こんにちは、Appyです。
ピースボートでの船旅は、非日常の連続ですが、実は「風邪」「下痢」「寒さ」など、意外と体調管理が重要なんです。特に118回クルーズに乗船した私の経験から言うと、準備不足で後悔する人、けっこう多かったです。
この記事では、実体験をもとに以下の視点から健康管理のコツをお届けします:
- 船内で風邪をひかないための「乾燥&寒さ」対策
- 海外寄港地で下痢にならないための「食の注意点」
- 乗船前にそろえておきたい「常備薬・医薬品リスト」
- 寝込んだときの食事・水・容器問題など現実的な対策
寄港地観光や船内イベントを全力で楽しむためにも、「備えあれば憂いなし」。
記事の最後には、【乾燥シリーズ】や【診療室レポ】などの関連リンクも載せておきますね。
船内は乾燥と冷えがすごい!風邪対策の基本
ピースボートの船内は、とにかく乾燥&冷えがすごい。特に大会場はエアコンがガンガンで、凍えるレベルのときもあります。
私が実際に持って行って良かったもの:
- 常備薬:風邪薬、咳止め、解熱剤、頓服薬
- マスク
- 大判のストール(ひざ掛けにもなる)
- ライトダウンジャケット(必須)
- 長袖・長ズボン(館内は常に冷房)
- 防寒用下着
- のど飴(多めに!配れるくらいあると喜ばれる)
- 体温計(地味に忘れがち)
「診療室に行けば薬もらえるでしょ?」と思うかもしれませんが…効き目が弱いという声もありました(私もそう思いました)。
実際、診療室で処方される薬は、分量が少なく、効き目も穏やかなもの(漢方など)が多いです。
症状が出る頃には「即効性のある薬をしっかり飲みたい」という人がほとんどですが、薬には限りがあるのか、十分に処方してもらえないケースもありました。
寄港地の食事と下痢対策
船内では下痢になった人はあまり見かけませんでした(118回クルーズ)。 でも、寄港地では話が別。水や食材の衛生レベルが日本とは大きく違う場所もあります。
私が徹底していたこと:
- 生野菜はNG(特にアフリカ大陸、南米など)
- フルーツは自分で皮をむけるものだけ
- ジュースはボトル入りのもののみ
- 栓の開いたペットボトルはNG(再利用の危険)
- 屋台・露店の飲食は避ける
- お腹が弱い人は整腸剤を飲む人も
なお、船内のサラダや野菜は大丈夫でした! また、私は船内14階ビュッフェにあるウォーターサーバーから1リットルの水を汲み、毎日お湯を沸かして飲んでいました(湯沸かしポットは部屋に備え付け)。
オプショナルツアーで連れて行ってくれるレストラン、船内レストランの水は問題なし。ただし、お腹が弱い人は、念のため沸かして飲むとより安心です。
乗船前にそろえておきたい常備薬リスト
私が持って行った方がいいと思う医薬品をご紹介します。特に、謎のしつこい咳に悩まされる人が多発しますので、十分に対策してください。
- 風邪薬(パブロン・ルルなど)
- 咳止め(夜用も):できたら多めに
- 喉スプレー(重宝します)
- うがい薬(船内で販売あり)
- 解熱鎮痛剤(カロナール、ロキソニンなど)
- 頓服薬(病院でもらって余ったもの|症状がひどい時用)
- 整腸剤(ビオフェルミンなど)
- 便秘薬(必要な方は多めに)
- 酔い止め(揺れ対策)
- 目薬、湿布、絆創膏、虫刺され薬 など
- 医者に処方された薬
- 酔い止め薬(持参推奨)
※トラベルミンは船内で無料配布あり
薬は病院で余った分を全部持っていきました。これが本当に役立ちました。しかも、終盤では使い切りました。
「風邪も下痢も、軽く考えてた…」という人が、必ずいます。
でも、実際に船で過ごしてみると、ちょっとした不調で予定が狂ったり、せっかくの寄港地を楽しめなかったりするものです。
準備は“気合”じゃなくて、“冷静な判断”です。
5階のレセプションでは、イソジンのようなうがい薬も販売されており、希釈して使うタイプが意外と効きます。普段使ったことがなくても、喉がすっきりして殺菌効果も感じられ、安心感がありました。
マチュピチュなどの高地へ行かれる方へ
マチュピチュなどの高地へ行かれる方は、高山病対策も必要です。普段から病気と無縁の方でも、悩まされるなど予想がつかないのが怖いところ。
▼マチュピチュ編で詳しく書きましたので、参考にしてください。

医務室(診療室)の実態と保険のこと
船内診療室の治療は十分とは言えません。診察は、問診だけです。
寄港地や棚卸しなどの事情で、休診日が多く、休診明けは特に混み合っています。風邪が大流行しているときは、数時間待ちなんてザラです。
コロナやインフルエンザになっても、解熱鎮痛剤しか出なくて“安静に”と言われるだけです。そのため、乗船前にかかりつけ医に相談して、
- 解熱鎮痛剤(カロナールなど)を多めに処方してもらう
- 抗生物質などの“効く薬”がもらえないか相談してみる
こういった準備があると、いざという時に助かります。
ちなみに、病院で処方された薬を他人に渡すのは原則NGです。
私も、熱が1週間も下がらなかったお友達に頓服薬を渡して感謝されたことがありますが、本来これは避けるべき行為。副作用やアレルギーのリスクもあるため、なるべく本人が医師に相談して処方してもらうのがベストです。
診療室の代金決済(支払い)について
また、船内の診療室の診療代は、船内で使用しているIDカードで支払い
→ 1か月ごとに締めてカード請求(または預託金から精算)されます。
▼診療室については詳しくは、次をご覧ください。
(診療の流れや費用の目安 海外旅行保険について、帰国後の適用について)
日本人医師が常駐!ピースボート診療室を徹底解説|海外旅行保険は使える?

寝込んだときの現実と食事・容器
必ずといっていいほど、皆さん一度は風邪で寝込んでおられました。 特に、窓のない部屋に滞在していた方は「時間感覚がわからなくなる」と話されていたのが印象的です。暗くて静かな空間は、療養には良い面もありますが、精神的にしんどくなるという声もありました。
私自身も、疲労から2日間部屋に籠もったことが2度ほどありました。できれば寝込みたくない──そう強く感じた瞬間です。
一人部屋の方は、特に食事が問題になります。発熱で起き上がれないときには、お友達に食事を運んでもらう必要が出てきますが、頼むのも気を使うし、運ぶのも危険。
ビュッフェの食器はプラスチック製で軽いため、トレーにのせて部屋まで運ぶ姿はよく見かけました。持ち帰り用に紙の弁当容器が備えられていますが、紙製は水気に弱く、汁物には不向き。
耐水性の容器が重宝します
おすすめは、ジップロックコンテナーなどのプラスチック製の蓋付き容器。使い捨てでも良いですが、耐水性のある入れ物があると本当に助かります。
風邪だけでなく、ひどい船酔いで数日間寝込む方も珍しくありませんでした。 揺れているときに、トレーで食事を運ぶのは非常に危険です。
私も、何度も相方に食事を運んでもらいましたし、相方も寝込んだ際には私が届けました。「プラスチック性のお弁当箱」があるだけで、手間も気兼ねも軽減され、体調を崩したときに本当に役立ちました。
ジップロック(ファスナー付きのプラスチック袋)は、寄港地に食べ物を持っていくときにも重宝します。折りたためるので、1セットでも多めに持って行って損はありません。
おわりに|元気でこそ、旅は楽しい
風邪はクルーズ中に、2回、3回ひくことも珍しくありません。たくさん薬を持って行っても、足りなくなる人が多かったです。ニューヨークで、パブロンを調達した方もいらっしゃいました。
下痢や寒さ、乾燥など、“予想していなかった不調”は、思ったより簡単にやってきます。
でも、きちんと準備しておけば、かなり安心できます。
これから乗船するあなたの旅が、元気いっぱいで笑顔あふれる時間になりますように。
▼近日中に公開します
記事予告:【乾燥シリーズまとめ】世界一周クルーズの落とし穴!?
(のど飴、加湿グッズ、船内の湿度について)
お楽しみに!!
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