こんにちは、Appyです!
エジプト旅行3日目。深夜3時にホテルを出発し、カイロ空港へ向かうという超強行スケジュールでした!
アスワンに到着後は、ナイル川に浮かぶイシス神殿(フィラエ神殿)を見学し、そのまま砂漠を3時間かけて南下。目指すは、世界遺産アブシンベル神殿です!
「超早起きはもう慣れた…はず!」と自分を奮い立たせながらも、道中ではお決まりのトイレ交渉や、商売人との攻防戦が待ち受けていました(笑)。
そんな、エジプト旅のリアルも含めて、“アブシンベル泊” だからこそ味わえる神秘の時間をご紹介します!
前回の記事はこちら↓

早朝3時集合…まだ暗いうちにカイロ空港へ
午前3時、ホテルロビーに集合。
目の前には同じく眠そうなツアーメンバーたち。みんな無言でスーツケースを転がしながら、静かにバスへ乗り込みました。
「なんでこんな深夜に移動するの…?」
まずは、混み合っていて、もう少し遅めのフライトが取れなかったとか。また、ツアーのスケジュールは効率重視。昼間の渋滞を避けるために、エジプト観光では深夜移動が当たり前なのだとか。

カイロ空港に到着!深夜なのにまさかの大混雑
午前4時前、カイロ空港に到着。
「まだ夜明け前なのに、なんでこんなに人がいるの…?」と思うほど、空港内はすでに大混雑。まずは荷物の赤外線チェックを通過します。
チェックインカウンターも長蛇の列。
添乗員さんが「みなさん、全員同じ便になっているか確認してください!」と指示を出します。発券がかなり適当で、気を抜くと別便にされる可能性も…。
荷物預けに1時間かかる。
「これ、間に合うのかな?」と不安になるレベルのスローペース。でも、添乗員さんのおかげで無事チェックイン完了。
飛行機に乗る前の朝食弁当…まさかのハズレ箱!?
チェックインを終え、搭乗ゲートへ移動。
ひと息ついたところで、ホテルでもらった朝食弁当を開けてみます。まだ眠いけど、お腹も空いてきた…。
まさかのハズレ箱発覚!
相方が弁当の中身を確認すると、なんとジュース、ヨーグルト、パンが入ってない…!?
代わりに、リンゴが2つも入ってる。「え、これどういうバランス?」と思わず笑うレベル。
弁当のクオリティにツッコミ不可避。
私の弁当にはちゃんと入っていたので、どうやら適当に詰められているらしい。エジプトの「ざっくり感」、ここでも発揮!
カイロ→アスワンのフライト!エコノミー満席の機内へ
5:15、いよいよ搭乗開始!
エジプト航空の機内へ足を踏み入れると、エコノミークラスはまさかの満席!
どうやら、年に2回しかないラムセスデーに合わせて、アスワンへ向かう人が多いらしいです。
約1時間のフライト。意外と快適?
満席とはいえ、フライト時間は1時間ほど。窓の外には、朝日を浴びたエジプトの広大な砂漠が広がる。
「いよいよアスワンか…!」と気分も高まるけれど、さすがに寝不足がキツい。
アスワン到着→イシス神殿へ直行
カイロよりも乾燥していて、空気がカラッと軽い。
朝日がまぶしく、すでに「暑くなりそうな予感…!」
荷物ピックアップで早速トラブル!?
スーツケースを受け取ろうとターンテーブルへ向かうと、ツアー同行者のスーツケースが2個も壊れていた!
「え、まさか初日から…?」と不安になるが、ガイドさん&添乗員さんが即座に対応。エジプト旅は、こんなハプニングから始まるのもお約束らしいです。
スケジュール変更!機転を利かせる現地ガイドさん
本来なら未完のオベリスクを先に見学する予定だったが、午前中のうちにイシス神殿(フィラエ神殿)へ行くことに変更!
イシス神殿(フィラエ神殿)見学!エジプトの女神に会いに行く
イシス神殿ってどんな場所?
ここは、古代エジプトの女神イシスを祀る神殿。イシスは「愛・母性・魔法」の象徴で、夫オシリスを復活させたという神話が有名。
エジプトの人々にとって、「最強の守護神」 だったとも言われています。
ロマンチックな伝説も!
かつてイシス神殿は「ナイルの宝石」とも呼ばれ、エジプト最後の神殿として最も長く信仰が続いた場所。
紀元6世紀まで祭儀が行われていたため、古代エジプト文明のラストステージとも言われています。
船に乗り込むと、目の前に広がるナイル川の絶景!
「これぞエジプト…!」と気分が高まる。しばらくすると、島の上にそびえる荘厳な神殿が姿を現しました。
ボートで到着!目の前にそびえるイシス神殿
島の上に立つ神殿は、まさに「水の上の遺跡」。
かつてナイル川の氾濫によって沈みかけたこの神殿は、1960年代のユネスコの大プロジェクトによって丸ごと島ごと移設されたというスゴイ経歴を持っています。
神殿の中へ!古代エジプトの世界にタイムスリップ
巨大な門をくぐると、そこは神話の世界!
高さ18mの第一塔門には、イシスがオシリスを復活させる場面が刻まれています。
「エジプトの彫刻って、本当にスケールがデカい…!」

神殿の柱にも注目!
柱にはエジプトのシンボル「パピルス」や「ハスの花」の装飾が彫られていて、細部まで美しい。
「こんな精巧な彫刻、古代にどうやって作ったんだろう…?」とつい見入ってしまいました。
キリスト教とエジプト神話の融合?
奥に進むと、コプト教徒が利用していた跡が残る部屋があり、壁にはエジプト神話のレリーフを削った痕も。
「時代が変わると、神様も変わるんだなぁ…」と歴史の流れを感じます。
イシス神殿を後に…商売人との攻防戦スタート!
ボートに戻ると、待ち構える商売人たち!
桟橋に着くなり、「スカーフ!1ドル!」「マグネット買って!」と怒涛の売り込み攻撃が始まる。
値下げ合戦がカオスすぎる
最初は「5ドル」と言っていたスカーフが、「OK、2ドル!」と一気に値下げ。
「どこまで下がるの!?」と驚きつつも、ガイドさんに「目を合わせたらダメ!」と注意される。

トイレも交渉制!?
「1ドルで5人までOK!」という謎ルールが発動。
どうやら、交渉次第で値段が変わるシステムらしいです…。
アスワンハイダムをちらっと撮影
トイレ休憩、また交渉バトル!?
「1ドルで2人までOK」と言われるも、現地ガイドさん不在時にボラれたかも…日本人ガイドさんが悔しがる

アブシンベルへバスで約3時間

どこまでも続く砂漠、そしてバイクライダーの笑顔
ひたすら広がる砂、砂、砂…。「これがモロッコと言われても違和感ないな」と思いながら景色を眺める。
そんな中、窓の外には砂漠を颯爽と走るノーヘルのバイクライダーが。「これがエジプト流か…!」と衝撃を受けました。
トイレ休憩
「ここから2時間、トイレはないので今のうちに!」とガイドさんが念押し。

アブシンベル到着!ヌビア料理でエネルギーチャージ
長いバス移動を経て、ついにアブシンベル到着!
朝2時起きの強行スケジュール、さらに3時間の砂漠ドライブ…。
「ついに着いたー!」とテンションが上がるも、まずは待ちに待ったランチタイム!
「ヌビア料理」ってどんな味!?
レストランに到着し、運ばれてきたのは…
✔ スパイスが効いた白身魚のタジン料理
✔ エジプト名物・モロヘイヤスープ
✔ 炊き込みご飯&フラットブレッド
「ヌビア料理って、もっとクセがあるかと思ったけど、めちゃくちゃ美味しい!」
特にモロヘイヤスープは、日本人でも飲みやすいあっさり味で、じわじわハマる感じです。
これだけ凝ったお料理なのに、デザートはみかんとバナナが丸ごと(ガクッ!)
ここで知った豆知識!
ヌビア地方はエジプト南部に位置し、スーダンの文化とも深く結びついている。
料理もスパイスが効いていて、北エジプトとはちょっと違う味わいです。
「この旅で一番美味しいかも…!」
予想以上に美味しく、ツアーメンバーも「これ、エジプトで一番好きな料理かも!」と絶賛。
お魚料理や名物のモロヘイヤスープが、日本人好みのあっさり味
ナセル湖クルーズ!水上から眺めるアブシンベル神殿
レストランを出ると、すぐ隣に船着き場が。「今からクルーズに乗ります!」とガイドさん。
「えっ、ここで!?」と驚きつつ、乗り込んでみると…目の前には広大なナセル湖が広がっていました。
ナセル湖ってどんな湖?
ナセル湖は、アスワン・ハイダムの建設によってできた人造湖。
世界最大級の人工湖で、スーダンとの国境近くまで続いている。
ついにアブシンベル神殿が見えてきた!
湖の上を進むこと約10分。遠くに、砂色の巨大な神殿が姿を現しました。
「え…やばい、もう感動してる…!」と思わず声が出る。
湖から見るアブシンベルは、陸路で近づくのとはまた違った特別な景色。
クルーズからしか見えない絶景に興奮!
「これは贅沢すぎる…!」と写真を撮りまくり。
風も気持ちよく、青空と砂漠のコントラストがまさにエジプトの絶景!

アブシンベル神殿ってどんなところ?
ラムセス2世の威厳が詰まった巨大神殿!
高さ20m超えの巨像4体が並ぶ、王の自己顕示MAXな遺跡。
1960年代、丸ごと移動した「奇跡の神殿」
水没の危機を救うため、ユネスコが65m上に丸ごと移設!技術力に驚愕。
年2回、神殿奥に朝日が差し込む
ラムセス2世の誕生日&即位日にだけ光が届く…どんだけ自己アピール強いの!?
夜は「音と光のショー」で幻想的に
ライトアップされた神殿+ドラマチックなナレーションで、昼とは別世界!
- ナセル湖から
- 夜の光のショー
- 朝日(ラムセスデー)
ホテル「AZAL LAGOONS RESORT」にチェックイン
アブシンベルにはホテルがわずか2軒しかなく、そのうちの一つが「AZAL LAGOONS RESORT」。
広大な敷地の中に建物が点在しており、リゾート感あふれる雰囲気です。

ウェルカムドリンク&フードでおもてなし
ロビーに入ると、スタッフがフレッシュジュースと軽食を提供してくれました。
「エジプトでこんなにちゃんとしたウェルカムサービスがあるとは…!」と驚きつつ、一息つく。
私たちの部屋は3階…エレベーターなし!
ポーターさんが荷物を運んでくれるが、敷地が広いためか、スーツケースの到着に時間がかかりました。
ツアー仲間の中には「スーツケースが届かず、シャワーを浴びる時間がない!」と焦る人も…。
バスタブなし、シャワーのみ
お湯はしっかり出るが、バスタブはなし。とはいえ、この長旅でシャワーを浴びられるだけでありがたい…!
「エジプトならでは」のドタバタも発生
ツアーメンバーの一人が、スーツケースの破損を発見。すぐにフロントへ伝えるも、「ノープロブレム!」と軽く流される。
「いやいや、プロブレムです!」と添乗員さんが必死に交渉。こういう時、ツアーのありがたみを感じる。
夜:アブシンベル神殿の音と光のショー

19:00 ショーがスタート!まさかの日本語ナレーション
昼間に続き、本日2度目の世界遺産 「アブシンベル神殿」 へ。
会場に到着すると、神殿がライトアップされ、壮大な音楽が流れ始める。
「…え、日本語!?」
なんと、日本人観光客が多いためか、ナレーションが日本語対応!
「これ、意外と嬉しい!」と驚きつつ、1960年代のダム建設に伴う移設秘話をじっくり聞く。
ライトに照らされる神殿が幻想的…
真っ暗な砂漠に浮かび上がるラムセス2世の巨像。
昼間とはまったく違う雰囲気で、まるで映画のワンシーンのよう…。
美しすぎて、まさかの眠気が…
波のように押し寄せるナレーションの声と、心地よい光の演出。
「これは…確かに眠くなる…!」と、ウトウトしそうになるのを必死にこらえる(笑)。

20:30 ショー終了 → ホテルへ帰還
ホテルに戻ると、すぐに夕食のビュッフェ。
しかし、気づけばもう21時過ぎ…長い1日すぎる!
まとめ:アブシンベル神殿は圧巻!でも移動は過酷…
- カイロ→アスワンの早朝フライトはドタバタ
空港手続きに時間がかかり、焦る場面も。 - ナセル湖クルーズが予想以上に絶景!
青空と神殿のコントラストに大興奮。 - 夜の「音と光のショー」は幻想的
昼とは別世界の美しさに圧倒される。 - ただし、体力勝負!
夜遅く&翌朝4時起床のハードスケジュール。
明日はついにラムセスデーの朝日鑑賞!
「もう限界…」とベッドに倒れ込み爆睡。
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