写真館|旅の余白

写真館|ラムセスデー、神殿が飲み込まれた朝

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ーー感動と混乱が交差する30分ーー

エジプトにしかない現象。

ラムセス像に朝日が差し込む、

年に2回の奇跡。

それは確かに「見てよかった」と思える光景だった。

 

…ただし、「もう2度といいかな」とも思った。

誰かが撮ったその瞬間、私も撮っていた。

 

ラムセスデー当日、まだ暗いうちから入口へ向かう観光客たち

まだ夜明け前。けど、もう人の波。

 

朝日に照らされたアヒル隊長ぬいぐるみ

この日、一番頼りになったのはアヒル隊長。

 

神殿内部で群衆が光の差し込みを撮影しようと集まる様子

もう、押すな押すな。見えない、撮れない、動けない。

 

ラムセス像4体に朝日が当たる至聖所の神秘的な一枚

誰の顔に光が当たるか。それすら決まっていたように見えた。

 

神殿の出口から差し込む朝日と観光客のシルエット

光が出口から差し込む。やっと、呼吸ができた。

 

脱出直後、まぶしい朝日と人々の解放感

眩しすぎる朝日が、まるで祝福のようだった。

奇跡の光が差したその時、
神殿の中は神聖というより、戦場だった。

誰かが押し、誰かが叫び、誰かが泣きそうだった。

それでも外に出て空を見たとき、
あの騒がしさすら愛おしく思えた。

旅って、そういうもんかもしれない。

 

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