寄港地編 PR

ケープタウン観光レポ|絶景半島ドライブとガイドツアーの魅力

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こんにちは!ピースボート第118回世界一周クルーズに乗船中のAppyです。

この記事では、ケープタウンに寄港した際の観光レポートをお届けします。ケープ半島のツアーは、まさに絶景の連続で、写真ではその壮大さや美しさを完全には伝えきれないほど圧巻でした。ここでご紹介する写真はほんの一部ですが、この感動はぜひ現地で実際に訪れて感じていただきたいと思います。

スエズ運河が通行できず、南アフリカ周りになりましたが、ケープタウンを観光してみて、それも良かったと感じるほど、素晴らしい体験ができました。

最後には、これから訪れる方への大切な情報がありますので、最後まで読んでください。

 

事前に計画した記事はこちら。↓

【ケープタウン】ピースボートの寄港地情報と私の観光プランピースボート118回に乗船するAppyです。 乗船2日前のあわただしい中、この記事を書いています。 ピースボート第118回の6つ...

 

早朝の着岸と下船準備

ケープタウンには7時に着岸予定でしたが、実際には6時30分に到着しました。心配していたのに、驚くほど早い着岸でした。下船開始の合図が7時33分に出され、予定よりも早く観光をスタートすることができました。

楽天モバイルは早朝から接続できました。海外ローミングは2ギガまで使えるのですが、ポートエリザベスで1ギガを消費してしまい、残り1ギガとなっていました。今月は他にも寄港地があるので、500円で1GB追加購入しておきました。

朝6時半の気温は10度とかなり冷え込んでいましたが、天気予報では10時から晴れるとのこと。私たちの部屋は左舷側にあり、テーブルマウンテンが見える方向にドッキングしたので、とてもラッキーでした。早朝は曇っていたので、霧がかかっていました。

クルーズ船では、左舷が良いか右舷が良いかをずっと考えていますが、その時々の状況によって違うので、あまり深く考えなくても良いのかもしれません。

 

V&Aウォーターフロントと治安について

V&Aウォーターフロントは、ケープタウンで最も安全とされる観光スポットで、ショッピングモール、ホテル、アミューズメント施設が集まるエリアです。下船後、徒歩約10分で行けるため、気軽にショッピングや観光を楽しむことができます。

治安が悪いとの警告を受け、昼からのツアーに参加するサリー会メンバー5人で一緒に下船しました。

ガイドさんなしで、南アフリカの街中を初めて歩く私は緊張していましたが、特に危険を感じることもなく、無事にウォーターフロントに到着しました。船からは「道中でスマホを出さないこと」「リュックは背負わず、前に抱えること」との警告を受けていましたが、実際には物騒な雰囲気は感じませんでした。

まずは、V&Aウォーターフロントの13時のツアー待ち合わせ場所を確認し、その後、各自で自由に行動しました。

V&Aウォーターフロントは、平和で安全な雰囲気を感じました。観光客向けの高級ブランド店やお土産店やカフェが立ち並び、お値段は少々高め。私たちは南アフリカならではのお土産屋さんを探しました。

ハーバーの前にヘリコプターやクルーズ観光の予約カウンターがいくつも並んでいて、その前を通るたびにスタッフが積極的に声をかけてきました。

地下のスーパーマーケットには、豊富なワインの種類。ワインがジュースよりも安いというのは本当でした。ワインの他、クドゥのジャーキーやチョコレートのお菓子を購入しました。

 

ショッピングを終えた後、フードコートへ向かいました。道に迷ってしまいましたが、親切な店員さんに教えてもらい、無事に到着。そこでタコスに似たファーストフードを食べました。

まずは、お肉をチキン、ビーフ、ラムの中から選びます。お会計を済ませた後、指差しで好きな野菜を選んでパンに挟んでもらうスタイルですが、生野菜だけは避けました。

お肉も柔らかくて美味しかったです。ハーフサイズでもお腹いっぱいになりました。印象的だったのは、ビーフよりもラム肉の方が高かったことです。ジュースと一緒に購入して800円ほどで、日本と比べると価格は安めでした。

プライベートガイドツアーの開始

このツアーは、ケープ半島の主要スポットをすべて巡る内容でしたが、私たちはその場の状況に応じて、滞在時間を延長してもらったり、スポットをスキップしてもらったりと、ガイドさんに時間設定を柔軟に調整してもらいました。

ガイドさんとは、V&Aウォーターフロントにあるビクトリアアルフレッドホテルのロビーで待ち合わせをしました。予約時に港でのピックアップ場所を選択できなかったのですが、このホテルでの待ち合わせは都合が良かったです。

予約時からWhatsAppでガイドさんと連絡を取り合っており、当日の服装も事前に教えてもらっていました。赤いショートパンツに緑と赤のストライプのシャツというユニークな格好だったので、すぐに見つけることができました。

ケープ半島をめぐる絶景ドライブ

訪れた観光スポットは、キャンプスベイ、チャップマンズピークドライブ、ペンギンコロニー、ケープポイント自然保護区、そして喜望峰でした。ルートは、ガイドさんが混雑状況を考慮してくれました。

キャンプスベイとチャップマンズピークドライブ

ケープポイントへ向かう途中、海沿いをドライブしました。ここはまさに「絶景」という言葉が何度も頭に浮かぶ、美しい風景が広がる場所です。

白い砂浜と青い海が広がり、その光景はまるで絵画のようでした。

曲がりくねった山道を進むたびに、切り立った崖とその下に広がる青い海が目の前に現れました。

果てしなく長く続くビーチは、103人のサーファーが一つの波に乗ったというギネス世界記録を持つことで有名で、全長23キロにわたる美しい海岸線が続きます。

ボルダーズ・ペンギン・コロニー(Boulders Penguin Colony)

次に訪れたボルダーズ・ペンギン・コロニーは、観光客で賑わっていました。この場所は、アフリカペンギンたちが生息する貴重なエリアで、毎年約6万人の観光客が訪れ、愛らしいペンギンたちを観察できる世界に一つしかない場所です。しかし、環境破壊や気候変動により、ケープペンギンは絶滅危惧種に指定されているそうです。このままでいくと30年後には絶滅するとの統計結果があるそうです。

木製の観光客用の橋が設置されており、ペンギンたちにできるだけ負担をかけないようにとの配慮が感じられます。橋の上から見るペンギンたちは、まるで小さな兵士が行進しているかのようで、その愛らしさに心が癒されました。ペンギンたちは海岸でのんびりと過ごしており、時折泳ぎに行く姿も見ることができました。

喜望峰自然保護区(Cape of Good Hope Nature Reserve)

車は喜望峰自然保護区に入っていきました。このエリアにはたくさんの野生動物が暮らしており、動物を見つけるたびにガイドさんが車を停車してくれました。

喜望峰(ケープ・ポイント)自然保護区には、ケープポイントという絶景のビューポイントがあります。このエリアは、ケープ半島の最南端に位置し、南大西洋とインド洋の境目が見える場所としてとても有名です。ゲートで入場料を支払い、ゲートを抜けるとすぐに駐車場があり、そこにはピースボートのオプショナルツアーのバスも停まっていました。

 

ケープポイントの頂上へは、徒歩で登ることもできますが、20分ほどかかるため、私たちはケーブルカーを利用しました。片道だけでなく往復チケットを購入し、時間を節約しました。ケーブルカー乗り場や頂上付近では、多くのスタッフや顔見知りの乗客に出会うことができました。

頂上からの景色は素晴らしく、広がる海を見渡せる絶景ポイントで、風の強さも相まって、大自然の力を強く感じることができました。

 

 

喜望峰(Cape of Good Hope)

最後に訪れた喜望峰は、ケープポイントから車で10分ぐらいの場所にあります。ここは「喜望峰」の看板が立っているだけのシンプルな場所ですが、アフリカ大陸の最南西端を象徴する重要なスポットです。観光客は皆、ここで記念写真を撮り、アフリカの端に立ったことを実感します。私たちも写真を撮りました。

念願の喜望峰の撮影を終えて、船への帰路につきます。途中、野生のヒヒに出会いました。

夕日に染まる帰路

ツアーの最後に訪れたスポットを後にしたのは夕方頃でしたが、ガイドさんはその時間を見計らって、夕日が美しい時間帯に合わせたルートで帰路につきました。帰り道は、赤く染まる空と海が織りなす絶景の中、ゆっくりとドライブを楽しむことができました。特に、日没に合わせたガイドさんの配慮には感謝しています。写真をたくさん撮影しましたが、この夕日の美しさは一生忘れられない光景となりました。

ツアーの終了は19時頃となり、予定時刻をオーバーしました。

 

予約したガイドツアーと反省点

今回のプライベートガイドツアーはViatorで予約したもので、ガイドさんはフリーランスのエキスパートでした。観光スポット自体は混雑していたものの、ガイドさんが渋滞を避けて効率的に回ってくれたおかげで、快適な観光ができました。ピースボートの団体ツアーに参加した方々は、団体行動の非効率さに不満を持っていたようで、特にお土産を買う時間がなかったとのこと。プライベートツアーの利点を強く感じました。

喜望峰、ケープポイント、ペンギンのプライベートカスタマイズ可能な午後のツアー

観光スポットの混雑とピースボートの影響

観光スポット自体が混み合っていたのは仕方がないことでした。ピースボートのバスと出くわしてしまうと、さらに混雑が激しくなるため、これは運次第というところでしょう。大きな船が港に到着すると、観光地に一斉に人が押し寄せるのは避けられません。喜望峰やペンギンコロニーでもピースボートの乗客に頻繁に会い、まるでここが日本かと錯覚するほどでした。

プライベートツアーのコストと質の違い

今回、5人で1つのツアーをシェアすることで、一人当たりの費用を抑えることができました。ツアーには、1台単位で予約するタイプと、プライベートであるにもかかわらず1人追加するたびに料金が加算されるタイプの2種類があります。これらの違いは、国やツアー会社によって異なるようです。

人気のあるツアーやエキスパートのガイドによるツアーは、料金が高めに設定されていることが多いです。大きなツアー会社の場合、たくさんのツアーを募集しているため、どのガイドに当たるかは運次第ですが、今回のようなフリーランスのガイドによるツアーであれば、質の高い体験ができる可能性が高いと感じました。フリーランスのガイドは、自身の評判やリピート客に直結するため、より丁寧でパーソナライズされたサービスを提供してくれることが多いのだと感じています。

反省点:ガイドツアーの開始時刻

今回のツアーでの反省点として、少々高くても同じガイドさんの1日ツアーにしておけば良かったと感じています。このガイドさんは1日ツアーの募集はしていないものの、午前中に空きがあれば、追加料金を現金で支払うことで対応してくれるとのことでした。そうしていれば、下船後すぐに観光を開始し、余った時間でV&Aウォーターフロントでのショッピングも楽しめたはずです。

下船が遅くなるリスクはありましたが、必要経費と割り切れば良かったです。料金を節約しようと考えた結果、1日ツアーを選ばなかったのは私の反省点です。これからの寄港地では、より充実した時間を過ごせるように、ツアー開始時刻を見直して計画を立てたいと思います。

反省点:必要な英語力とは?

南アフリカでの3日間、ツアーは3つとも、英語ガイドでしたが、ガイドさんの観光スポットの説明が全体の10分の1程度しか理解できませんでした。南アフリカ英語のアクセントも影響しましたが、自分の英語力の不足を痛感し、もっと勉強しなければと強く反省しています。

ツアー開始前にガイドさんとチャットで悩む際は、Google翻訳を使っているので問題なくコミュニケーションが取れています。これまでは、ツアー開始前に「英語があまり話せないので、ゆっくり話してください」と伝えていましたが、次回からは「英語は話せません」とシンプルに伝えたほうが、お互いにスッキリするかも知れません。笑

現金不要!? ケープタウンでの支払方法について

今後、ケープタウンを観光される方のための、支払いに関する最新情報です。

クレジットカードのみの支払い対応に驚き

観光スポットの入場料の支払いで現金が必要になるかもしれないとの情報を受け、私たちは現金を用意し、共通のお財布に集めて管理していました。しかし、ペンギンコロニーに到着した際、入場料の支払いで驚いたことに、クレジットカードしか受け付けてもらえませんでした。ケープポイントの入場料とケーブルカー、さらにはカフェでもクレジットカードのみの対応でした。唯一、ケープポイントのお土産屋さんでは現金が使えたようです。

両替の損失と今後の反省点

結局、私たちはほとんどの支払いをクレジットカードで済ませることになり、現金の出番はウォーターフロントでの買い物とフードコートでの飲食時だけでした。ジャパングレイスの両替手数料が非常に高かったため、現金を準備したことが大きな損失となり、かなり残念に思いました。現金は使い切れず、日本に持ち帰ることに。他のメンバーは、喜望峰のお土産屋さんで無理やり気に入らない買い物を済ませていました。ニューヨークあたりでドルに両替できればと願っていますが、現地での支払い方法については事前によく確認しておくべきだったと反省しました。

終わりに

ケープタウンでの観光は駆け足でしたが、ガイドさんのおかげで十分に満喫することができました。13時から5時間のツアー予定でしたが、実際には6時間ほどかかりました。ツアー予約の反省点は、今後に生かしていきたいと思います。

この記事で、溜まっていた観光レポはやっと終了です。観光レポは、日記に比べるとかなり時間がかかっています。明日からは再び日記に戻れるので、ホッとしています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。ではでは。

 

事前に計画した記事はこちら。↓

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POSTED COMMENT

  1. Sally より:

    楽しく充実した観光レポートありがとうございました!!
    本当に充実していて今後行く人にも参考になります!
    南アの現金は私が必要と言ったかなぁ。言ったならごめんなさい。JGが船内とかで両替してくれたんですか?

    • appy より:

      Sallyさん、いえいえ、南アフリカの現金のことは、私がどこかでブログを読んで信じてしまったのが原因です。本当に申し訳ないです。状況は都度変わっているので、注意したいところです。ジャパングレイスは以前は両替してくれたんでしょうかね。今はオプショナルツアーに参加した人がバスの中で両替できるみたいです。

  2. ひろ より:

    appyさん、長い船旅で食事も飽きてきましたね。ケープタウンではわたしも個人ツアーに参加し同じ所を回りました。ラッキーなことに途中クジラも見れました。12人のツアーでラスベガスの奥さまとシンガポールのご夫婦と仲良くなれ楽しかったのですがアフリカンイングリッシュが全く聞き取れずヒアリング力の弱さを感じました。のこりの70日で出来るだけ英語の講座にでます。
    引き続きブログを楽しみにしてます。

    • appy より:

      ひろさん、毎日お疲れ様です。
      くじらが見れて羨ましいです。白波みたいなのをガイドさんが見つけましたが、見えませんでした。
      ディナーに飽きて、ビュッフェが新鮮に感じてたのですが、ついにビュッフェにも飽きがきました。笑
      英語は勉強したいけど、GETにも飽きてしまいまして。また折を見て参加したいと思います。
      ひろさんはやる気があって、見習いたいです。

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