今日は、ピースボート第118回の2つ目の寄港地「香港」の観光情報と私の観光プランをまとめておきます。
寄港日 2024年8月22日
6:00入港 16:00出港
帰船は15:00がタイムリミットです。
下船が遅れれば、数時間しか観光できないかもしれません。
オプショナルツアーは予約していないので、自由観光となります。
香港は3回目の訪問になります。今回は、少しマニアックな「益発大廈」に行きたいと思います。「益発大廈」は、高層住宅群が有名な撮影スポットです。尖沙咀プロムナードは、寄港場所から徒歩15分ぐらいなので、ギリギリまで散策やカフェを楽しみたいです。
追記:実際の観光レポはこちら↓
香港の基本情報と事前準備
香港の気候情報
香港は8月22日に寄港します。この時期の香港は、夏の真っ只中で非常に暑く、湿度も高いのが特徴です。日中の気温は30℃を超えることが多く、午後にはスコールのような短時間の雨が降ることもあります。熱中症対策として、帽子やサングラス、水分補給を忘れずに。
香港の治安について
香港は治安が良く、観光客にとっても比較的安全な都市です。主要観光エリアでの犯罪率は低く、警察のパトロールも頻繁に行われています。ただし、混雑した場所ではスリや置き引きに注意が必要です。また、夜間の移動は主要な通りを利用し、人通りの少ない場所は避けましょう。過去には政治的デモが発生したこともありますが、現在は落ち着いています。台風や豪雨などの自然災害が発生することもあるため、最新の天候情報を確認することが大切です。緊急時には「999」で警察や救急車に連絡できます。
香港の通貨と決済方法
香港の通貨は香港ドル(HKD)です。主要な観光地ではクレジットカードが広く利用できますが、ローカルな市場や小さなお店では現金が必要になることがあります。事前に少しの香港ドルを用意しておくと安心です。
香港で特に準備しておくこと
短時間の観光でもスムーズに移動できるように、事前に訪れる場所の地図や、行きたい場所のリストをスマートフォンに保存しておきましょう。また、無料のWi-Fiが利用できる場所が多いですが、モバイルデータ通信を利用する場合は、香港で使えるSIMカードやポケットWi-Fiを準備すると便利です。
香港の観光スポット4選
尖沙咀プロムナード
尖沙咀プロムナードは、ヴィクトリアハーバー沿いに広がる美しい散策路で、香港島の壮大なスカイラインが一望できます。香港の象徴的な観光スポットの一つで、リラックスしながら歩くのにぴったりです。ベンチに座って景色を眺めたり、写真を撮ったりする人も多くいます。夜には「シンフォニー・オブ・ライツ」の光と音のショーが楽しめ、映画ファンに人気の「星光大道」もあります。海風を感じながら、リラックスしたひとときを過ごせるスポットです。
益発大廈(Yik Fat Building)
このビルは、香港の典型的な高層住宅群の一つで、狭いスペースに密集して建てられた建物が印象的です。益発大廈は、写真撮影や映像制作によく利用される場所で、特に映画『トランスフォーマー/ロストエイジ』のロケ地としても知られています。この場所は、香港の急速な都市化と住環境の変遷を象徴する建築群で、観光客にとっては非常に興味深いスポットです。
おすすめの映画:『トランスフォーマー/ロストエイジ』
この映画では、香港の益発大廈が重要なシーンで登場します。映画の中で見た風景を実際に訪れることで、映画の世界に浸ることができます。
ヴィクトリア・ピーク
香港島の高台に位置し、香港の壮大な夜景を一望できるスポットです。ピークトラムに乗って、急勾配を登りながら絶景を楽しむことができます。
テンプル・ストリート・ナイトマーケット
夜になると賑わうナイトマーケットで、露店が立ち並び、香港らしい活気を体験できます。地元の料理やお土産品がたくさんあり、観光客にも人気です。
香港 私の観光ルート
寄港日 2024年8月22日
6:00入港 16:00出航
帰船:14:00がタイムリミット
益発大廈
尖沙咀プロムナード下船できる時間がお昼になってしまうと、観光時間が数時間になるかもです。まずは地下鉄で「益発大廈」へ行き、「尖沙咀プロムナード」に戻って現地の雰囲気を楽しんだ後、時間を見計らって帰船する予定です。
香港の観光地へのアクセス
観光地によっては、徒歩で移動するのもおすすめです。香港は都市部がコンパクトにまとまっているため、歩いて回ることで新たな発見があるかもしれません。
公共交通機関を利用する
香港は公共交通機関が非常に発達しており、MTR(地下鉄)やバス、トラムを利用して効率的に移動できます。MTRを利用して尖沙咀から鰂魚涌までの片道運賃は約12.5香港ドル(約210円)です。シングルジャーニーチケット(片道切符)は各駅で購入できますが、支払いは現金またはクレジットカードが利用可能です。オクトパスカードは支払いがスムーズで便利ですが、今回は1往復しか乗らないため、購入は控える方が良いでしょう。
タクシーを利用する
タクシーは手軽に利用できる交通手段です。香港のタクシーは赤、緑、青の3色でエリアが分かれており、市内であれば赤いタクシーが一般的です。尖沙咀から鰂魚涌までのタクシー料金は、約100〜150香港ドル(約1,700~2,500円)です。タクシーの支払いは通常、現金が主流ですが、最近では一部のタクシーでクレジットカードやモバイル決済も可能です。公共交通機関と比べてやや高価ですが、時間が限られている場合には便利です。
地下鉄で「益発大廈」へ行く方法
下船して、MTR(地下鉄)の尖沙咀駅 (Tsim Sha Tsui)まで徒歩10分
MTRの所要時間は、約20分(15.5香港ドル)
尖沙咀駅から**金鐘駅(海軍本部/Admiralty)までは、1駅です。
尖沙咀駅で荃湾線(Tsuen Wan Line)に乗り、金鐘駅(Admiralty)で下車(1駅)。
金鐘駅で港島線(Island Line)に乗り換え、鰂魚涌駅(Quarry Bay)まで移動(5駅)。
(2024年8月5日現在調べ)
最新のルートは香港MTR公式サイトで調べてください。
香港MTR公式サイト↓
https://www.mtr.com.hk/en/customer/main/
尖沙咀プロムナード周辺の散策ルート
尖沙咀プロムナード周辺は、多くの観光スポットが徒歩圏内に集まっているため、短時間でも充実した散策が楽しめます。以下は、尖沙咀プロムナード周辺を効率的に回る散策ルートの提案です。
約4時間(カフェや食事を含む)
1. スタート地点: 尖沙咀プロムナード
所要時間: 30分
概要: まずは尖沙咀プロムナードからスタート。ここでは、ヴィクトリアハーバー越しに香港島の壮大なスカイラインを一望できます。朝や夕方の時間帯は特に美しく、写真撮影に最適です。夜には「シンフォニー・オブ・ライツ」の光と音のショーも見逃せません。
2. 星光大道 (Avenue of Stars)
所要時間: 20分
概要: プロムナード沿いにある「星光大道」は、香港映画界のスターたちの手形や像が展示されています。特にブルース・リーの銅像は必見。映画ファンでなくても楽しめる観光スポットです。
3. 1881ヘリテージ (1881 Heritage)
所要時間: 30分
概要: プロムナードを北に進むと、歴史的な建物を改装した「1881ヘリテージ」に到着します。ここでは、豪華なショッピングやレストランを楽しむことができ、建物自体の歴史や美しい建築も見所です。
4. K11 MUSEA
所要時間: 45分
概要: 1881ヘリテージからさらに北へ進むと、新しいランドマーク「K11 MUSEA」があります。ここでは、ショッピングやアート展示、ユニークな飲食店を楽しむことができます。スターバックスリザーブで休憩を取るのもおすすめです。
5. ペニンシュラ香港 (The Peninsula Hong Kong)
所要時間: 30分
概要: K11 MUSEAの近くにあるペニンシュラ香港は、アフタヌーンティーで有名です。ザ・ロビーでクラシックな雰囲気を味わいながらお茶を楽しむのも良いでしょう。予約をしておくと安心です。
6. 九龍公園 (Kowloon Park)
所要時間: 45分
概要: ペニンシュラ香港から徒歩約10分で九龍公園に到着します。都会の中にある広々とした公園で、鳥の観察や中国庭園の散策が楽しめます。静かで落ち着いた環境の中、自然を満喫できます。
7. ゴール地点: ハーバーシティ (Harbour City)
所要時間: 45分
概要: 最後は九龍公園から南へ戻り、ハーバーシティへ。巨大なショッピングモールで、ブランドショップやレストランが立ち並び、ショッピングを楽しむことができます。ここでお土産を購入するのも良いでしょう。
香港でおすすめのカフェ
尖沙咀プロムナード周辺のリーズナブルなカフェ
香港は3度目なので、雰囲気だけ楽しんで、カフェでまったりしたいと思います。次の3つは、船から近くのリーズナブルなカフェです。
【スターバックス リザーブ (Starbucks Reserve) – K11 MUSEA店】
K11 MUSEA内にあるスターバックス リザーブは、通常のスターバックスよりも特別なコーヒー体験ができるカフェです。尖沙咀プロムナードから徒歩約10分とアクセスも良好。ここでは、シグネチャーコーヒーが楽しめ、価格は約40〜80香港ドル(約680〜1,400円)と比較的リーズナブルです。席数も多く、観光の合間に立ち寄りやすいカジュアルな雰囲気です。混雑具合は時間帯によりますが、平日の午後なら比較的空いています。
【パークズカフェ (Park’s Café) – Kowloon Park内】
九龍公園内に位置するパークズカフェは、緑に囲まれた静かな環境でリラックスできるカフェです。尖沙咀プロムナードから徒歩約15分で、自然を感じながらのんびりと過ごせます。コーヒーや紅茶が30~50香港ドル(約510~850円)、軽食が50~100香港ドル(約850~1,700円)とお手頃な価格で楽しめます。週末は少し混雑することもありますが、平日なら比較的空いており、静かに過ごすことができます。
【マン・カフェ (Mannings Café) – Harbour City内】
Harbour Cityのショッピングモール内にあるマン・カフェは、リーズナブルに食事やドリンクを楽しめるカジュアルなカフェです。尖沙咀プロムナードから徒歩約5分と近く、メニューにはサンドイッチやパスタ、スイーツが揃っており、価格は50~100香港ドル(約850~1,700円)です。モール内にあるため、観光客や買い物客で賑わっていますが、待ち時間は比較的短いです。
香港で有名なカフェ
価格が高いですが、雰囲気を楽しめる有名店です。
ザ・ロビー (The Lobby) – ペニンシュラ香港
ペニンシュラ香港ホテル内にあるザ・ロビーは、格式高いアフタヌーンティーが楽しめるカフェで、尖沙咀プロムナードから徒歩約10分の場所にあります。アフタヌーンティーセットは1人約400~500香港ドル(約6,800~8,500円)で、クラシックな内装と一流のサービスが特徴です。地元民や観光客に大人気で、特に午後の紅茶が好評です。しかし、人気のため混雑することが多く、予約をおすすめします。
カフェ・インク (Café In)
尖沙咀プロムナードのすぐ近くに位置するカフェ・インは、モダンでリラックスできるカフェです。美味しいコーヒーと軽食を提供しており、特にサンドイッチやパスタが人気です。メニューの価格帯は約50~150香港ドル(約850~2,500円)で、手頃に食事を楽しめます。プロムナードから徒歩約5分という近さも魅力です。カフェは広めで、比較的混雑が少なく、観光の合間にゆっくり過ごせます。
フェリックス (Felix) – ザ・ペニンシュラ香港
ペニンシュラ香港の最上階に位置するフェリックスは、尖沙咀プロムナードを一望できる絶景を楽しめるカフェ&バーです。おしゃれな雰囲気の中、特製カクテルやスナックを味わえます。価格はやや高めで、1ドリンク約150~250香港ドル(約2,500~4,300円)ですが、眺望と雰囲気を考えれば価値があります。フェリックスは夜に混みやすいため、日中の訪問がおすすめです。
まとめ
香港の短時間の滞在でも、効率的に観光スポットを巡ることが可能なので、寄港時間が数時間になったとしても、何とかなりそうです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ではでは。
追記:実際の観光レポはこちら↓
すごいリサーチ力に感服です!!