知識も予習もないまま飛び込んだ、
あの巨大な博物館。
ツタンカーメンの黄金マスクは撮れなかったけれど、
あの日の匂いと、眩しさだけは、
なぜかずっと残っている。

この門の向こうに、
思ってたよりも強烈な「エジプト」が待っていた。

予習なしの私を、
3,000年分の展示が待ち受けていた。

眠っているのか、見つめられているのか。
ミイラの目が、記憶に焼きついている。

知らない言葉。
知らない神話。
でも、写真だけはしっかり撮る。

ガイドさんの話が分からなくても、
手元の赤い光は、ちゃんと導いてくれる。

もう出口? まだ頭に入ってない。
でも、足だけは次に向かってる。

「動き」と「王の力」は、
左脚に込められていたらしい。
私の脚は、ずっと止まったままだった。
目次
博物館で見た3,000年、その続きを歩く
ミイラや石棺、ツタンカーメンの黄金マスク。予習なしで圧倒された博物館の一日と、その後に実際に訪れた王家の谷まで、旅の続きを詳しく紹介しています。
匂いまで残った、カイロ博物館の初日へ
圧倒的な展示量、撮影できなかった黄金マスク、独特の匂いが残るミイラ。長旅の眠気と戦いながら巡った、カイロ初日の旅行記です。
黄金マスクの主が眠った墓へ
博物館で見たツタンカーメンの黄金マスク。その数日後、今度は王家の谷にある本人の墓へ。地下へ続く階段の先まで入ってきました。





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