海外旅行保険って、どれも似ているようで、実は中身はぜんぜん違う。
とくに長期旅行やノマド生活、クルーズ旅をする人にとっては、加入タイミングやスポーツ対応、証明書の発行スピードがとても大切です。
この記事では、ドイツ発の医療特化型保険「Genki Traveler(ゲンキ・トラベラー)」を徹底解説。
出国後でも加入できるサブスク型の保険で、登山やスカイダイビングなどのアクティビティも補償対象。
他社との違いや注意点も含めて、リアルな選び方をわかりやすく紹介します。
※公式ページはこちら
Genki公式ページ(別タブで開きます)
Genki Travelerってどんな保険?
ドイツのGenki UGが運営、引受はリヒテンシュタインのSquarelife。出国後でも加入OK(前保険なしは14日間の待機あり)。英語証書をすぐ発行してくれるので、証明書の入手もスムーズ。サブスク型(月額課金)で、最長12か月まで契約可能。1年経過後は再加入OK(ただし既往扱いになるので注意)。
補償内容と条件をチェック
- 総合限度額は€1,000,000(医療費、搬送費、遺体送還を含む)
- 外来は1事故あたり€50の免責、入院は免責なし
- 入院費用はMCI Assistが病院に直接支払うキャッシュレス対応
- 家族が病院に見舞いに来る費用も最大€5,000まで補償
- 米国・カナダは「最初の7日間のみ緊急対応」が標準
- フルカバーは月額追加料でON/OFFできる柔軟さが魅力
スポーツ補償が広い!ダイビングや登山もOK
Genki Travelerはスポーツ補償の幅が広いことで知られています。
- スキューバダイビングは30mまで(資格保有や監督者の条件あり)
- 登山・トレッキングは4,000mまでOK
- パラグライダーやスカイダイビングも条件付きでカバー
- 職業として行うスポーツや報酬がある活動は対象外
クルーズもカバー!ただし競技は除外
- Recreational sailing(国際水域含む)はOK
- ただしヨットレースなどの競技イベントは補償対象外
クルーズ船で世界を旅する場合でも、「レースではないクルーズ」であれば基本的にカバーされると考えてOKです。
申し込み・証書発行・請求の流れ
- Webからの申し込みで完結、保険証書(PDF)は即日メール送付
- 紙の郵送は不要で、すぐにビザ申請にも使えます
- 請求は外来が立替→申請、入院はキャッシュレス(MCI Assistが病院へ支払い)
- €1,000以上の治療は事前承認が必要(未承認は補償額が50%に減額)
返金・解約について:
Genki Travelerは、補償開始前または保険証書受領後14日以内であれば、理由を問わずクーリングオフ(全額返金)が可能です。
また、1か月以上の契約経過後も、会員ポータルからいつでも解約手続きができ、以後の請求は停止されます。
日割り返金や一部返金はないため、解約は次月以降からの停止となります。
Genki Travelerの評判・口コミはどう?
Genkiは欧州系のノマドや旅行者を中心に、徐々に知名度を上げてきている保険ブランドです。
よくあるポジティブな声
- 「出国後でも加入できたのがありがたい」
- 「スポーツ対応が他社より具体的で安心」
- 「英語の証書がすぐ届いて、ビザ申請に使えた」
- 「月額サブスク型なので、使いやすかった」
気になる声・注意点
- 「€1,000,000ではアメリカだと足りないかも…」
- 「外来の免責€50が毎回かかるのがネック」
- 「英語対応のみなので、英語が苦手だと少し不安」
日本での口コミはまだ少ないけど、海外フォーラムやRedditでは「Genki使ってるよ!」という報告も見かけます。
他社とどう違う?AURAS・SafetyWingとの比較
Genki Travelerはスポーツ補償や出国後加入、月額制といった柔軟さで人気がありますが、他にも似た特徴をもつ海外旅行保険があります。
保険名 | 特徴 | 向いている人 |
---|---|---|
AURAS | 安さ×柔軟性/部分補完OK | コスパ重視・高齢者・クルーズ民 |
SafetyWing | 月額サブスク型/米国可変 | 移動型ノマド/最低限カバー派 |
Genki Traveler | スポーツ幅広/入院キャッシュレス | アクティビティ重視/ビザ証明が必要な人 |
「安さと日本語サポートを重視するならAURAS」、「柔軟性とスポーツ補償を取りたいならGenki」という選び方もおすすめです。
👉 7社を比較してみる(3分診断付き)
👉 AURASのレビューを見る
👉 SafetyWingのレビューを見る
注意点とリスクも知っておこう
- 医療費上限€1,000,000は、アメリカ長期滞在だと心もとない
- 外来は毎回€50の免責があるので、小規模の通院はやや割高感あり
- 米国・カナダは初期7日だけ緊急補償 → 滞在が長い場合は月額追加料でフルカバーを忘れずに
- 再加入時に病歴が既往扱いになるのはAURASと同じく共通ルール
こんな人におすすめ
- 出国後に海外旅行保険に入りたい人
- 世界一周や長期周遊の旅を考えているノマド
- スポーツ・アクティビティに参加する予定がある人
- クルーズに参加予定で、条件をきちんと把握できる人
- キャッシュレス入院対応の保険を探している人
まとめ|Genki Travelerは“柔軟×スポーツ重視”型の選択肢
Genki Travelerは、月額制・出国後加入・スポーツ幅広・キャッシュレス対応など、ノマドや長期旅行者にとって嬉しい要素が詰まっています。
ただし医療上限は€1,000,000と控えめなので、アメリカや高額医療国へ行く人は、SafetyWingやInsured Nomadsとの比較もおすすめです。
自分の旅スタイルに合ったプラン設計で、Genkiを上手に使ってくださいね。
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保険に迷っている人は、まずは比較表をチェックしてみてください。
→ ノマド保険ハブページ(7社比較)はこちら
筆者が実際に契約して使っている保険は、こちらで詳しく解説しています。
→ AURAS保険レビュー|90日以降の長期旅行におすすめ
よくある質問(FAQ)
クリックすると、質問一覧が開きます(アコーディオン形式)👇
海外旅行保険|Genki (5)
はい、可能です。ただし前保険がない場合は最初の14日間は緊急のみ補償となります。
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登山は4,000mまで、ダイビングは30mまで(資格・監督条件あり)。パラシュートやスカイダイビングも条件付きで対象です。
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標準では各滞在の最初の7日間のみ緊急対応ですが、追加料を払えば月単位でフルカバー化できます。
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入院はMCI Assistが病院に直接支払い(キャッシュレス)、外来は立替払い後に請求する仕組みです。
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クーリングオフは開始日前または証書受領14日以内。以降も1か月単位で解約が可能です。
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