物価が安く、親日的で住みやすいことで知られるベトナム。
ホーチミンやダナンには、日本人の語学留学生やノマドワーカー、駐在員も増えています。
でも、いざという時の「医療費」は日本より高くつくことも。
現地の私立病院では、キャッシュレス診療ができる保険が安心です。
Appyも実際に、セブ島留学後にホーチミンに寄り道しましたが、大都会で交通量が多く、事故リスクを感じました。「短期滞在でも保険は必要やな」と実感しました。
海外保険といっても種類はさまざま。
自分に合ったものを選ぶには、各社の特徴を知っておくのが近道です。
→ 海外旅行保険7社を比較|タイプ別おすすめプランを見る
ベトナムのビザ事情と日本人の滞在タイプ
▶ 45日以内ならビザなしで滞在OK
現在、日本のパスポートを持っていれば、最大45日間まではビザなしで滞在可能です。これは2023年の制度変更により期間が延長され、2025年~2028年まで継続される予定です。
ただし、滞在延長や「ビザラン(いったん他国に出て再入国する)」は、状況によって制限されることもあるため注意が必要です。
▶ 90日までの滞在は電子ビザ(E-Visa)で
45日以上ベトナムに滞在したい場合は、電子ビザ(E-Visa)の申請が必要になります。
- オンライン申請(日本語非対応、英語またはベトナム語)
- 最長90日間
- シングルビザ(1回入国)かマルチビザ(複数回入国)を選べる
使える空港・国境ゲートが決まっているため、航空券予約前に確認しておくのがおすすめです。
▶ 長期留学や駐在にはビザ+許可証が必要
語学学校や大学への長期留学をする場合は、学生ビザのサポートを学校側が行ってくれることがほとんどです。
また、企業駐在員や現地採用で働く人は、次のような書類をそろえる必要があります。
- 現地企業が取得する「労働許可証(Work Permit)」
- それに基づく「滞在許可(Temporary Residence Card)」
「LDビザ」「DTビザ」などの呼び方を見かけることもありますが、実際には労働許可と滞在カードがベースとなります。保険の申し込みでも、これらの書類コピーを求められることがあります。
日本人の滞在タイプ(ベトナム)
ベトナムでは、以下の日本人滞在者が多く見られます:
英語留学(主にホーチミン・ダナン)
- セブ島のようなマンツーマンは少ないが、グループ+講義形式が主流
- 欧米留学前の“ステップアップ留学”として人気
ITノマド・起業家
- カフェ・コワーキング天国、Wi-Fi完備
- 月5〜10万円で快適生活が可能
製造業・IT系の駐在員
- ホーチミン・ハノイ周辺の工業団地に多い
- 家族帯同者も一定数
ロングステイ・シニア移住
- 物価の安さと温暖な気候を求めて長期滞在する人も増加傾向
ベトナム滞在中のリスクと医療事情
🏥 医療費のリスク
- ローカル病院は安価だが言語や衛生面に課題あり
- 日本語・英語が通じる私立病院は高額(初診で1万円以上)
🧯 その他のリスク
- バイク事故・交通トラブル(最も多い!)
- 食あたり(生野菜や氷に注意)
- 洪水・台風(特に中部や南部で発生)
- スリ・ひったくりなど軽犯罪(スマホは常に警戒)
クレジットカード付帯保険の限界
クレカ保険では、以下のような課題があります:
クレカ保険の弱点 | 詳細 |
---|---|
補償期間の制限 | 出国後90日間までが一般的(延長不可) |
補償金額が少ない | 入院・手術・搬送費用が全額出ないケースも |
利用条件がある | 「旅行代金をカード払い」が条件のことも |
キャッシュレス非対応 | ベトナムの提携病院が少なく、立替が必要 |
ベトナム滞在におすすめの保険タイプ
滞在タイプ別に、おすすめの保険をまとめました。
タイプ | おすすめ保険 | 特徴 |
---|---|---|
短期滞在・ノマド | AURAS | キャッシュレス対応+高コスパ、月単位OK |
ノマド・留学 | SafetyWing | 月額制、世界中どこでもOK、帰国中も補償 |
アクティブ派 | World Nomads | アクティビティ対応(バイク事故も一部OK) |
長期旅行・滞在 | Genki Traveler | スポーツ補償・長期契約あり、出国後OK |
駐在・家族帯同 | 日本の大手海外旅行保険 | 高齢者・家族単位でも安心、加入は出国前に |
▶︎ 海外旅行保険7社を比較&3分診断
どれが自分に合うか迷ったら、3分でチェックできます
→ 保険比較&3分診断はこちら
現地で海外旅行保険を使うには?
万が一、病気やケガをしてしまったとき、保険を使うにはどうすればいいのでしょうか。ここでは、ベトナムでの医療事情と、保険利用の流れをご紹介します。
✅ 日本語対応のある病院もあります
ベトナムには外国人が多く住んでいるため、私立の国際病院が充実しています。なかには日本語対応や日本語窓口のある施設も。
【ホーチミン市】
- FV Hospital(提携保険会社多数)
- Family Medical Practice(外国人に人気)
- City International Hospital
- Vietnam Medical Practice(日本語窓口あり)
【ハノイ市】
- Vinmec International Hospital
- Hanoi French Hospital
✅ キャッシュレス診療を受けるには?
保険会社によっては、上記のような病院と提携していて、現地での支払いなし(キャッシュレス)で受診できる場合があります。
- まずは保険会社に連絡し、提携病院かを確認
- 提携外の場合はいったん立て替えて、あとで請求になります
キャッシュレス対応が使えるかどうかで、安心感がまったく違います。できれば出発前に保険会社から「対応病院リスト」をもらっておくのがおすすめです。
✅ 保険利用時の注意点まとめ
内容 | 理由 |
---|---|
パスポートの提示 | 本人確認のため必須 |
英文の診断書をもらう | 保険請求に必要 |
領収書はすべて保管 | 返金時の証拠になる |
予防接種・健康診断はNG | 保険対象外のことが多い |
まとめ:保険は“コスパ”ではなく“安心”で選ぼう
ベトナムは暮らしやすく人気の国ですが、
「バイク事故」「衛生面」「医療費」「治安」など、意外とリスクも多い国です。
海外で病気や事故に遭ったとき、保険があるかどうかで、その後の行動が大きく変わります。
長期なら月額制のノマド保険、短期ならキャッシュレス対応の保険を選び、
安心してベトナム滞在を楽しんでくださいね。
海外保険といっても種類はさまざま。
自分に合ったものを選ぶには、各社の特徴を知っておくのが近道です。
→ 海外旅行保険7社を比較|タイプ別おすすめプランを見る
滞在スタイル別|おすすめの海外旅行保険はこれ!
🔹【AURAS(アウラス)】
出国後でも加入できて、ノマド・長期旅行・クルーズ滞在に柔軟に対応。
アクティビティや寄港地治療にも強く、日本語サポートや証明書即発行も安心です。
→ AURAS体験レビューを見る
🔸【SafetyWing(セーフティウィング)】
月額サブスク型でコスパがよく、出国後加入にも対応。
医療補償上限が高く、リモートワーク補償や育児対応などユニークな特典もあります。
→ SafetyWingの特徴を見る
ベトナム滞在と海外保険のよくある質問(FAQ)
クリックすると、質問一覧が開きます(アコーディオン形式)👇
海外旅行保険|ベトナム (5)
はい、日本国籍なら45日間までビザなしで滞在可能です。それを超える場合は、E-Visaの取得が必要になります。
→ → 詳しくはこちら(別タブで開きます)
ノマドには月額制の海外保険、駐在員には日本出国前に加入する長期型保険が適しています。
→ → 詳しくはこちら(別タブで開きます)
私立病院では初診で1万円以上かかることも。日本語対応病院は高額になるため、保険加入が安心です。
→ → 詳しくはこちら(別タブで開きます)
90日までの補償が多く、キャッシュレス非対応のケースも。長期滞在には専用保険をおすすめします。
→ → 詳しくはこちら(別タブで開きます)
提携病院で保険会社に事前連絡すれば、支払い不要で診療できる場合もあります。確認が大切です。
→ → 詳しくはこちら(別タブで開きます)