれます。私たち4人は後部座席に座りましたが、独立したシートタイプでリラックスして過ごせました。英語でのガイドも比較的わかりやすく、理解できない箇所は4人で積極的に質問。理想的な雰囲気でした。
アルパカと触れ合えるテーマパークへ
車が出発して間もなく、クスコの街を一望できる高台に到着しました。車を停めて写真撮影の時間を取ってくれました。この先、どれだけ写真を撮ることになるのだろうと予感するスタート。実際、カヤオでの4日間でスマホの容量をかなり消費しました。iPhoneの128GBの容量が気になり出したので、動画はほとんど撮らず、写真中心にしました。Macに写真を移す計画だったのですが、移してしまうと友人との写真共有が難しくなるため、iPhoneに留めていました。
「Manos De La Comunidad」へ
最初に訪れた施設の名称は、「Manos De La Comunidad」と言います。日本語に直訳すると、「共同体の手」または「コミュニティの手」という意味。アルパカとアンデス文化が融合した体験型テーマパークと言える場所です。クスコ近郊に位置し、地元文化や伝統工芸を体験できる観光スポットで、アルパカやリャマとの触れ合い、織物のデモンストレーション、民族音楽など、盛りだくさんの内容が楽しめます。
愛嬌たっぷりのアルパカたち
施設内にはいろいろな種類のアルパカがいて、餌をあげながら触れ合うことができます。アルパカについてたくさん説明してくれましたが、正直、種類までは覚えられず。ただ、アルパカの毛から最高級のウールがとれるものや、絨毯に適したものがあるという話は印象的でした。
アルパカたちは本当に愛嬌がありました。ほら、この子なんて可愛くないですか?動物好きにはたまらないスポットですね。ガイドさんからは「ゆっくり進んで、もっとアルパカと交流を楽しむように」とアドバイスを受けました。
この慎重なガイドさんの姿勢が、後のマチュピチュ観光で発揮されることになります。思えば、このアドバイスがその予兆で、次の日、マチュピチュやアンデス文明の丁寧な屋外講義を受けることになるのです。
アンデスの演奏隊と機織り職人
アルパカとの触れ合いの次は、民族楽器の音色が聞こえてきました。アンデス楽器の演奏隊です。雰囲気が出てますね〜。
次に、伝統的な織物のデモンストレーションも見ることができました。鮮やかな色柄が特徴的な織物は、日本人にも魅力的ではないでしょうか。現職使いで派手な感じですが、女性には可愛く映ります。
天然染料を使った繊維の染色工程を説明してもらい、アンデス地方の織物文化について知ることができました。また、織物製品はお土産としても販売されており、美しいインカ柄はインテリアとして取り入れるのも素敵だなと感じました。
ところで、アンデスの衣装をまとったおばさんを空港でも見かけました。記念撮影をお願いする場合には、チップや料金が必要なこともあるそうです。その佇まいは、まるで時間が止まったかのような不思議な雰囲気を醸し出しています。お土産屋さんでもアンデス姿の女性を見かけました。黒髪を三つ編みにしてハットを被り、短めのスカートを身にまとったその姿は、まるで少女のようで可愛らしさを感じさせます。
高品質なお土産品ショップ
施設内にあるショップでは、アルパカウールを使った製品や、美しい手工芸品が並んでいました。百万円はくだらないであろう、高品質なものも揃っていました。どのショップでも見かける定番のお土産も揃っていましたが、船の前にあったお土産屋さんの約3倍の価格がついている商品もありました。
クスコのマーケットと比べると、さらに割高。それでも、ここでしか見られないような高品質な品々が揃っており、発色の美しさや手工芸の繊細さは目の保養になりました。
ウルバンバ 聖なる谷へ
ピサック遺跡へ
Pisaq(ピサック)は、ペルーの聖なる谷にある小さな町で、歴史、文化、自然の魅力が詰まった観光スポットです。 標高は約約3,000mで、クスコから車で約1時間の距離に位置しています。
ピサックの丘の上に広がるのが、インカ帝国時代のピサック遺跡です。到着して最初に目に飛び込んでくるのは、山肌を覆うように連なる美しい段々畑(テラス農地)です。この景色がインカの高度な農業技術を物語っています。
遺跡を歩いていると、太陽や自然を崇拝するための神殿や祭壇に出会います。これらの建物は、石を精巧に組み合わせて作られており、インカの建築技術の高さを感じさせます。石と石の間に隙間がほとんどない緻密な構造でした。山の上にこれだけのものを築き上げた当時の人々の努力や信仰の強さを感じました。
私たちのガイドさんは、遺跡内を丁寧に案内しながら、各ポイントでしっかりと説明をしてくれました。ピサック遺跡の神殿までの道のりは、急な坂道や段差が多く、歩行距離もそこそこあります。標高約3,000メートルという高さのせいで、普段よりも体力を消耗しやすく、坂道を登ると息苦しさを感じました。
翌日はマチュピチュ遺跡へ向かうので、ピサック遺跡はスケジュールに余裕がある場合に訪れるのがベストだと思います。もちろん魅力的な場所ではありますが、絶対外せないスポットかと言われると、時間や体力との相談になるかもしれません。とはいえ、聖なる谷のインカ文化を肌で感じられる貴重な体験ができる場所として、訪れる価値は十分にあると感じました。
Don Angelでランチタイム
お腹が空いた私たちに、ガイドさんに案内してくれたのは、ウルバンバにある「Don Angel(ドン・アンヘル)」というレストランです。こちらのレストランは、アンデス地方の伝統的な料理を満喫できるスポットで、その広さにまず驚かされました。ツアーやパーティなどの大人数にも対応できる大型レストランで、広々とした空間が印象的です。
ランチはブッフェスタイルで、地元のペルー料理がたくさん並び、どれを選ぼうか迷うほどの種類でした。セビーチェやロモ・サルタードといった定番から、アンデス地方ならではの伝統料理まで幅広く取り揃えられており、少しずつ色々試してみるのが楽しかったです。
味付けは、微妙な味の初めて出会う味の料理もありましたが、全体的に日本人にも合う優しい味わいでした。料金は約3,000円ほどで、料理の種類や雰囲気を考えると納得の価格でした。
中央のステージでは常時生演奏が行われており、アンデス音楽が心地よく響き渡っていて、居心地の良い空間でした。
オリャンタイタンボ観光
オリャンタイタンボは、ペルーの聖なる谷に位置する、インカ時代からの歴史が息づく美しい町です。私たちはガイドさんと一緒に約2時間、この街を散策しました。
オリャンタイタンボの旧市街
まず訪れたのは、石畳の小道が続くオリャンタイタンボの中心地。ここでは、インカ時代から続く水路を見ることができ、今でも澄んだ水が流れています。この水路は、古代からの水利システムの一部であり、インカの高度な都市計画を感じさせるものです。石造りの家々が立ち並ぶ通りを歩いていると、時が止まったような感覚に包まれました。
オリャンタイタンボ遺跡
次に訪れたのは、街の象徴ともいえるオリャンタイタンボ遺跡です。山の斜面に広がるこの遺跡は、かつて防衛の要塞として使われていた場所で、インカ時代の戦略的な都市設計を感じることができます。壮大な段々畑や石造りの建物が階段状に配置されていました。
遺跡内を歩き回るだけでもインカの歴史を感じられる特別な体験でしたが、私たちは上まで登ることはしませんでした。この地は標高が高く、息苦しさを感じやすい環境だったので、無理をせず、安全を優先しました。上へと進む観光客の姿を見上げながら、私たちは遺跡の麓で、ガイドさんの説明を聞いていました。
そんな中、階段を登っていた一人の観光客が横転した様子。すぐに周囲の人が駆け寄り、ほどなくしてレスキュー隊が到着。標高の高い場所では体調が普段と異なることが多く、少しでも違和感を覚えたら休むほうがいいです。
オリャンタイタンボ遺跡を後にした私たちは、お土産屋さん街を散策しました。地元の職人が作ったアルパカ製品や手工芸品が並んでおり、ペルーらしいカラフルなアイテムが並んでいました。私たちは、飛行機や電車での荷物制限があるため、この4日間のお土産購入は諦めていました。見るだけでも楽しめました。
終わりに
2日目のオリャンタイタンボ散策までの記録でした。次回は、オリャンタイタンボ駅から電車に乗り、マチュピチュ村へ向います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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カヤオ4日間の観光スケジュールの記事はこちら↓
毎回楽しく読ませていただいています。
次回も楽しみです。
写真一緒に撮りましたか。チップは渡しましたか
他、現金(チップ)とか使うとこありましたでしょうか
ひろ121さん、こんにちは。
アンデスおばさんと写真は一緒に撮りましたが、お土産屋さんで買い物して一緒に写してもらったりとかで、チップは払っていません。
チップはガイドさんとドライバーに最後のお別れで握手したときに、10ドルずつ渡しました。スケジュールが予定通りに行かなくて機嫌が悪かったので(笑)、少なめです。レストランでは渡してません。
他の3人は渡した人もいますが、いくらかは知りません。
気持ちだけなので、なくても良いと思います。
イギリス、ユーロ圏やアメリカの方が、レストランなんかでチップに強制感がありましたし、%も大きかったです。
ニューヨークでは、フードコートでもクレカで支払う時に18%ー22%を選ぶ画面がありまして、
回避できないような仕組み。
このクルーズで支払ったチップは、全部で5万円ぐらいになると思います。
けっこう、ガイドさんにお礼しました。
貴重な返信ありがとうございます。
また質問があるかもしれません
よろしくお願いします