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AURAS海外旅行保険|請求の流れと必要書類をわかりやすく解説(保存版)

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

私はこれまで、旅先で困らないように「未来の自分のため」の記録を残してきました。
この記事は、公開されている約款やガイドラインを読み込み、自分自身の安心のために整理した “旅ノート” です。

海外発の損害保険は、日本の損害保険と制度の作りが少し異なり、約款が簡潔で、ケースごとの細かい条件がすべて書かれていないことがあります。AURASも“原則+例外”のシンプル構造で、不明点はサポートとのやり取りで補完する仕組みになっています。

この記事では、実際の書類そのものには触れず、
「どう動けばスムーズに請求できるのか」 だけを簡潔にまとめています。どなたかの参考になれば幸いです。

この記事の使い方
トラブル時にスムーズに動けるよう、

  • 請求の全体マップ
  • ケース別の必要書類
  • 書類に含めたい項目
  • メールテンプレ
を順番にまとめています。

👉 保険約款:AURAS公式(英語)
👉 AURAS補償金額の比較表(日本語翻訳)
※この表は2025年11月時点の公式内容をもとに作成しています。

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AURAS請求の全体マップ

旅先でトラブルが起きたときに大事なのは、細かい知識より 「次に何をすればいいか」 をすぐ判断できることです。

AURASの請求は複雑に見えても、実際には 9つのステップ を順番に進めるだけで対応できます。特に押さえておきたいのは次の3点です。

  • 早めのサポート連絡(原則は24時間以内の連絡が必要)
  • 書類の保管
  • 30日以内の提出(約款で定められている期限)
まずは全体像をつかむために、AURAS請求の流れをシンプルにまとめた「9ステップ」をご覧ください。

① トラブルの発生
体調不良・ケガ・盗難・遅延など、保険が関係しそうな出来事が起きた時点がスタートです。
② ポリシーの確認(契約内容の把握)
メールで届いたポリシーPDFから、

・サポート窓口
・補償内容
・上限額

を軽くチェックしておきます。
連絡先が分かれば十分です。

③ Assistance(サポートセンター)へ、できるだけ早く連絡
急病や事故の場合でも、まず受診が必要な場面はありますが、原則として24時間以内にサポートへ連絡することが定められています。

連絡時に伝える内容は、

・氏名
・ポリシー番号
・滞在国
・状況(症状・発生したトラブル)

の4点だけです。
ここから先の行動はサポートが案内してくれます。

④ 指示に従って、治療や手続きを進める
AURASの案内は大きく2パターンです。

・キャッシュレス(高額治療・入院時)
・一時立替(外来・検査・薬局など)

どちらの場合も、レシート・診断書・検査結果は必ず保管しておきます。

⑤ “必要書類になりそうなもの” を集める
保険請求は書類が非常に大切です。病院や航空会社から受け取った書類は、そのまま全部保管しておけば間違いありません。

例:
・診断書 / 医療レポート
・領収書
・薬の処方箋
・検査結果(PCRなど)
・PIR※(ロストバゲージ時)

※航空会社が発行する手荷物トラブルの公式証明書

⑥ 落ち着いたら書類を整理する
帰国後、または状況が落ち着いてから、日付順・内容別に書類を並べると提出がスムーズになります。
⑦ 必要書類をまとめて提出(30日以内が原則)
AURASでは、事故や病気が発生してから 30日以内 に必要書類を提出することが契約上のルールとして定められています(約款)。

提出はメールで行い、

・ポリシー番号
・概要(何が起きたか)
・添付書類の一覧

を送れば十分です。

遅れる場合は、理由を説明できるようにしておくと安心です。

⑧ 追加の質問が来る場合は、指示どおりに回答
診断名や領収書の関連性を確認するために、追加の質問が届くことがあります。案内に沿って落ち着いて対応すれば問題ありません。
⑨ 審査 → 結果 → 振込
書類がすべて揃ってから、クレームガイド上は 14営業日以内 に審査されるのが通常です。

ただし、約款では確認が必要な場合に 最大30〜45営業日 まで延長されることが定められています。

承認後は、数営業日で指定口座へ振り込みされます。

AURAS請求で知っておきたい基本ルール

AURASの保険金請求は、複雑なように見えますが、実際にはいくつかの基本ルールを押さえておくだけで、スムーズに進みます。

ここでは、旅行者が迷いやすいポイントを中心に、「覚えておくと安心な基礎ルール」をまとめました。

Assistance(サポート)への連絡が最優先
AURASの請求手続きで最も重要なのは、できるだけ早くサポートセンターに連絡を入れることです。

サポートへ連絡すると

・行くべき医療機関
・キャッシュレス対応の可否
・必要になる書類
・立替する場合の注意点

などを案内してもらえるため、請求が格段にスムーズになります。

24時間以内の連絡について
AURASでは、保険金の対象となる事故や病気が発生した場合、原則として24時間以内にサポートセンターへ連絡することが求められています。

緊急時は、まず受診を優先せざるを得ない場面もありますが、落ち着いた時点でできるだけ早く一報を入れておくことで、必要な書類や今後の流れについて案内を受けやすくなり、後の確認や追加書類の依頼を減らすことができます。

やむを得ない事情で連絡が遅れた場合には、その理由を説明できるようにしておくと安心です。

1,000 USDを超える治療費は“事前承認”が必要
入院や高額治療が見込まれる場合で、医療費が1,000 USDを超える可能性があるときは、治療を始める前にAURAS側と費用について合意(事前承認)を取ることが条件として定められています。

サポートへ連絡し、

・治療内容
・見込み費用

を共有しておくことで、キャッシュレス対応もしやすくなり、請求時のトラブルを防げます。

請求書類は30日以内の提出が原則
AURASでは、保険金の対象となる出来事が起きてから30日以内に、必要書類一式を提出することが契約上のルールとして定められています。

書類がそろっていればメールで送るだけですが、30日を過ぎてしまう場合は、なぜ遅れたのかを説明できるようにしておくと安心です。

審査期間の目安(14営業日〜最長45営業日)
提出書類がすべてそろってから、クレームガイドでは原則14営業日以内に審査結果が出るとされています。

一方、約款上は、内容確認に時間がかかる場合には最大30〜45営業日まで延長できる旨も定められています。

実際にどのくらいかかるかはケースによって異なるため、進捗が気になる場合は、メールで状況を確認すると安心です。

請求書類は英語が基本(日本語書類しかない場合)
AURASの請求処理は英語を前提としており、約款上は書類を英語で提出すること、他の言語の書類については英語訳(場合によっては認証付き翻訳)が求められています。

とはいえ、旅先でそこまで整えるのが難しいことも多いため、まずは手元にある書類をそろえたうえで、簡単な英語メモや補足を付けてサポートに相談するのがおすすめです。

キャッシュレスと立替の違い
AURASでは、状況によって

・キャッシュレス(保険会社から医療機関へ直接支払い)
・立替後に請求(外来・薬局などで一時的に自己負担)

の2つの流れになります。

外来・薬局での少額は立替になるケースが多いので、領収書と診断内容の保管が特に重要です。

よくある“つまずきポイント”
旅行者が請求でつまずきやすいのは、次のような点です。

・診断書に病名が書かれていない
・領収書に患者名・日付が書かれていない
・薬局のレシートが治療内容と一致しない
・PIR*(ロストバゲージ用書類)がない
・サポートへ連絡せずに治療を進めた
・書類が不鮮明・読み取れない

こうした「小さな不足」が審査の負担につながるため、早めの連絡と書類の保管が特に大切です。

*航空会社が発行する手荷物トラブルの公式証明書

帰国後に症状が悪化した場合の扱い

海外で発生したケガや病気が、帰国後に悪化して再受診した場合でも、
「最初の発症が旅行期間内であること」が確認できれば、請求対象になるケースがあります。

AURASを含む海外旅行保険では、「保険期間中に発生した出来事であるかどうか」が重要で、帰国後に症状が続いたり、追加の受診が必要になった場合でも、“旅行中に発症したこと” を示す記録が残っていれば対応されることがあります。

そのため、旅先で受診した際の

・診断書(Medical Report)
・領収書
・検査結果

などは、帰国後の状況が変わっても請求に必ず役立ちます。

ケース別|必要書類と注意点

旅先でトラブルが起きたとき、「どの書類が必要になるのか」「何に気をつければいいのか」が分かっているだけで、請求のハードルは大きく下がります。

ここでは、AURASでよくあるケースを一つずつ取り上げ、必要になる書類の“要素”と、最低限の注意点だけ をまとめています。

※書類そのものやフォーマットには触れず、必要項目のみを記載しています。

外来診療(クリニック・病院)
必要書類
・診断内容が分かる医療レポート
・治療日・費用・明細が記載された領収書
・処方箋(薬の購入がある場合)
・薬局レシート
・パスポートの入国スタンプ(必要な場合のみ/渡航証明)

注意点
・病名・症状・治療内容が抜けやすい
・領収書に患者名がない場合は追記を依頼
・受診後、できるだけ早めにサポートへ連絡

入院
必要書類
・入院の経過・診断内容・治療内容が分かる文書
・入院費・検査費・薬剤費などの明細
・退院サマリー
・支払い証明(キャッシュレス対応で不要の場合も)

注意点
・高額治療は “事前承認” が必要(約款に記載)
・入院はキャッシュレス対応になることが多い
・入院期間・治療経過を正確にメモ

薬局での購入
必要書類
・処方箋
・薬局レシート
・医療レポート(薬だけだと不足)

注意点
・処方箋なしの薬は対象外になる場合あり
・“薬だけ購入”は請求が通りにくい
・体調理由だけの自己判断は不可

PCR検査・COVID関連
必要書類
・検査を受けた理由が分かる医療レポート
・PCR結果(陽性/陰性)
・領収書(検査費)
・陽性時の治療書類(外来/入院)

注意点
・出国用・渡航用PCRは対象外
・医療上の必要として受けたPCRのみ対象
・COVID/ARVI は 最大5日間(または5回まで) の制限がある(約款 Section V に基づく)

フライト遅延(4時間以上)
必要書類
・航空会社の「遅延・欠航証明」
・搭乗券またはEチケット
・ラウンジ利用などの領収書
・遅延が確認できる書類

注意点
・SNSや画面スクショだけでは不可
・航空会社の公式文書が必須
・ラウンジ利用には上限あり

ロストバゲージ(PIR*あり)
必要書類
・航空会社発行の PIR*
・搭乗券・手荷物タグ
・紛失した物のリスト
・必需品購入のレシート

注意点
・PIR*がないと請求が極めて困難
・高額品には補償上限あり
・航空会社の補償後、差額分のみ補償

*航空会社が発行する手荷物トラブルの公式証明書

手荷物の盗難
必要書類
・現地警察の盗難レポート(事件番号・内容)
・搭乗券・タグ(旅行中の場合)
・紛失品リスト
・購入品のレシート

注意点
・レポートに「theft(盗難)」と明記が必要
・“置き忘れ” は補償対象外になる可能性大
・時間・場所の記録が役立つ

パスポートや書類の紛失
必要書類
・警察レポート
・再発行費用の領収書
・証明写真の領収書(必要な国のみ)

注意点
・紛失理由が不注意だと却下される場合あり
・滞在費や延長費用は対象外
・“盗難” と “紛失” は扱いが異なる(注意)

交通事故
必要書類
・警察レポート(事故日時・場所・状況)
・現場写真(可能な範囲)
・医療レポート・領収書
・交通手段の情報(タクシー番号等)

注意点
・アルコール関与は対象外(約款)
・事故説明が曖昧だと追加質問が増える
・第三者損害は追加書類が必要になる

個人賠償責任(第三者への損害)
必要書類
・警察レポート
・相手側の損害内容が分かる書類
・事故状況の説明
・医療領収書(相手が負傷した場合)

注意点
・故意・危険行為は対象外
・AURASから指示が来るため、勝手に示談しない
・ケースごとに判断が異なるため早めの連絡が必須

旅行中の延泊(医療理由)
必要書類
・医師が発行した「移動不可」等の診断文書
・延泊費・交通費の領収書
・帰国日の変更証明

注意点
・医師の指示が必要(“念のための延泊” は不可)
・約款では、医療上必要な場合に 最大15日まで滞在延長が補償対象
・上限額に注意

旅行キャンセル(任意オプション加入時)
必要書類
・キャンセル理由を証明する公式文書
(例:医療理由=医師レポート/死亡=証明書/ビザ拒否=大使館レター)
・キャンセル料・返金証明
・航空会社・旅行会社の証明

注意点
・オプション未加入の場合は対象外
・医療理由のキャンセルは医師文書が必須
・ビザ拒否は大使館の正式レターが必要

請求に必要な書類の“項目だけ”整理しました

AURASの請求では、書類そのものの形式よりも、
「どの情報が書いてあるか」 が重要です。

世界中の医療機関・航空会社・警察でフォーマットが異なるため、
AURASが確認するのは “書類に必要な項目がそろっているかどうか” です。

ここでは、どのケースでも押さえておきたい項目を、書類ごとに整理しました。

医療レポート(診断内容が分かる文書)
必要な項目:
・患者名
・診断名(病名)
・発症日・受診日
・症状の説明
・行った処置・治療内容
・必要と判断された検査内容
・医師名・医療機関名
・医療機関の連絡先

ポイント:
形式は国によって異なりますが、
「何が起きて、どんな治療が行われたか」 が分かれば十分です。

領収書(レシート含む)
必要な項目:
・支払日
・患者名(本人)
・医療機関名・住所
・金額
・通貨単位(USD / EUR など)
・内訳(診察・検査・治療など)
・支払方法(現金/カード)

ポイント:
誰が何に対して支払ったか が分かればスムーズに審査されます。

薬の処方箋(Prescription)
必要な項目:
・薬の名称
・用量・服用方法
・医師名
・発行日

ポイント:
“薬だけ買ったケース”は審査に必要な情報が不足しやすいので、
医療レポートとセット で保管するのが確実です。

薬局のレシート
必要な項目:
・購入日
・薬の名称
・金額
・薬局名
・通貨単位

ポイント:
処方箋と照合できると、審査が早く進みます。

検査結果(PCR含む)
必要な項目:
・検査名(PCR / 抗原 / 血液検査など)
・実施日
・結果(陽性・陰性・数値)
・医療機関名

ポイント:
結果自体よりも、
「なぜ検査したか」が分かる医療レポート が重要です。

航空会社のPIR*(ロストバゲージ)
必要な項目:
・旅客名(パスポート名義)
・便名
・手荷物タグ番号
・状況(遅延・破損・完全紛失)
・発行担当者名
・発行日

ポイント:
PIR*はロストバゲージ請求の必須書類です。
*航空会社が発行する手荷物トラブルの公式証明書

フライト遅延・欠航証明
必要な項目:
・遅延した時間
・遅延理由
・対象便名
・航空会社名
・発行日
・担当者署名(または航空会社公式メール)

ポイント:
スクリーンショットだけでは不可。
航空会社の正式文書が必要です。

盗難レポート(警察署発行)
必要な項目:
・氏名
・盗難日時・場所
・被害内容
・事件番号
・警察署名・署名(国による)

ポイント:
「紛失」か「盗難」かで扱いが異なるため、
文書に“theft(盗難)”と明記されているか
を必ず確認。

その他:旅程に関わる書類
必要に応じて提出するもの:
・搭乗券
・Eチケット
・入国スタンプ
・宿泊・ツアーの予約確認書

ポイント:
「その日にその場所にいた証明」として役立ちます。

項目さえ揃っていれば、書式は自由です

AURASの請求で重要なのは、
書類の形式ではなく、中身(項目)の充実度。

逆に、次のような状態だと審査が止まりやすくなります:

  • 病名の記載がない
  • 誰の領収書か分からない
  • 治療内容と金額が対応していない
  • 日付が抜けている
  • 金額の判読が困難
  • 写真が暗い・ぼやけている

世界中の医療機関・航空会社・警察でフォーマットがバラバラなため、
“項目だけ押さえる”という考え方が、一番安全で実務的です。

パスポートのスタンプがない場合の証明方法(飛行機・クルーズ共通)

パスポートのスタンプについては、入国審査の自動化が進んでいる国や、クルーズ旅行のように船会社が入出国手続きをまとめて行うケースでは、スタンプが押されないことが一般的 になっています。

AURASの約款では、スタンプがない場合でも、
「航空券・旅程表・現地の利用記録などで代替できる」
と明記されており、スタンプそのものは必須ではありません。

ここでは、飛行機とクルーズの両方で利用できる、「スタンプがない場合の滞在証明」 をまとめています。

飛行機で旅行する場合
以下のような書類で滞在を証明できます。

  • Eチケット(航空券)
  • 搭乗券(Boarding Pass)
  • 航空会社の予約確認書
  • ホテルや交通機関の利用記録
  • 現地レシート(診療・買い物・交通など)
自動化ゲートでスタンプが押されなくても、これらで十分です。

クルーズ旅行の場合

クルーズではパスポートを船会社が管理し、寄港地でスタンプが押されないことが一般的です。AURASの請求では、以下の書類が滞在証明として利用できます。

  • 船会社の行程表(Itinerary)
  • Daily Program(寄港日の書かれた船内新聞)
  • 寄港地の医療機関レシート
  • 観光・交通のレシート
  • 乗船カードのゲート記録(あれば)
これらを組み合わせることで、どの国にいつ滞在したかを十分に説明できます。スタンプの有無は気にしなくて大丈夫です。

請求メールの送り方(テンプレート付き)

AURASの請求は メール提出が基本 です。初回のサポート連絡とは別に、必要書類が揃った段階で「まとめてメール送信」します。

ここでは、旅先でもコピペで使える、3種類のテンプレ(シンプル/丁寧/完全版) を用意しました。

🌿【基本の書き方:3つだけ】

  • 何が起きたか(概要)
  • 添付書類のリスト
  • ポリシー番号+本人情報
長文にする必要はありません。
AURAS側が必要なときに追加で質問してくれます。

テンプレ①:シンプル版(旅先で即コピペOK)

件名(Subject):
Insurance Claim Submission

本文(Body):

Hello,
I would like to submit an insurance claim.

【Policy Number】  
AURAS-XXXXXXX

【Name】  
Taro Yamada

【Country of Travel】  
Thailand

【Summary of the Incident】  
I visited a clinic on 2025/02/18 due to fever and stomach pain.

【Attached Documents】  
- Medical report  
- Receipts (consultation and medication)  
- Prescription  
- Passport entry stamp (if required)

Please let me know if any additional documents are needed.

Thank you.
テンプレ②:丁寧版(病院・航空会社や相手先にも使える)

件名:
Insurance Claim – Required Documents Attached

本文:

Hello,

I hope you are well.  
I am submitting the required documents for my insurance claim.

【Policy Information】  
Policy Number:  
Full Name:  
Date of Birth:  

【Travel Information】  
Country of Travel:  
Date of Incident:  

【Description of the Incident】  
On 2025/02/18, I experienced acute stomach pain and visited a local clinic.  
I received medical treatment, diagnostic tests, and prescribed medication.

【Documents Attached】  
1. Medical report with diagnosis  
2. Itemized receipts (consultation, tests, medication)  
3. Prescription  
4. Passport entry stamp  
5. Additional documents (if applicable)

If you need any clarification or further information,  
please feel free to contact me.

Thank you for your kind assistance.
テンプレ③:英語ガチ版(AURAS提出用・最も確実)

件名:
Submission of Insurance Claim Documents – Policy No. XXXXX

本文:

Dear Auras Claims Team,

I am submitting the complete set of documents for my insurance claim.  
Please find all items attached below.

------------------------------------
■ Policy Details  
Policy Number:  
Full Name:  
Date of Birth:  
Email Used for Purchase:  

------------------------------------
■ Incident Details  
Date of Incident:  
Country/City:  
Summary:  
I had symptoms of high fever and diarrhea on 2025/02/18 and visited a clinic.  
Treatment included consultation, laboratory tests, and prescribed medication.

------------------------------------
■ Documents Attached  
1. Medical report (diagnosis and treatment details)  
2. Itemized receipts for medical services  
3. Prescription and pharmacy receipts  
4. Test results (if applicable)  
5. Flight delay or airline certificates (if applicable)  
6. Police report (if applicable)  
7. Passport entry stamp or travel proof

------------------------------------
If any additional information or documents are required,  
please let me know and I will provide them as soon as possible.

Thank you for your support.

🌿【提出時のワンポイント】

  • PDF形式推奨(写真より読みやすい)
  • 添付ファイルは分かりやすい名前にする
    例:2025-02-18_Clinic_Receipt.pdf
  • 長文は不要
  • 分からない点は “Please advise.” でOK
  • AURAS側が必要に応じて追加確認してくれます
このテンプレをスマホに1つ保存しておくだけで、
旅先で急にトラブルが起きても、
「英語が出てこない」「何を書けばいいか分からない」
という不安が一切なくなります。

AURASの請求は、書類の項目さえ揃っていれば、
あとはシンプルなメールで対応できます。

添付ファイル名の付け方(わかりやすさ重視)

保険請求では、「どのファイルが何なのか」が分かるようにしておくと、AURASの担当者がスムーズに確認でき、追加の質問も減りやすくなります。

特に海外で撮影した書類は、“写真のままの適当な名前(IMG_2489.JPG)” になりがちです。ファイル名を整えておくだけで、あとから自分で見返すときにも分かりやすくなります。

ここでは、誰でもすぐに使える「分かりやすい命名ルール」を紹介します。

基本のルールは「日付 × 種類 × 内容」

迷ったら、この順番で名前をつければOKです。

YYYY-MM-DD_種類_内容.pdf

例:

2025-02-18_Clinic_Receipt.pdf
2025-02-18_MedicalReport_Fever.pdf
2025-02-18_Prescription.pdf
2025-02-18_PCR_Result.pdf
2025-02-18_FlightDelay_Certificate.pdf
2025-02-18_PIR_Report.pdf

これだけで請求に必要な書類をすっきり整理できます。

よく使う“種類”の一覧(コピペして使える)

Clinic(外来)
Hospital(入院)
MedicalReport(診断内容)
Receipt(領収書)
Prescription(処方箋)
Pharmacy(薬局)
PCR / Test(検査結果)
FlightDelay(遅延証明)
PIR(ロストバゲージ)
PoliceReport(盗難など)
PassportStamp(証明として必要な場合)
Itinerary(旅程)

種類を英語にしておく理由は、AURASの担当者が内容を一目で把握しやすくなるからです。

ファイル名の付け方・ビフォー&アフター

よくあるNG例

IMG_3940.JPG
scan_01.pdf
書類.pdf
領収書.pdf
医療費.jpg

これでは内容が分からず、確認に時間がかかります。

正しい付け方(アフター)

2025-02-18_Clinic_Receipt.pdf
2025-02-18_MedicalReport_Gastro.pdf
2025-02-18_Prescription.pdf
2025-02-18_PIR_Report.pdf
2025-02-18_FlightDelay_Certificate.pdf

パッと見て何の書類か分かるので、担当者も混乱せず、後から自分で見返すときも安心です。

写真のまま提出する場合のコツ

海外で急いで撮影した写真でも、次の2つを押さえておけば、問題なく提出できます。

・1枚ずつ分けて撮影する(複数の書類を1枚に写さない)
・名前を必ず変える(IMG_〜のままにしない)

例:

2025-02-18_Receipt_Photo1.jpg
2025-02-18_Receipt_Photo2.jpg

どうしてもファイル名の変更が難しい場合は、
メール本文に「どのファイルに何が写っているか」を一行添えておくと、担当者にも伝わりやすくなります。

スマホだけで簡単に提出する方法

海外では、診断書・領収書・検査結果などが写真アプリ(カメラロール)に保存されることが多いと思います。

AURASでは、提出された書類が「内容をはっきり読み取れる状態」であれば、写真データでも受付可能です(必要に応じて原本の提出を求められることがあります)。

そのため、旅先ではスマートフォンだけで請求準備ができます。

写真アプリからそのままメール送信できます

1. 写真アプリを開く
2. 送りたい書類の写真を選ぶ
3. 左下の「共有」ボタンを押す
4. 「メール」を選ぶ
5. AURASの宛先を入力
6. 本文に「この写真は◯◯の書類です」と一行添える

これだけで提出できます。

ファイル名を変えられない場合の“ひと言

旅先では、写真のファイル名(IMG_〜)を変更するのが難しいことがあります。
その場合は、メール本文に次のように書けば十分伝わります。

The attached photos include:
– Medical report
– Receipt
– Prescription
– Test result

どの写真に何が写っているかが分かれば、担当者がスムーズに確認できます。

(できる人だけ)写真をPDFに変換する方法

iPhone/Android共通の方法:

1. 写真を開く
2. 共有ボタンを押す
3. 「プリント」を選ぶ
4. 写真を2本指で広げる(ズーム操作)
→ 自動でPDFに変換されます
5. そのままメールで送信

※PDF化は必須ではありません。写真がはっきり読める場合は、そのまま提出して問題ありません。

よくある失敗と未然に防ぐポイント(網羅版)

AURASの請求で起きるトラブルの多くは、大きなミスではなく 小さな抜け・曖昧さ がきっかけです。
記事のチェックリストを使えば、旅先でも落ち着いて対応できるようになります。
深呼吸して、順番どおりで大丈夫。そのための“旅の安心ノート”として、この章を活用してください。

① 診断書・医療レポートに「病名」が書かれていない
失敗例:
・“Fever(発熱)”など症状のみで診断名がない
・検査結果のみで診断内容が不明

なぜ重要?
診断名(病名)がないと、治療の必要性が判断できず、ほぼ確実に追加書類が必要になります。

未然に防ぐポイント:
・受診時に「Diagnosis, please」で一言依頼
・病名が明記されているか必ず確認

② 領収書に「患者名・日付・項目」がない
失敗例:
・名前なしの簡易レシート
・金額のみで内訳が不明

なぜ重要?
AURASは 「何にいくらかかったか」を確認する義務があるため、
不足があると追加質問が確実に発生します。

未然に防ぐポイント:
・「Name and details, please」
・診察・検査・薬の区別を確認

③ 薬だけ購入して、医療文書がない
失敗例:
・症状があり薬局へ直行 → 薬のレシートだけ

なぜ重要?
薬の購入だけでは “医療上の必要性”が証明できないため、請求はほぼ不可。

未然に防ぐポイント:
・まずはクリニックへ
・薬局費用は“医師の診療の延長”として扱う

④ 24時間以内にサポートへ連絡していない
失敗例:
・数日後に連絡

なぜ重要?
約款では 「原則24時間以内の連絡が求められている」 と明記されているため、
遅れると追加説明が必要になります。

未然に防ぐポイント:
・先に受診してもOK
・落ち着いたらできるだけ早く一報

⑤ 1,000 USDを超える治療なのに事前承認を取っていない
失敗例:
・高額治療 → 大きな総額レシート → 事前承認なし

なぜ重要?
AURASは 1,000USD超の治療費は“事前の費用合意”が必須条件 と定めています。(約款 Section VII)

未然に防ぐポイント:
・「Estimated cost?」と医師に確認
・事前にサポートへ金額を共有

⑥ ロストバゲージでPIR*がない
失敗例:
・空港を出てしまった
・混雑で諦めた

なぜ重要?
PIR*なしのロストバゲージは どの保険でも極めて困難

未然に防ぐポイント:
・荷物が出てこない時点で発行
・カウンター閉鎖時は航空会社窓口へ

*PIR=航空会社が発行する手荷物トラブルの公式証明書

⑦ 遅延証明が「航空会社発行ではない」
失敗例:
・スクショだけ
・掲示板の写真

なぜ重要?
遅延証明は 航空会社が発行した公式文書のみ有効

未然に防ぐポイント:
・「Delay certificate, please」
・メール送付依頼もOK

⑧ 書類が写真のままで読み取りづらい
失敗例:
・暗い
・ピンボケ
・影

未然に防ぐポイント:
・明るく水平に撮る
・可能ならスマホのスキャン機能

⑨ 書類の並び順がバラバラで担当者が把握できない
失敗例:
・写真が混在
・順番がバラバラ

未然に防ぐポイント:
・日付順に並べる
・ファイル名で区別
・メール本文に一行説明

⑩ 請求メールが情報不足で再提出になる
失敗例:
・ポリシー番号なし
・概要が不十分
・添付不足

未然に防ぐポイント:
・「ポリシー番号/概要/添付一覧」の3点だけで十分
・AURASが必要なときに質問してくれる

⑪ “自己判断”のケースは対象外になりやすい
失敗例:
・薬だけ購入
・マッサージ・代替療法

未然に防ぐポイント:
・医療上必要であることが前提
・まずは医師の診察

⑫ 診断書やレポートが「日本語」だけ
失敗例:
・日本語の診断書だけ送付
・内容が判断できない

未然に防ぐポイント:
・英語補足メモを添付
・必要に応じて追加資料が求められる場合あり
・例)“This document shows the diagnosis and treatment on 2025/02/18.”

⑬ 期限を過ぎてから提出する
失敗例:
・数ヶ月後の提出
・書類が揃わない

未然に防ぐポイント:
・約款では 30日以内の提出が原則
・遅れる場合は、理由を説明できる形にしておくと安心

用語説明(アルファベット順)

■ Already Traveling(すでに旅行中)
旅行中に保険へ加入する際に使われる用語。
通常、加入後すぐには補償が開始されず、一定の待機期間(例:48時間)が設けられることが多い。
■ Assistance(アシスタンス会社)
海外旅行保険の利用者を支援する専門サービス会社。
24時間体制で医療機関紹介、緊急対応、キャッシュレス治療の手続きなどを行う。
■ Baggage Delay(手荷物遅延)
預けた手荷物が予定便で届かず、一定時間以上遅れて到着した場合に適用される補償。
必要品購入費などが対象になる場合が多い。
■ Claim Form(請求書/申請書)
保険金を請求する際に提出する「申請書」。
事故内容・治療内容・口座情報などを記入する。
■ Delay Certificate(遅延証明書)
航空会社が発行する、フライトの遅延・欠航を証明する正式な文書。
旅費の補償やラウンジ費用請求に必要となる場合が多い。
■ Diagnosis(診断名)
医師が正式に記載する病名。
症状(fever など)だけでは診断とみなされず、診断名は保険請求で非常に重要。
■ Direct Billing(キャッシュレス治療)
保険会社が病院へ直接支払う方式。
本人が費用を立て替えずに治療が受けられる。
■ Discharge Summary(退院サマリー)
入院後に病院が発行する「治療経過と退院判断」の記録。
入院治療の保険請求に必須とされることが多い。
■ Flight Delay Certificate(フライト遅延証明書)
航空会社が「フライトが遅延した事実」を証明する文書。
紙でもメールでも正式な証明であれば利用可能。
■ Invoice(インボイス/請求明細)
治療費やサービス利用料などを示す「請求明細書」。
内訳、日付、金額が明記されている。
■ Loss of Documents(書類紛失)
パスポートやビザ、IDなどを紛失した際にかかる再発行費用などを指す一般的な保険用語。
■ Medical Report(診断書/医療報告書)
医師が発行する「診断内容(Diagnosis)・治療内容」が記載された文書。
病名の記載は保険請求で特に重要。
■ PIR(手荷物の遅延・紛失・破損に関する文書)
PIR=Property Irregularity Reportの略
航空会社が発行する、手荷物の遅延・紛失・破損に関する公式レポート。
空港の手荷物カウンターで作成される。
■ Policy Schedule(補償内容一覧)
契約者が加入したプランの内容(補償範囲・上限額・対象地域など)が一覧で記載されているページ。
■ Preliminary Doctor’s Report(初期診断書)
医師が行う初期評価をまとめた文書。
入院や高額治療の判断材料として使われることがある。
■ Receipt / Paid Stamp(領収書/支払証明)
実際に支払いが行われたことを示す証明。
Invoice(請求書)とは別に発行されることが多い。
■ Repatriation(本国送還)
病気・事故・死亡時に、本人または遺体を母国へ移送すること。
手続きや輸送費を指す一般的な保険用語。
■ Review Period(審査期間)
保険金請求の審査が行われる期間。
通常 “必要書類がすべて揃ってから” カウントされる。
■ SAR(Search and Rescue)
山岳・海上などでの捜索・救助活動を指す一般用語。
スポーツ・アウトドア分野でも使用される。
■ Submission Deadline(提出期限)
保険金請求で「この日までに書類を提出する必要がある」と定められている期限。
保険会社ごとに異なる。
■ Trip Cancellation(旅行キャンセル)
旅行を中止せざるを得ない状況(病気・親族の死亡・自然災害など)を指す一般的な保険用語。

まとめ

AURASの保険請求は、一見むずかしそうに感じますが、大切なのは 流れを知っておくこと と、必要な項目が書かれた書類をそろえること の2つだけです。

海外で体調を崩したり、荷物が届かなかったりすると不安になりますが、

  • サポート連絡(原則24時間以内に)
  • 書類の保管(現地で記載漏れがないかを確認)
  • 提出期限を守る(審査は書類が揃ってからスタート)
この基本を押さえていれば、請求は落ち着いて進められます。

また、診断書には、症状だけでなく“診断名(病名 Diagnosis)”を書いてもらうことが最重要です。書類不備で却下される理由の多くはここにあるそうです。

この記事は、私自身が安心して旅を続けるためにまとめた“自分のための旅ノート” でもあります。専門的な判断や書式にとらわれず、「どう動けば迷わないか」を中心にシンプルに整理しました。

もし旅先で困ったことがあれば、どうか深呼吸して、このガイドを開いてみてください。一つずつ順番に進めれば大丈夫です。

この記事が、あなたの旅の安心につながれば幸いです。

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よくある質問(FAQ)
クリックで開きます(アコーディオン形式)。ページ内の要点をサクッと復習できます。

よくある質問を開く

海外旅行保険|AURAS(保険金の請求) (9)

原則として、発生から24時間以内の連絡が求められていますが、緊急時などで遅れた場合でも、「なぜ遅れたのか」を説明できれば対応されるケースがあります。
落ち着いた時点で、早めにサポートへ連絡することが大切です。
→ 詳しくはこちら(別タブで開きます) 

日本語だけの診断書でも提出できますが、内容が分かるように簡単な英訳メモを添えるとスムーズです。
状況によっては追加情報を求められることがあります。
→ 必要書類はこちら(別タブで開きます)

1,000 USD を超える可能性がある治療は、事前に費用について保険会社と合意することが求められています。
緊急時で連絡できなかった場合は、理由の説明が必要になります。
→ 事前承認について(別タブで開きます)

市販薬のみの購入は、医療上の必要性が確認できないため、請求が難しいケースがほとんどです。医師の診療や処方とあわせて提出するのが確実です。
→ 薬局での購入(別タブで開きます)

クルーズの場合は、パスポートにスタンプがなくても、行程表(Itinerary)や寄港地のレシートなどで「その日にどの国にいたか」を示せれば請求できます。船会社による入出国管理でも問題ありません。
→ パスポートスタンプについて(別タブで開きます)

本人の情報(氏名、ポリシー番号、生年月日)が正確に記載されていれば、家族や同行者が代理で提出すること自体は問題ありません。
やり取りの中で、保険会社が本人確認を行う場合があります。

旅行中に発症した症状であれば、帰国後に悪化しても、旅先での受診分は請求対象になる場合があります。「旅行期間中に発症したこと」を示す書類を保管しておくことが重要です。
→ 帰国後悪化の扱い(別タブで開きます)

現地で再発行が難しい場合でも、手元にある書類やメモ、支払い履歴など、補完できる情報を提出すれば対応してもらえる場合があります。まずは、揃っている範囲で相談することが大切です。
→ 書類の揃え方(別タブで開きます)

請求の多くは“手順の抜け”によるものです。
・サポート連絡
・必要項目のある書類
・30日以内の提出
この3つがそろっていれば、手続きは進みます。
不安な場合は、このガイドの全体マップを確認してみてください。
→ 請求の流れ(別タブで開きます)

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