こんにちは!
ピースボート第118回世界一周クルーズに乗船中のAppyです。
10月3日と4日にイギリスのリバプールに2日間寄港しました。そして翌日には北アイルランドのベルファストへ。3日連続で寄港が続くのは初めてのこと。
その間、観光でヘトヘトになってましたので、ブログがストップしていました。今日から3日間は船内生活が続くので、観光レポをUPしていきます。
さらに、昨夜からオーロラ観察期間に入りました。今日は、今までにない酷い揺れが続いています。どうも、低気圧の下、小さい嵐を通過中だそうです。早く嵐を抜けてオーロラを見れるよう、航路を変更したとも聞きました。
もはや、手すりを持たないと、まともに歩く事ができません。怪我しないよう、注意しましょう!この激しい揺れで皆が弱ってる中、恐縮ですが、揺れまで楽しんでいる自分がいます。幸い、船酔いはしないようです。
今日からニューヨークまでは、長期でオーロラチャンスが続くとも聞いていますので、期待したいと思います!
さてさて、1泊2日のリバプール寄港の観光レポを①1日目、②2日目に分けて備忘録として残します。
この記事は①1日目の観光レポです!
2日目の観光レポはこちら↓
ピースボートでリバプール到着
10月3日、朝7時に楽天モバイルがつながり、天気予報を確認。イギリスにしては珍しいことに、2日間とも晴天が予想されていました。これから一緒に出発するメンバーも大喜び!イギリスの天気は不安定で、雨が多いことで有名ですが、今回は幸運に恵まれました。
しかし、イギリスまで来ると、気温は低め。特にこれから向かう湖水地方のウィンダミアは、リバプールよりさらに寒いので、防寒対策が必要でした。冬の装いを準備し、一緒に行くメンバー4人と着岸予定時刻の9時に船内の8階で待ち合わせしていました。
いつも下船許可が降りるのが早いので、最近は、着岸予定時刻を集合時間にしています。準備万端にできて、忘れ物も取りに行けるし、すぐに下船できます。
下船までのこの時間帯が、一番ワクワクしているのかも知れないと思う程、高揚感があります。10:00に下船許可がおり、いよいよリバプールの地に上陸!
湖水地方へ早めに向かうことに!
当初の計画では、まずリバプール大聖堂(Liverpool Cathedral)を見学してからリバプール・ライム・ストリート駅へ向かう予定でした。大聖堂はイギリス最大級のゴシック建築で、ぜひ訪れたい場所でしたが、今回の旅では、湖水地方での時間を少しでも多く確保するために、先程の打ち合わせで、急遽プランを変更。早めにウィンダミアへ向かい、現地で観光する時間を確保することにしました。
「せっかく時間をかけてウィンダミアまで行くのだから、湖水地方に時間をかけたい」という意見が一致。リバプールは翌日戻ってくるので、短時間で観光を楽しむことにしました。
事前に計画した観光プランの記事はこちら。↓
アルバート・ドックのリバプールらしい風景
下船後、リバプールの街を歩いてまず訪れたのは、リバプールを象徴する観光スポット、アルバート・ドック(Royal Albert Dock Liverpool)です。
このドックエリアは、リバプールの歴史的建造物が立ち並ぶ場所で、かつては港として栄えていた場所。現在では、博物館やカフェ、ビートルズ関連の展示なども楽しめる観光エリアになっています。
今回は時間の関係で、写真をパチパチと撮るだけにとどまりましたが、赤レンガの建物が並ぶドックの景色は、リバプールらしい風景を感じることができました。
電車で行く湖水地方
リバプール・ライム・ストリート駅へ
アルバート・ドックでの写真撮影を終え、次に向かったのはリバプール・ライム・ストリート駅。この駅は、リバプールの主要な駅で、船から寄り道しないで歩くと、20分の距離です。
ここから湖水地方のウィンダミア行きの電車に乗ります。事前に電車の予約をしていなかったため、駅で切符を購入する必要がありました。少し不安もありましたが、駅に着くと問題なく切符を購入することができました。
湖水地方ウィンダミアへ向かって出発!
11時45分発の電車に乗る予定でしたが、運よく少し早めの11時39分発の列車に乗ることができました。この列車はブラックプール・ノース行きで、途中のプレストン(Preston)で乗り換えて、最終的にウィンダミアへ向かいます。リバプールからウィンダミアまでは1回乗り換えが必要。
列車のスケジュール
11:39 リバプール・ライム・ストリート駅出発
12:33 プレストン到着
乗り換え時間は13分。ちょうどいい時間で、ゆっくりと乗り換えができます。
12:46 プレストン出発
13:54 ウィンダミア到着
早い電車に乗れたので、早くウィンダミアに到着できることになりました!
電車の中では、インターネットでボウネスでの観光について調べました。湖をクルーズで巡り、さらに機関車に乗るという理想的な観光プランを考えていましたが、残念ながら帰りの便がうまく合わず、このプランは断念し、ボウネスの街をじっくり楽しむことに。
この電車に顔見知りのピースボートの仲間も乗っていました。
バスで湖畔の街ボウネスへ
ウィンダミアに到着後、まずは駅から徒歩10分ほどのホテルにチェックインして荷物を預け、その後、バスでボウネス(Bowness-on-Windermere)へ移動しました。ボウネスは湖水地方の観光拠点としてよく知られており、美しい湖畔の街並みが広がるエリアです。
ウィンダミアからボウネスへのバス移動は、10分ごとに出ている便があり、非常にスムーズ。
移動中は、道沿いに並ぶホテルやショップ、レストランのレンガ造りの建物が連なり、どこか統一感のある景色が続きます。
その風景を眺めているだけでも、湖水地方の魅力を感じさせてくれました。ボウネスに到着すると、レイククルーズの乗り場は観光客で大変賑わっていました。ちょうどその時、ピースボートの日帰りオプショナルツアーの旗と、大勢の日本人がクルーズ船に乗り込んで行くのを目にしました。
電車や駅でも顔見知りに出会っていた私たちですが、ここでもピースボートの仲間と出会う機会がたくさんありました。地元の人々にとって、これほど多くの日本人観光客が一度に訪れるのは不思議だったことでしょう。
リバプールに到着したクルーズ船がこれだけの観光客を湖水地方に連れてきているとは、地元の方々はきっと想像していなかったのではないかと思います。
ボウネスでの街ブラとウィンダミアへの徒歩帰路
ボウネスの湖畔は期待通りの街でした。穏やかな湖の風景と、落ち着いた雰囲気の街並みがとても印象的。湖水地方と言えば、やはりピーターラビットが有名ですよね。ウィンダミアの街にはピーターラビットに関連する商品が豊富に揃っていて、同行した友達はショッピングを楽しんでいました。私は購入しなかったのですが、ピーターラビットの可愛らしいキャラクターグッズが並ぶお店を見て回るだけで、十分楽しめました。
その後、ボウネスでカフェやショップを覗きながら、1時間ほどのんびりと街ブラを楽しみました。そして、ウィンダミアのホテルへは徒歩で戻ることに。
バスで通った道を30分かけて歩いて戻ると、車窓からの風景とは全く異なる景色が目に飛び込んできて、街の細かい部分までじっくりと味わうことができました。
地元の人や観光客とすれ違ったり、お店があるのに気づいたり、ベンチでひと休みしたり、歩いてこそ発見できる楽しみがたくさんありました。
夕食に選んだイギリス料理店
店に入ってあれこれと商品を見ながら進んでいると、すっかり時間が経ってしまい、そろそろ夕飯の時間が近づいてきました。Google Mapでイギリス料理のレストランを探し、口コミ評価が良いお店を発見。早速そのお店に決めて入店しました。
メニューを見て悩みつつも、お店のスタッフにおすすめを尋ねることに。やはりイギリスに来たからには、定番のフィッシュアンドチップスは外せません。私たちが選んだ、スタッフ一押しのセットメニューにはフィッシュアンドチップスも含まれており、4人でシェアすることにしました。追加で注文した料理もあり、ボリュームたっぷり。
飲み物はビールのグラスが大きく、たっぷりと注がれていて、食事をしながらの一杯にはちょうど良い量でした。私はガス入りのミネラルウォーターを注文しましたが、これもまた、さっぱりとしていて食事にぴったりでした。ワインもおいしかったそうです。イギリスのお料理は美味しくないと言われていますが、このレストランは例外。レベルが高かったです。
話題に事欠かない仲間たちと、楽しい会話を交わしながら食事を楽しんでいたら、あっという間に2時間がすぎていました。気がつくと、お店の店員さんからさりげない「そろそろお時間です」という催促の合図が。どうやら次のお客さんが待っているようです。私たちは、楽しい時間を惜しみつつもお店を後にすることにしました。
店を出る際、周りをふと見渡すと、顔馴染みのピースボートの乗客が何人も!思わずハイタッチを交わしました。どこに行ってもクルーズ仲間と出会えるのは本当に面白いです。
こうして、充実した1日を終え、心もお腹も満たされてホテルへと戻りました。
宿泊したウィンダミアホテル
ちなみに、今回宿泊したウィンダミアホテルは、バスタブ付きのツインルームが1泊22,000円、朝食付きというお得なプランでした。シングルルームは15,000円ほど。駅近のホテルにしてはお手頃な価格で、小高い丘の上に建っているため、見晴らしも抜群でとても便利な場所にありました。長らく船上生活だったので、地上のベッドでバスタブ付きは、楽しみのひとつでした。
とはいえ、値段が安いだけに、少し古いホテルには何か「落とし穴」があるのではと予感していたところ、やはりいくつか気になる点がありました。まず、アメニティは一切なし。スリッパもなければ、歯ブラシもない。イギリスでは普通かもしれませんね。リクエストすればもらえたのかもしれませんが、フロントまでの距離が長く、すでに疲れていたため、わざわざリクエストせずにそのまま過ごしました。
シャワーからは熱いお湯が出たのは嬉しいポイント。とはいえ、設備全体が古さを感じさせるのも事実です。この辺りのホテルはどこも30,000円以上で、シングルルームを見つけることが難しいです。この値段では十分お得感があったので、総合的には満足です。
久々のバスタブのお湯につかり、癒されました。
終わりに
これで、充実したリバプール寄港の1日目が終了しました。
宿泊したウィンダミアホテルの裏には、小高い山があり、45分ほどで往復できるというハイキングコースがあるとの情報でした。山登りが大好きな仲間が「登ろう!」と言い出し、翌朝の早起きを決意。ガイドツアーは朝9時スタートですが、彼女たちは日の出前の薄暗い時間から裏山を登るというアクティブな計画を立てていました。次回の観光レポ②では、この早朝の裏山登山からスタートする予定です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!次回もどうぞお楽しみに。ではでは。
2日目の観光レポはこちら↓
リバプールの事前に計画した記事はこちら。↓