今回は、ピースボート118回の最初の寄港地である深圳の観光情報と私の観光プランをまとめておきます。
寄港日 2024年8月21日
10:00入港 22:00出航
帰船は20:00がタイムリミットです。
オプショナルツアーは予約していないので、自由観光となります。 深圳には「南頭古城」という歴史スポットへ、地下鉄で20分ほどで行けると聞き興味がわいてきました。港の近くにある「海上世界」は、エンタメ、ショッピングなどの超人気遊びスポットだそうです。
まずは、「南頭古城」へ地下鉄で向かい、帰りに時間があれば「海上世界」へも立ち寄るという計画を立てたいと思います。海上世界は特に夜間のライティングが美しく、夜の散歩にぴったりの場所だそうです。 地下鉄に乗るのが楽しみです。
なんと、深圳では、65歳以上の地下鉄料金が無料になるそうですよ!
追記:第118回クルーズは、台風の影響で日本出航が遅れたため、残念ながら深圳には寄港しませんでした。
深圳の基本情報と事前準備
深圳の8月は日本と同様、一年で一番暑い時期です。中国は、Google Mapが使えないとか、国際ブランドのクレジットカードが使えないとか、色々と特別の対応が必要。中国元は日本から調達しておきましょう。スマホに決済アプリを入れると完璧です。
深圳は一番蒸し暑い時期
8月の深圳の気温は約32°C、湿度は80%もあります。蒸し暑いので、通気性の良い服装ですが、建物内が寒いかもしれないので、羽織ものはほしいところ。雨の多い時期でもあるので、突然の雨に備えて、傘やレインコートがあれば安心です。
深圳の治安
深圳は治安が比較的良好で、主要な観光エリアでは警察のパトロールも頻繁に行われています。ただし、スリや置き引きには注意が必要です。夜間の移動も比較的安全ですが、人通りが少ない場所は避ける方が良いでしょう。交通事故が増加しているため、道路を横断する際には十分な注意が必要です。緊急時には「110」で警察に連絡できます。基本的な注意を守れば、安全に観光を楽しめる都市です。
深圳では中国元かモバイル決済
Visaなどの国際ブランドのクレジットカードが使えないので、中国元の持ち合わせがなければ、WeChat Pay、Alipayをなどの決済アプリをスマホに入れる必要があります。
1.現金
中国元:大きい金種は使えない可能性があるので、少額の金種を準備しておく
2.モバイル決済
WeChat Pay、Alipay:QRコードをスキャンして支払います。
タクシーもこの支払い方法に対応しています。
3.クレジットカード決済
UnionPay(銀聯)という中国独自のクレジットカードが普及しています。
小規模な店舗や地元の市場では、国際ブランドのクレジットカード(Visa、Masterなど)は使えません。
地図アプリ「百度地図(Baidu Map)」
Google Mapが使えません。中国国内では、Google Mapの代替として百度地図(Baidu Map)が広く利用されています。百度地図は、中国国内の細かい情報を網羅しており、南頭古城周辺の詳細な地図も見ることができるそうです。
深圳の観光スポット2選
深圳は、中国の経済特区として知られ、急速に発展を遂げた都市です。モダンなビル群や賑やかなショッピング街が広がる一方で、歴史的なスポットや自然豊かな公園も点在しています。
歴史スポット:「南頭古城」
深圳市内にある南頭古城は、深圳の歴史と文化を体感できる場所です。南頭古城は、明代から続く歴史的な城郭で、古い街並みや伝統的な建築物が残っています。古城内には、文化遺産を展示する博物館や、伝統的な中華料理を楽しめるレストランもあります。歴史好きな方にとって、ここは必見のスポットです。
超有名遊びスポット「海上世界」
海上世界(Shekou Sea World)は、深圳市の蛇口エリアにある非常に人気の高い観光スポットで、港を見下ろす場所に位置しています。このエリアは、ショッピング、ダイニング、エンターテインメントを一か所で楽しめる複合施設として知られ、地元の人々や観光客にとっても魅力的な場所です。
深圳 私の観光ルート
寄港日 2024年8月21日
10:00入港 22:00出航
南頭古城 →(海上世界)
港から南頭古城へのアクセス
ピースボートが深圳に着岸する港「蛇口港(Shekou Port)」から南頭古城までは約15kmの距離にあります。タクシーが最も簡単で快適な移動手段ですが、地下鉄も費用を抑えながら良い体験ができそうです。
地下鉄を利用する
深圳の地下鉄路線は工事が進んでおり、ころころと変わるそうです。最新の路線図を入手するようにしてください。深圳地下鉄公式サイトで経路検索もできます。次のマップと経路検索は2024年8月5日現在のものです。
深圳地下鉄公式サイト
https://www.szmc.net/map/
地下鉄(約17分 8駅)2.85元
☑️蛇口港駅から海上世界駅まで
地下鉄2号線(蛇口線)を利用
(1駅 約2分)
海上世界駅で地下鉄12号線に乗り換え
☑️海上世界駅から南头古城駅まで
(7駅 約15分)
南头古城駅から徒歩5分
タクシーを利用する
30分 50〜70元
支払は、現金(中国元)かWeChat Pay or Alipay
目的地の名前を中国語でメモしておくか、地図アプリを見せるとスムーズです。
「南頭古城」の基礎知識
英語名は「Nantou Ancient City」。簡体字では「南头古城」と表記します。この古城は明代に築かれ、約600年の歴史を誇ります。深圳の原点ともいえるこの場所では、狭い石畳の道や伝統的な中国建築が現代の喧騒と対照的な風景を作り出しています。古い家屋や市場の面影が残り、歴史を感じることができます。
また、南頭古城には文化遺産を展示する博物館もあり、深圳の歴史や文化を深く学ぶことができます。ここを訪れることで、深圳の発展とその背景に触れる貴重な体験ができるでしょう。歴史好きや現代の深圳とは異なる一面を感じたい方におすすめの場所です。
「南頭古城」と関係ある歴史
南頭古城は、深圳の歴史の中で非常に重要な役割を果たしてきた場所です。ここで関連する歴史について知っておくと、訪れた際にさらに深く楽しむことができます。
明代からの歴史
南頭古城は、明代(1368-1644年)に築かれました。当時の中国は中央集権的な統治を進めており、南頭古城は南シナ海の沿岸地域を防衛するための要所として機能しました。また、広東省の珠江デルタ地域での貿易や海上防衛にも重要な役割を果たしました。この時代の中国の政治や軍事について学んでおくと、古城がどれほど重要だったかが理解できます。
清代の発展
清代(1644-1912年)に入ると、南頭古城はさらに発展し、商業と行政の中心地としての役割が強化されました。この時期には、南シナ海を通じた貿易が活発化し、南頭古城はその一翼を担う存在となりました。清代の経済と海上貿易の歴史を勉強することで、古城の発展とその背景を理解できます。
現代の深圳との関わり
20世紀に入り、深圳が中国の経済特区として急速に発展する一方で、南頭古城はその歴史的価値が再評価され、文化遺産として保護されています。深圳の現代史と、都市化が進む中での文化遺産保護の取り組みについても学んでおくと、南頭古城が現在どう位置づけられているかがわかります。
「海上世界」の基礎知識
海上世界(Shekou Sea World)は、深圳市の蛇口エリアにある非常に人気の高い観光スポットで、港を見下ろす場所に位置しています。このエリアは、ショッピング、ダイニング、エンターテインメントを一か所で楽しめる複合施設として知られ、地元の人々や観光客にとっても魅力的な場所です。
「海上世界」の魅力
豪華客船「ミンディナ号」
海上世界のシンボル的存在が、海上に浮かぶ巨大な豪華客船「ミンディナ号(Minghua)」です。この船はかつてのフランスの豪華客船であり、現在はレストランやホテル、バーなどが入る複合施設として利用されています。船内には、さまざまな国際的な料理を提供するレストランや、おしゃれなバーがあり、夕食や夜の時間帯に特に賑わいます。
美しいナイトライフ
海上世界は特に夜間のライティングが美しく、夜の散歩にぴったりの場所です。プロムナードを歩きながら、船の周りに設置されたイルミネーションを楽しむことができます。また、海上世界広場では、夜ごとに音楽やパフォーマンスが行われることがあり、雰囲気はとても活気に満ちています。
グルメスポット
海上世界周辺には、各国の料理を楽しめるレストランが多数あり、特にシーフードや中華料理、イタリアンなどが人気です。また、地元の屋台やカフェもあり、カジュアルに食事を楽しむこともできます。
ショッピングとエンターテインメント
海上世界の周辺には、多くのショップが立ち並び、ファッションからお土産まで様々な商品を購入できます。また、映画館やライブミュージックを楽しめるクラブもあり、一日中飽きることなく過ごすことができます。
海上世界へのアクセス
海上世界は、蛇口港から非常に近く、徒歩でもアクセス可能です。地下鉄2号線の「海上世界駅(Sea World Station)」で下車すれば、すぐに到着します。
アクセス時間: 蛇口港から徒歩約10分、地下鉄駅から徒歩約5分
深圳の地下鉄は65歳無料?
深圳の高齢者無料乗車制度について、ChatGPTからの情報です。
本当かどうか、行ってみないとわかりません。
こちらは、体験してから結果を追記します。
条件
年齢: 65歳以上の方が対象です。
深圳市民カード: 深圳市内に住んでいる高齢者は、市民カード(深圳通高齢者カード)を取得する必要があります。このカードを使って無料で地下鉄に乗ることができます。
海外からの旅行者の場合
海外からの旅行者や他の地域から来た65歳以上の方も、パスポートなどの身分証明書を提示することで、窓口で無料の切符を発行してもらえる場合があります。ただし、この手続きがすべての駅で可能かどうか、またはどの程度の対応があるかは駅によるため、多少の手間がかかる可能性があります。
実際の利用方法
深圳通高齢者カードを持っている場合、改札でカードをかざすだけで無料で通過できます。
海外からの旅行者の場合、最寄りのサービスセンターや窓口で事前に無料乗車の手続きを行い、必要な切符を受け取ってください。
蛇口港の近くにある2号線の駅で、港に近いため、ピースボートの乗客にとって便利な場所です。サービスセンターでサポートを受けられる可能性があります。
サービスセンターの利用方法
サービス内容: サービスセンターでは、切符の購入、深圳通カードの発行・チャージ、無料乗車に関する手続き、観光情報の提供などを行っています。
対応言語: 英語が通じることもありますが、中国語(普通話)がメインです。基本的な中国語や目的地の名前を紙に書いて持参することをおすすめします。
営業時間: 通常、地下鉄の営業時間(朝6:00頃から夜11:00頃まで)と同じ時間帯で営業しています。
もし蛇口港に到着後すぐに地下鉄を利用する場合、蛇口港駅のサービスセンターを訪れて手続きを行うとよいでしょう。ただし、無料乗車に関する対応が全ての駅で同じとは限らないため、事前に確認しておくと安心です。
深圳へ行く前におすすめの映画・ドラマ
次の映画やドラマを観ることで、深圳の歴史的背景を楽しく学びながら、訪れる際の理解を深めることができます。
『レッドクリフ』(2008年)
明代以前の三国志時代を舞台にした映画で、南シナ海や中国南部に関連する歴史的な背景が描かれています。南頭古城の前史を理解するための参考になります。
『大明王朝 1566』(2007年)
明代を舞台にした中国のテレビドラマで、南頭古城が築かれた時代の政治や社会状況を理解するのに役立ちます。権力闘争や国家運営のリアルな描写が特徴です。
『ジョン・ウーの男たちの挽歌』(1986年)
現代の香港・深圳地域を舞台にしたアクション映画で、近代中国の都市化や犯罪社会の一面を描いています。南頭古城の現代的な文脈を理解するのに役立つかもしれません。
この映画は、深圳が舞台になっていたんですね。
終わりに
今回、深圳の訪問は初めてですが、20年前にお隣の香港を訪れました。香港の空は毎日のように灰色で薄暗かった。地元ガイドさんから、深圳の方向から流れてくるスモッグ(排煙)が原因で晴れる日はないという、とんでもない事実を聞きました。
今は改善されていると期待したいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ではでは。
追記:第118回クルーズは、台風の影響で日本出航が遅れたため、残念ながら深圳には寄港しませんでした。