こんにちは!ピースボート第118回世界一周クルーズに乗船中のAppyです。
この記事は、ポートエリザベス寄港2日目のサファリツアーの観光レポートをお届けします。
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ポートエリザベスでの2日目 曇り空
9月11日この日は朝から曇り空で、降水確率が60%という残念なお天気予報でした。今までの寄港地が晴れ続きでしたので、こんな日もあるのだと再確認。
実際は、小雨に数回あったくらいで、雨が降っていたのは短い時間でした。それでも、少し風があり、気温のわりに寒く感じて、ライトダウンを持って行って丁度良い感じでした。
サファリツアーの個人手配
本来はジャパングレイスのオプショナルツアーでサファリツアーに参加したかったのですが、キャンセル待ちになってしまいましたので、個人手配で予約しました。
実は、その後にジャパングレイスから予約がとれたとの連絡のメモが、部屋に届いていました。あまり、考えもせず個人手配を優先させました。これが今では少々の後悔になっています。その理由は、この記事の終わりに記載します。
プライベートツアーと混載ツアー
前日のガーデンルートへのガイドツアーはプライベートツアーでしたが、サファリツアーは混載ツアーを予約しました。混載ツアーを選んだ理由は、寄港2日目で下船時間が予測できたことと、プライベートツアーよりも費用が安かったためです。
混載ツアーでは、事前にWhatsAppの電話番号交換ができず、個別対応はないという点でプライベートツアーとは異なりました。Viatorの予約管理画面には、1週間前に集合場所を知らせるメッセージが届いており、着岸地点によってA、B、Cの3つの集合地点が指定されていました。
実際にどの地点に着岸するかは、前日に明らかになったので、集合地点を特定でき安心して集合場所に向かうことができました。このツアーは、午前中のサファリツアーと午後のキリンウォークがセットになっている珍しいツアーでした。
予約トラブルで立ち往生
下船後、他の観光客の流れについていくと、自然と集合地点に到着できたので、特に集合地点を確認する必要はなかったようです。しかし、ここでトラブルが発生。ガイドが点呼を始めた直後に、私たち以外の参加者で、予約が見つからないというトラブルがありました。
ツアーガイドは携帯で予約履歴を必死で探していました。そのグループは予約したつもりが完了できていなかったのか、原因は今でもわかりません。結局、お気の毒にも参加できなかったのです。そのやりとりの間、ツアー全体が20分ぐらいの立ち往生がありました。
幸いにも、港には多くの勧誘業者が来ていたので、その断られたグループは、別のツアーを見つけられたと思います。気になるのは、その場で見たツアー代金は私たちが予約した価格よりもかなり高めだったように記憶しています。交渉すれば、安くなるものや、最初から安い価格設定のツアーもあるのかもしれませんが、特筆しておきます。
混載ツアーの実際
ツアー条件として、20名までのグループという説明書きがあったものの、実際には参加者7名とガイドさん2名で、2台の車に分かれた少人数のツアーになりました。しかも、全員がピースボートの乗客です。終始この2台は同じ行動をとり、ドライバー同士が無線で情報を共有していました。
今回は混載ツアーにしましたが、集合時の待ち時間や、大人数になる可能性が気になる方は、プライベートツアーを選ぶ方が快適だと思います。私の場合、実際には少人数で、しかも全員がピースボートの乗客だったこともあり、仲間が多くて逆に楽しく感じ、混載ツアーで大正解でした。
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アッド エレファント パークとキリン ウォーク サファリの 1 日ツアー
アッドエレファント国立公園での体験
アッドエレファント国立公園(Addo Elephant National Park)は、象の生息地として有名で、南アフリカで3番目に大きな国立公園です。出発前の点呼で予約が取れていないなどのトラブルがあったものの、早めの集合時間が提示されていたせいか、ツアー開始の予定時間通りに出発することができました。
混載ツアーは開始予定時間より早めに集合になるようです。実際には、9時からツアー開始なのに、集合時間は8:00から8:30になっていました。
象を見るならアッドエレファント国立公園
アッドエレファント国立公園へは約1時間弱で到着。朝早く出発したこともあり、園内は空いていました。車両は乗り換えずに、乗ってきた車のまま、サファリパークへ入っていきました。
車で移動しながら、象やインパラ、バッファローなど、多種多様な動物に出会いました。撮影できた動物たちを、全て掲載しておきます。
この日気温は10度台で、かなり冷え込みました。小雨が降る場面もありましたが、ツアー車両は普通の車両で、屋根だけのサファリカーではなかったため、快適に見学を続けられました。
ガイドさんが、動物を発見したときだけ、窓を開けて見物しました。動物を見つけたときは、童心にかえったようにワクワクしました。
特に象の群れが目の前をゆっくりと歩いていく姿は圧巻。アッドエレファント国立公園はゾウの群れを間近で見ることができます。親子の象たちが連なって歩く姿には感動しました。
残念ながらライオンなどの猛獣には会えませんでしたが、敷地が広大で、動物王国を体験することができました。
ランチはアフリカンBBQ!
ランチは国立公園内のレストランでの、アフリカンBBQがツアー内容に含まれていました。前日食べたものと似ていますね。これがアフリカンBBQというものなのでしょうか。メニューは自由に選べたので、3人で2つの料理をシェアしました。量が多めだったので、シェアしてちょうど良かったです。
ガイドさんが、ここのカプチーノは美味しいよ、とご馳走してくれました。特に寒い日だったので、このカプチーノが体を温めてくれて大満足でした。ランチ後にはお土産屋さんにも立ち寄り、たっぷりの充実した休憩時間を過ごしました。
後で思ったのですが、3人で2つの料理ということは、私たち他のものも注文できたんだと思います。お隣の4人グループのテーブルを見ると、お酒類の注文したようです。同じツアーで同じ価格だったのに、損した気分になりました。
私設保護区「アッド アフリク」でキリンウォーク
午後からは、アッドエレファント国立公園から車で15分の私設保護区「アッド アフリク」という私設保護区へ移動しました。ここでは、ガイドさんと一緒に徒歩でキリンを間近に観察するという貴重な体験ができます。キリンの群れに静かに近づき、その優雅な姿をゆっくりと眺めるというユニークな体験です。
グループ全員でキリンに近づく際、ガイドさんが動物の糞について詳しく説明してくれたのも印象的。さらに、ガイドさんがキリンの糞を口に含んで飛ばすというユニークなパフォーマンスまで!一部の参加者がチャレンジする姿にさらに驚きました。
キリンウォークは想像以上に感動的で、午前中のサファリ以上に、わたしには特別な時間となりました。キリンの親子がのんびりと歩く姿を目の前で見られたことは、一生忘れられない思い出です。
サファリツアーを予約する際のポイント
さて、ここからは、今後サファリツアーを予約される方にお伝えしたい部分です。どのサファリパークを選べば良いのか、私もかなりインターネットで検索しましたが、なかなか明確な答えを見つけることができませんでした。そこで、少しリスクを承知の上で、私が体験後に色々な方から聞いた情報をお伝えしたいと思います。
ジャパングレイスのオプショナルツアーについて
ジャパングレイスのオプショナルツアーでは、アッドエレファント国立公園をはじめとする多くの保護区のサファリツアーが掲載されていました。日帰りツアーの価格帯は1万円台から4万円台まで幅広く、その価格差は数倍に及びます。ツアーの解説では、車両が屋根付きであることなどはわかりましたが、具体的な内容については非常に分かりにくいものでした。
また、ポートエリザベスは治安が良くないという情報もあり、サファリに行くならツアーに参加することが必須であることは、誰にでも理解できることだと思います。
体験後に得た情報
後で知ったことですが、これらのツアーはコースによって良し悪しがはっきり分かれたようです。ここであまり断定的に書くのは避けますが、私がいろいろな方から聞いた情報を総合すると、高額なツアーはそれなりに質の高い体験ができたようですが、動物が見れたかどうかの点については、例外のツアーもあったようです。
例えば、アッドエレファント国立公園のツアーは1万円台の価格設定でした。参加者の話によると、観光バスのような大きな車両で見学したそうです。私も現地で実際にその観光バスを見ましたが、参加者の話では、象を1頭見ただけとか、シマウマの群れを見ただけといった内容だったそうです。これが本当だとすると、かなり期待外れの結果になってしまったのではないでしょうか。
大きな車両がパーク内に入れば、動物が警戒してしまうのは容易に想像できます。なぜ動物が見られなかったのか、その理由は明白です。その時の動物のコンディションや、お天気にもよると思われますので、一概には言えないのかも知れません。
私たちの体験
私たちは個人手配で小さな車両でサファリに入ったためか、より多くの動物に出会うことができました。しかし、実際にスマートフォンで撮影するには距離が遠すぎました。唯一、象だけは近くで見られたので、スマホでも撮影が可能でした。このページに掲載した写真は、すべて相方が一眼レフカメラで撮影したもので、望遠レンズがなければこれほどの写真は撮れなかったでしょう。
ちなみに、私がキャンセル待ちをしていたツアーに空きが出たものの辞退したツアーは、スコーシャという私設保護区のサファリツアーで、4万円台の一番高額なツアーでした。なぜこのツアーを選んだかというと、ジャパングレイスに電話でキャンセル待ちの人数が少ないツアーを尋ねた際、このツアーが最も少ないとの回答を得たからです。アッドエレファント国立公園の約3倍の価格設定でした。
このスコーシャに行かれた方の写真を見せていただき、お話も伺いましたが、お天気が悪くてもライオンの親子など、Big5と言われるすべての動物たちに会えたそうで、写真でも近くに写っていました。これが私が、空きが出たのを辞退して、少し後悔したという理由です。
国立のものとは違って、私設保護区のものは動物の保全状態が優れているパークもあるという印象です。これから色々な方に出会ったらサファリのことを聞いてみようと思います。追記は別枠でさせていただきます。
サファリパークの実態
夢を壊すようなことを書いてしまいますが、動物が自然に暮らしているサファリパークですが、やはり人間の手がかなり入っています。例えば、動物がエリア別に柵で仕切られていたり、ライオンが檻に入れられていたりとかです。それじゃ、動物園と同じじゃないですか!と帰ってきそうですが、まさに、日本のサファリパークを巨大化し、ある程度野生化したような部分があるのは事実です。
ジャパングレイスのオプショナルツアーの価格設定について、高いかといえば、サファリツアーに関してだけ言えば、私の感覚ではそうとも言えないとお伝えします。いろいろなツアーを検索しましたが、価格は適正価格のように思いました。
サファリツアーを選ぶ際は、価格や内容、そして自身の撮影機材なども考慮しつつ、慎重に選ぶことをおすすめします。また、可能であれば事前に予約しておくことが、時間のロスを避けるためにも有利だと思います。
終わりに
船に戻ったのは16時30分頃でした。このガイドさんも、ピースボートの目の前まで送ってくれました。
この日は、アッドエレファント国立公園でのサファリとキリンウォークという2つの異なる体験を通じて、アフリカの大自然を存分に楽しむことができました。個人的には午前のアッドエレファントパークよりも、午後からのキリンに近づいて行けたアッド アフリクの方が断然面白かったです。ツアー選びで少し後悔があったことは確かでしたが、全体的には良かったと思います。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
次はケープタウンの観光レポでお会いしましょう。ではでは。
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すごく濃い情報!!
これからの人にとても役に立ちますね!!
やはりスマホでの撮影は限界があることもわかりました。
まぁ、本当は自分の目で見るのが一番ですが
動物たちのことを思うとそれもね。。。
人間と野生動物は共存できないんですね
Sallyさん、はい、私のスマホは役に立たなくて、バッグに入れたままになりました。ゾウとキリンだけはしっかり写しました。
そして、相方の写真は一緒に行った仲間ともシェア。望遠レンズは必要です!!