こんにちは!ピースボート第118回世界一周クルーズに乗船中のAppyです。
さて、前回に続いてのニューヨーク観光レポ第2弾です。2日目もお上りさん気分で、定番中の定番コース、チェルシー、ハイライン、セントラルパークからメトロポリタン美術館、そしてタイムズスクエアなど歩きました。
この記事では、写真を少しUPして、内容的には自分の感じたことをそのまま書き残したいと思います。なので、観光スポット情報としては、参考にならないです。
ニューヨーク1日目の観光レポ①はこちら!
地下鉄の失敗が続く…
この日、7時から下船できましたが、前日の深夜に戻った方も多くいて、船内でゆっくりしている方が多かったように思います。街ブラだけの方は、早く下船しても、営業開始していないと行き場に困るというのも理由かな。
私たちは、朝10時に船を降りてチェルシーへ向かいました。マーケットやハイラインにも繋がっているし、お土産が買えるスポットだと仲間からの楽しい情報があったので向かいました。しかし、またもや地下鉄との戦いが待っていました…。
反対行きの駅に入ってしまう
昨日、反対方向に乗ってしまって失敗したことを思い出し、「今日は絶対に失敗しないぞ」と気合いを入れて駅に入りました。 「方向、また違う?」。そう、この時にやっと気づいたのです。ここは北行きの電車しか来ない駅だ!!
仕方なく、反対側の路線に乗るために改札を出て、またピッとカードを通さなければいけないことに。地下鉄に搾取される気分…。
ニューヨーク、やっぱり嫌い(笑)
改札を出て数十メートル歩いたら、本当に乗りたかった方向に行く地下鉄の階段が。ああ、やはりね!今回は乗車前に気づいたものの、2回分の料金を支払ってしまった訳でした。
やっぱり、ニューヨーク嫌い(笑)
クレジットカード2回通したかも?
それから気になったことが一つ。改札を通過するときに2回もカードをタッチしてしまい、両方とも「Go」のマークが出ました。これって、もしかして2回分の料金が引かれた?
と思ったけど、これは大丈夫でした。クレカの明細を見たら、1回分しか引かれていませんでした。こんな人もいるから、省いてくれたようです。
不正乗車を3回も見た!
クレジットカードでピッとするだけなのは便利だけど、改札をヒョイと乗り越えて入る人を3回も見ました。映画で良く見る、足を丸めて改札を軽くヒョイですよ、運動神経抜群!
改札を越えれば出口ではカードが必要ないので、この一瞬で地下鉄は、楽々無銭スルーな訳です。 改札の上に乗り越えられないように柵がある駅もあったので、そのような駅はきっと治安の悪いエリアなんだろうな、と少しビビっていました。
地下鉄は慣れれば簡単?
ニューヨークの地下鉄は、慣れれば簡単だと思うけど、初めての人にはやっぱり難しい!もうね、とにかく、地下鉄に振り回されながらも、いわゆる観光スポットを巡りまくりました。結局、1日目は5回、2日目も5回分電車賃を払いましたが、そのうち3回は間違えて料金を二重に取られてしまった分です。これはもう「勉強代」ということで…。
次にニューヨークに来るのはいつになるのかな? そのときは、もう少しスマートに観光できるようにしたいです!
ニューヨークの感想
道路にゴミや犬の糞!地下鉄が汚い!
ニューヨーク観光で一番残念だったのは、街の汚さでした。街を歩いていると、ゴミや犬の糞が目につきました。下を向いて歩かないと犬の糞を踏んでしまいます。ニューヨークは大型犬の散歩をしている人を結構見ました。飼い主がしっかりとした糞を処理していないので、このようなことになるのでしょう。それにしても、この犬を引くアメリカ人は、映画の一コマのようでした。
ニューヨークの地下鉄は、不衛生な面が注目すべき点。 ゴミが多いのはもちろんのこと、時折不快な匂いも気になりました。 特に、手すりがベタベタで気持ち悪かったです。通勤や通学のために日常的に使っているニューヨーカーには慣れた光景かも知れませんが、観光客にとってはちょっと気になるところです。ニューヨーク通の友人に言わせると、それでも昔に比べるとかなり綺麗になったそうです。
セントラルパークの美しさと周辺エリアの印象
セントラルパークは、期待通り管理が行き届いており、綺麗に保たれていました。映画やテレビで見た美しいイメージそのままで、現地を訪れてもその印象が変わらずに済んだのは嬉しかったです。
セントラルパークのすぐそばにあるメトロポリタン美術館周辺は、高級住宅エリアで、雰囲気がとても洗練されていました。このエリアにあるカフェでパスタを食べたのですが、美味しかったものの、目が飛び出るぐらいの価格でした。
街中にトイレがない!
マンハッタンの中心部で公衆トイレを見つけるのは至難の業。ショッピングセンターに行けばトイレがあるだろうと期待しましたが、無理。トイレには鍵がかかって、買い物客しか利用できないシステムになっていました。マクドナルドでさえも、鍵が。
ショッピングセンター内のトイレは、男女共用で車椅子対応の広いスペースがあるものの、男性も女性も入り混じって並ぶという、奇妙な体験でした。
独り言、多すぎ!
それから、街中ではやたらと独り言を言う人が目につきました。ニューヨークは本当に色々な人がいて、独り言を言っている人を観察すると、大きく3つのタイプに分かれるように思います。
まずは、スマホに向かって実況中継している人たち。 これはYouTuberみたいな人かな。次に、電話で話しているようですが、かなり声が大きい人たち。全く周りのことは気にしていない様子です。最後は、怒っている人。1人怒りです。これは、ただ単に腹立たしくて大声でぶっぱなしている人もいるし、薬物なのかアルコールなのか、目がうつろでぶつぶつ言ってる人もいました。
当然、最後のパターンのヤバい人たちは、見ないように、近づかないように身を守る。これも、あれもひっくるめて、もう、すべてが映画のワンシーンなのだわ。
治安は悪くはないけど…夜はね
夜9時ごろの地下鉄は、観光客もたくさんいて、あまり危険な感じはありませんでした。大丈夫そうでしたが、駅から船までの徒歩20分は少し怖かったです。大声で叫んでる人に何人も会いました。確実に怒っていました。半端ないぐらいの発狂ぶりです。
港近くには、ナンバープレートのついていないバスが何台も停まっていたりして、横を通り過ぎるのが怖かった。夜の港近辺の女性の独り歩きはやめた方が良いと感じました。
私たちは、タクシーは利用しませんでした。夜12時ごろに帰船された方も、地下鉄で帰って来られたようです。ニューヨークの地下鉄って24時間営業なんですってね。男性グループなら、大丈夫だと思いました。
物価の高さはわかっていましたが…
アメリカだけでなく、イギリスやベルファスト、レイキャビクも、日本と比べて物価が約3倍高かったです。 でも、アメリカでは少し変わった印象。 特に、サービスにホスピタリティが感じられないのにチップが上乗せされるシーンでは、正直納得できないことがありました。
これって気持ちに影響する部分だから、余計に「高いな」と感じたのかもしれません。地下鉄も何回か乗り間違えたのですが、1回の料金が2.9ドル(450円)と、安いとは言えない。 使った費用を振り返ってみると、ニューヨークでは気持ちの良い遣い方ではなかったな。
ニューヨーク2日間の経費(2人分、お土産除く)
8,800円 地下鉄一人10回乗車
3,400円 カフェ(コーヒー2杯、エクレア1)
5,400円 シェイクシャック(ハンバーガー2、ポテト1、ビール1、ジュース1)
3,500円 ベトナム料理(フォー1、ビール)
3,300円 カフェ(コーヒー2杯、チーズケーキ1つ)
10,000円 ライブハウス(入場料、ドリンク2杯、おつまみ1)
9,200円 カフェ(パスタ1皿、ビール1)
43,600円 合計
ニューヨークでは、どこにも入場していないので、入場料の計上はありません。カフェやレストランに入ったら、一皿をシェアしました。ちょい食いを繰り返したいなら、シェアに限ります。私たちはシニアでそれほど食欲が旺盛ではありません。量が多いだろうとも考えてたのですが、量はさほど多くなかったです。ニューヨークも不景気で、何でも小さくなっているのかもしれません。
街をぶらぶらして、チョこっと食べて飲んだだけなのに、2日間でこれだけの費用がかかるとは…正直、ちょっとショックです。集計しなけりゃ良かった。笑
ピースボートのオプショナルツアー
ピースボートのオプショナルツアーの価格設定も、他国のツアーの価格と比べると、最初は高すぎると思っていましたが、実際に街を歩いてみて、その理由が少し分かってきました。外食やカフェでの出費が大きく、ニューヨークの物価の高さを改めて実感したからです。
6時間のニューヨークのオプショナルツアー代金は、どれも6万円から7万円。例えば、エンパイアステートビルを訪れるツアーは、単なる往復と自由行動だけではなく、車窓からニューヨークの街並みをぐるっと回る時間が含まれているようです。夕食には、大きなステーキ(まるで草履みたいだと言っていました)を食べたそうで、美味しかったとのこと。ビル自体の入場料が1人1万円以上ですからね。
この金額を気軽に出せる人は、ピースボートにはたくさん乗っているようです。「安全をお金で買っている」と口を揃えておっしゃっています。寄港地の情報を自分で調べたり、現地でのトラブルを心配したりする必要がないという点では、確かにその選択肢も理解できますし、私は肯定的に捉えています。安心して過ごせるというのは、ツアー参加の大きな魅力の一つですよね。
実際、朝食でご一緒した方で、今日参加するツアーの内容を知らない方がいらっしゃいました。今日、どこへ連れていかれるのかを把握していないのです。何も考えずに過ごしていると、こういう事態になるのかと、少し驚きつつも笑ってしまいました。かたや、何時に下船できるのか?と、一瞬一瞬を大切に何通りも観光のパターンを考えている人もいるのですから。
違う考え方もできます。オプショナルツアーにたくさん参加する方がいるからこそ、ピースボートの経営がうまく保たれているのです。
アメリカとイギリス、どっちが好き?
行ったことなかったアメリカとイギリス。クルーズ船に乗る前までは、「アメリカとイギリス、どっちが好き?」と聞かれたら、迷わずイギリス! アメリカ英語よりイギリス英語が聞き取りやすいし、そもそもイギリスの雰囲気が好きだったから。今回、ピースボートのおかげで初めて両方を訪れることができたので、率直に感想を。
で、結果はどうだったかというと…やっぱりイギリスの勝ち! これはあくまで個人的な感想ですが、日本人の性格にはイギリスのホスピタリティや親切さが合っている気がします。アメリカは自由でフレンドリーだけど、放任主義すぎる印象。もちろん、ニューヨークも楽しかったけどね!
他の皆さんの観光例
2日連続寄港の場合は、1日目の船の帰船リミットがありません。私たちは、街ブラや食べ歩き、買い物をすることなく、ウィンドーショッピングを楽しんで、9時ごろには帰船。私のお友達はそれぞれにユニークな体験をしていました。一例をご紹介します。
2024年10月16日 メッツ対ドジャース戦
ニューヨーク寄港日の初日に、シティ・フィールドで行われたメッツ対ドジャースの試合を観戦したピースボートのお友達がいました。
この試合は、ナショナルリーグチャンピオンシップシリーズ(NLCS)第3戦。ロサンゼルス・ドジャースが8-0でメッツを完封。この試合では、なんと大谷翔平が3ランホームランを放ち、ドジャースを勝利に導きました。野球ファンにとっては、ニューヨークを満喫する最高の体験だったと思います
何でも、レイキャビク寄港時にチケットが販売され、その場で即購入したとのこと。こんな機会を逃さない強者もいらっしゃるんです!
また違う方は、予定していたツアーをぶっ飛ばして、急遽当日にチケットを取って観戦に行かれた方もいらっしゃいました。ツアー料金のムダなんて関係ない、人生に一度きりの観戦だ!ということで理解です。
ブロードウェイミュージカルを楽しむ
一方、別のお友達はブロードウェイミュージカルを楽しむ方が多かったです。特に人気があったのは「ムーラン・ルージュ」や「ライオンキング」。これらの劇場はタイムズスクエアのすぐ近くにあり、私も通りかかりましたが、予約客で大変な混雑でした。本場のブロードウェイで観劇するというのは、ニューヨークならではの貴重な体験ですね。
お友達は、ジャパングレイスのツアーを通さずに自分でチケットを取ることで、半額ほどで予約できたそうです。こんな噂が広がり、ツアーをキャンセルしてチケットを自力で予約しなおしたなんて、よく聞く話です。
終わりに
2日間ともターミナルに戻ると、荷物のX線検査がありました。これはどういう意味があるのかわかりません。下船するときにあるなら、理解しやすいのですが。
ターミナルでは、無料WiFiを使う人がたくさんいました。良心的にも、たくさん椅子があって、皆がスマホで作業をされていました。速さは船内WiFiよりも速かったです。帰船してから一度部屋に戻って、夜間にターミナルへWi-Fiを使いにいくという方も多数おられました。私も通りがけに、YouTube動画を2時間分ぐらいダウンロードさせてもらいました。
この記事で、停滞している記事がなくなりました。やった!
日本への帰還まであと1ヶ月強。すぐに終わっちゃいそうですね。
寄港地プランを考える必要がなくなってきたので、これまでの船内生活の情報まとめに入ろうと思います。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ニューヨーク1日目の観光レポ①はこちら!
なんか早いなぁ〜。
NYレポありがとうございました。
残りのクルーズも存分に楽しんでください〜〜〜!!
時間たつのが、加速してます。
ちょっと焦りにはいってきました。
apptさん、本日はパナマですね。我々は全くノーアイデアで下船してバスがタクシーで移動します。のこり43日を楽しみましょう。
ひろさん、いつもアクティブですね。
パナマは治安が悪いと、かなり脅されましたが、
自由行動した方から、実際はそうでもなかったとも聞きました。
港の外はヤバそうでしたけど、街中に出れば、そうでもないのかな?
いかがでしたか?
appyさん、治安の悪さは感じませんが、怖かったです。タクシーの運転手さんが全く英語を話せずインターネットも入らず苦労しました。僅かな移動でしたがとても疲れましたが心地よかったです。