こんにちは、ピースボート118回クルーズに乗船中のAppyです。
本日は2024年9月14日、世界一周第28日目です。昨日、ケープタウンを出発し、現在、船は大西洋を北上しています。昨日の絶景続きで、まだ興奮が冷めないまま、今日もいろいろと感じたことを書き綴りたいと思います。
寄港日の翌日ということもあり、今日は船内がとても静かな様子です。先ほど14階のビュッフェでブランチをいただきましたが、いつもより人が少なく、お休みモードの雰囲気。船内生活が続く中で、こうした落ち着いた時間はありがたいものですね。ゆっくりと過ごすひとときは、旅の疲れを癒すためにも必要です。
ピースボート第119回と重なる寄港地
先日、第119回に乗船される方から質問をいただいたことをきっかけに、119回の航路を見てみました。驚いたことに、118回と多くの寄港地が重なっていることに気づきました。なんと8箇所も同じ寄港地があるのです。
- 香港
- シンガポール
- ポートルイス
- ポートエリザベス
- ケープタウン
- イースター島
- パペーテ
- アピア
ピースボート119回航路
(公式ページより転載)
119回は南米と南極を訪れるという南半球航路です。118回と比べると、すっきりした航路で羨ましいです。118回は4回も赤道を通過すると聞き、不合理さを感じています。南下と北上を大きく2回も繰り返すということです。
119回航路は日数が少し短めです。きっと何か特別な事情があるのでしょう。飛鳥IIの世界一周も同じぐらいの日数だったことを思い出します。
118回では、シンガポールを8月26日に出発し、次の寄港地に以下の日程で訪れました。
9月4日 ポートルイス
(第119回は12月28日)
9月10-11日 ポートエリザベス
(第119回は1月6-7日)
9月13日 ケープタウン
(第119回は1月9日)
どの寄港地も、それぞれに特徴的で素晴らしい体験をしました。特に、サファリの日には天候が悪かったにもかかわらず、たくさんのリアルな動物たちに出会うことができたのは感動的でした。ガイドさん情報では、1月の南アフリカは真夏のベストシーズンだそうです。海も空も澄み切ったブルーだそうですよ!
119回航路は、118回と季節は違えど、少しはお役に立てる情報もあるかと思います。今日から12日間の長い長い船上生活が始まりますので、ゆったりマイペースに過ごしながらブログに寄港地の観光レポを上げていこうと思います。
12日間の船上生活が始まる
乗船中のこの船は、スエズ運河が通れなかったため、南回りの航路に変更になり、その結果、船内で過ごす時間が格段に増えました。最初は「12日間も連続で船内生活なんて耐えられるかな?」と不安に思っていましたが、今ではこの長い船上生活を楽しみに感じるようになりました。
オーバーランドを辞めた理由
実は乗船前に、オーバーランドするかどうか真剣に検討していました。どこかで離脱して、次か、次の寄港地で再乗船するなんて、面白そうじゃないですか! ですが、次の理由で断念しました。
- 費用の問題: 思った以上に費用がかかることが判明しました。
- スケジュールの制約: 乗船地と日数に縛られるため、思うようにスケジュールを組むことが難しかった。
- 計画の難しさ: 日程が狂えば、フライト代が無駄になってしまう可能性があり、ハードルが高かった。
特に、ケープタウンから離脱してヨーロッパのどこかで再乗船する方法をいくつも考えましたが、フライト代が意外と高く、また長時間の乗り継ぎが必要だったため、最終的にはオーバーランドを諦めました。
全行程の船代をすでに支払っているのだから、船内で提供されるサービスを十分に楽しむ方が賢明ではないかと思うようになりました。また、日程や帰船地に縛られるくらいなら、日本から別途飛行機での旅行を計画する方がいいのではないかと考え直すことにしました。
ジャパングレイスのオーバーランドツアー
それでも、今回の12日間の長い航海を利用して、ポートエリザベスやケープタウンから離脱してオーバーランドに出かける方もいらっしゃいます。
特に、ジャパングレイスが主催する14日間のオーバーランドツアーがありました。費用は123万円と高額ですが、エジプトやヨーロッパを巡る魅力的な大旅行。航路変更で行けなかった場所を訪れるツアーで、本当に羨ましい限り。
これまで催行されたオーバーランドツアーに参加する人たちのお話を聞くと、「この機会を逃したら、もう行けないかもしれない」とおっしゃっていました。特に後期高齢の方々にとっては、次の機会がないかもしれないという思いが、参加を決める大きな理由になっているようです。
ジャパングレイスのオーバーランドツアーの行程では、自由行動となる日が半日や全日あるそうです。その自由時間に、追加のオプショナルツアーが募集されるそうです。ツアー内でさらにオプションがある形になります。もちろん、これらも決して安いものではないとのこと。しかも、ツアー開始前ではなく、開始後に募集がかかり、驚いたことに、ほとんどの参加者が追加オプションに申し込んでいたそうです。
実際に参加者の話を聞くまで、さらに追加料金が発生するとは知りませんでした。また、オーバーランドツアーに参加した理由が「この機会を逃したらもう行けないかもしれない」という思いからだという点も、私にとっては予想外のことでした。
若者たちのオーバーランド計画
一方で、若者たち(20代から40代)は、ケープタウンからの12日間の船内生活を退屈に感じ、オーバーランドを計画している人もいらっしゃいます。ケープタウンで船を降り、スーツケースを引きながら出発していく姿をバルコニーから眺めました。
乗船前から、ポスター貼りなどの活動を通して知り合った仲間同士で計画していたり、船内で友達になってから計画する人もいます。彼らはとてもフレキシブルで、荷物も少なく、身軽に動いています。特に、アクティブなご夫婦は、乗船前にすべての予約を済ませており、計画的に行動している姿が印象的でした。
船内生活を楽しむ人たち
それでも、船内生活を楽しむ派の方が多いです。私も含めて、12日間の船内生活がなぜ楽しみかというと、自分のペースで好きなことをして過ごせるからです。私はイベントにはほとんど参加せず、のんびり過ごすことが多いですが、それも私の楽しみ方。誰にも迷惑をかけていないので、自由に過ごすのが一番ですね。
昨日、お友達に「Appyさん、1回しか参加しなかったら、そのセミナーの良さなんてわからないじゃない」とツッコミを入れられました。確かにその通り!せめて2回は参加してみようかな・・・という結論にいたりました(笑)。
終わりに
今日は、航海28日目に感じたことをつらつらと書き綴りました。明日以降は、モーリシャス、ポートエリザベス、ケープタウンの寄港地レポートをアップしていく予定です。私の備忘録ではありますが、少しでも皆さんのお役に立てる情報をシェアできれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。それではまた次回!
アッピーさん
オーバーランド(自由旅行の離脱)を止めたのは懸命だったと思います。 船の移動距離が短ければ飛行機などで追いつくこともできますが 南アフリカから欧州ではちょっと長すぎますね。。。 おっしゃるように別途飛行機で行ったほうがずっといいですね。 高齢者の皆さんは「最後かもしれない」と。その気持もわかります。
でもアッピーさんは若いからチャンスありますね!! 「お金のあるところから取る」は、どの業界、今の世の中はどこも同じですね〜
ロングクルーズでも何かとピースボートが行事を入れているので退屈はしませんよね。
ただ若者が少なくなると人手が、、、(苦笑) 114回のときもアイスランドから離脱して結局帰国まで帰ってこなかった若者もいましたね。。。 彼らにとっては中米よりアメリカの方が魅力的なんでしょうね〜 彼らはアメリカ旅行を楽しんで自分たちで帰国したんだろうか。。。
モーリシャスの続き 楽しみに待ってます〜( 笑)
Sallyさん、やっぱりそうですよね。私も最初はオーバーランドをしない選択は無いとまで思っていましたから。でも、計画してなくてよかったです。飛行機はキャンセルききませんから。
オプショナルでオーバーランドする人は、高齢で次が難しい方か、お金持ちの方みたいです。この船には、たくさんのお金持ちが乗船されていますね。飛鳥や日本丸を経験しても、この船の面白さで乗船してる感じ。オプショナルのオーバーランドの価格なんて、関係ないみたいです。うらやましい。