【2026年時点の結論】
ピースボートで107日間生活してみて、
実際に一番多かった洗濯方法は
手洗い+部屋干しでした。

こんにちは、Appyです。

世界一周クルーズでは、意外と悩むのが「洗濯」です。
100日近い船旅になると、洗濯をどうするかは生活の快適さに直結します。

船の上では、掃除やシーツ交換、タオルの交換などはスタッフが行ってくれるので、私たちが自分でやっていた家事はほぼ洗濯だけでした。
食事も用意してもらえるので、船の生活はとても快適です。

そんな中で「洗濯だけは自分でやろう」と決めていました。
この記事では、ピースボートで実際に体験した

・ランドリーサービス
・コインランドリー
・手洗い

それぞれの特徴やコツを、リアルな体験談を交えてまとめています。

ピースボート船内の洗濯方法は3つ

ピースボートで洗濯する方法は、主に次の3つです。

・ランドリーサービス(有料)
・コインランドリー(セルフ)
・手洗い

実際には、多くの乗船者が
「手洗い+ときどきランドリー」
というスタイルで過ごしていました。

小さな衣類は手洗い、大きな洗濯物はランドリーサービスというように使い分けると、無理なく生活できます。

ランドリーサービスのメリットと注意点

ランドリーサービスは、専用の袋に洗濯物を入れて出すだけの便利なサービスです。

ちなみに、スイートルーム以上(ジュニアスイート除く)の船室には毎日無料サービスが付いています。

利用方法は、少し特徴があります。

まず、用紙に洗濯物の枚数を細かく記入する必要があります。
例えば

・長袖シャツ1枚
・Tシャツ3枚

といった形で書き込みます。
これが、正直、かなり面倒です💦
提出後、クルーが実際の枚数と照合します。
数が合わない場合は洗濯を開始できないので、この点は少し注意が必要です。

ランドリーバッグのサイズは
横40cm × 縦42cm(持ち手含まず)
マチはありませんが、詰め方次第でかなり入ります。

返却は通常2〜3日ほど。
寄港地を挟むと4日以上かかることもありました。

仕上がりはとてもきれいで、アイロンがかかった状態で戻ってきます。

以前は800円でしたが、現在は1回1000円に値上げされています(2025年時点)。
料金は、IDカードに請求になります。(1ヶ月ごとに支払い)

Appyは、下着類までカウントして出す気になれませんでした。寄港地後の洗濯モノが増えるタイミングで利用しました。

ランドリーサービスで失敗した話

少し笑える話ですが、ランドリーサービスで相方のお気に入りのジーンズがかなり縮んで戻ってきたことがありました。

ゆったりサイズのジーンズが、驚くほど丈が短くなってしまい、本人はかなりショックを受けていました。

ピースボートのランドリーサービスで仕上がった衣類黒いのが洗濯袋。シマシマのが、縮んでしまったジーンズです。💦 こんなふうにハンガーがついてたり、たたんでナイロン袋に入ってたり、丁寧に仕上がって戻ってきます。

 

また、モンベルのメリノウールの下着を間違えてランドリー袋に入れてしまったこともあります。戻ってきたときには、パキパキに固くなっていて「これは失敗したな…」と思いました。

天然素材の衣類は、長期旅行では少し扱いに注意が必要かもしれません。

コインランドリーを使うときの注意点

船内にはコインランドリーもあります。
5・6・8・9・10・11階に設置されています。

ピースボート船内のコインランドリールーム入口

各階にあるため、部屋から遠くまで移動する必要はありませんが、
洗濯物を運ぶためのバッグがあると便利です。

料金は

・洗濯機 500円
・乾燥機 500円

以前は350円だったので、少し値上がりしています。

ピースボート船内コインランドリーの洗濯機※洗濯機や設備はクルーズごとに更新される可能性があります。写真は乗船時のランドリー室の様子です。

 

利用には専用コインが必要で、5階のレセプションと6階のショップで販売しています。
洗剤・柔軟剤は持参が必要です。

利用時間は、私の乗船時は、朝6時〜24時でした。
人気の時間帯は混雑することもあり、

・順番待ち
・洗濯物の置きっぱなし

といった小さなトラブルが起きることもありました。

ピースボート船内コインランドリーの洗面台とアイロン台

ランドリー室には無料のアイロンとアイロン台も置いてあります。

ピースボート船内ランドリー室のアイロン台とアイロン

乗船経験者から聞いたコインランドリー事情

コインランドリーの順番待ちについて、乗船経験のある方に聞いたところ、以前は次のような方法で順番管理をしていたそうです。

・「次⚪︎⚪︎⚪︎号室使います」などのメモを貼る
・予定時間の5〜8分前にランドリー室で待機

ただし、洗濯が予定より早く終わることも多く、メモがあっても本人が来ない場合は順番が前後することもあったそうです。

船内では比較的ゆるいルールで運用されていたという声もありました。

※この情報は過去のクルーズでの体験談です。現在の運用は変更されている可能性があります。

📍ピースボートのランドリー室で生まれる交流

ピースボートのコインランドリーは、ただ洗濯をする場所というだけではありません。
私は船内でコインランドリーを使うことはありませんでしたが、利用していた友人たちからは、いろいろな話を聞きました。

順番待ちをしていると、同じ時間帯に洗濯に来る人たちと自然に顔見知りになることがあるそうです。
船には日本人だけでなく、海外からの乗客も多く乗っています。
言葉が通じなくても、みんな同じ「洗濯」というミッションを抱えているので、なんとなく会話が始まることもあるそうです。

中には
「私は日本語を教えるから、あなたは英語を教えて」
といった感じで、ちょっとした言語交換をしていた人もいらっしゃいました。

船のランドリー室は、洗濯をするだけでなく、ちょっとした交流の場にもなっていたようです。

部屋で手洗いする方法|これが一番ラクだった

私たちの場合、実際には手洗いが一番多かったです。
夜シャワーを浴びるタイミングで、

・洗面台で手洗い
・少しつけ置き
・シャワールームで水切り
・バスタオルで水分を取る
・部屋干し

という流れで洗濯していました。
洗い方はとてもシンプルです。

  1. まず洗面台にぬるま湯をためて液体洗剤を入れ、10分ほどつけ置きします。
    そのあと軽く押し洗い。
  2. 洗い終わった衣類は、一度シャワールームで水切りし、そのあとバスタオルで包んで水分を吸わせていました。

私たちは、クルーにお願いして、バスタオルを1人2枚ずつ使わせてもらっていました。
・1枚はシャワー後の身体用
・もう1枚は洗濯物の水分を取る用(予備)

洗濯物は、まずシャワールームで大まかに水切りし、そのあと予備のバスタオルでしっかり水分を吸わせていました。

このひと手間を入れるだけで、乾くスピードがかなり変わります。
船室はかなり乾燥しているため、薄い衣類なら翌朝にはほぼ乾いていました。

ただ、その分かなりパキパキに乾きます。
気になる方は、柔軟剤を少し使うと良いと思います。

部屋干しをしていると、少しだけですが加湿器代わりにもなっていた気がします。

洗面台での洗濯が一番便利

最初は、大きめの洗面器洗濯袋(ナイロンタイプ)も持参していました。
ただ、実際に使ってみると、一番便利だったのは船室の洗面台でした。

ピースボート船室の洗面室と洗面台の様子

ホテルの洗面台だと水が抜けてしまうことも多いのですが、ピースボートの洗面台はしっかり水をためたまま使えます。

ピースボート船室の洗面台で手洗い洗濯している場所

そのため、ここでそのまま洗うのが一番ラクでした。
洗剤は、すすぎ1回タイプの濃縮洗剤がおすすめです。

泡立ちが少なく、すすぎもラクなので、結果的に洗濯時間と水の節約にもなりました。
※素手でやると洗剤で手が荒れやすいので、ゴム手袋や押し洗い用の棒があると便利です。

 

☕️ ちょっと一息
ピースボート船室で毎日手洗い洗濯をしているが、寄港地後の大量の洗濯物を干す場所がなく困る様子を描いた4コマ漫画

👉 この漫画の元記事はこちら

部屋干し|強力マグネットフックが神でした

船室で一番困るのは、洗濯物を干す場所です。

シャワールームには備え付けランドリーロープがありますが、重い洗濯物を掛けるとロープがたわみ、乾きもかなり悪めでした。

ピースボート船室のシャワールームで洗濯物を水切りしている様子

そこで役立ったのが、強力なマグネットフックです。

私は、
・耐荷重10kgのマグネットフックを3つ
・その間に棒を渡す

という形で、簡易的な物干しスペースを作っていました。

天井に掛けた洗濯物は、朝にはほとんど乾いていました。

また、船室の木製ハンガーは重くてかさばるため、薄手のハンガーを10〜15本ほど持参すると便利です。

【🧳】マグネットフック活用術はこちら

📍洗濯グッズは意外と最小限でも大丈夫

乗船して1週間ほどの方から、

「洗濯対策をしすぎて、ピンチハンガーなどを大量に持っていったけれど、お風呂のロープとピンチハンガー1つで十分だった」

という話も聞きました。

準備段階では不安で多めに持って行きたくなりますが、実際には最低限でもなんとかなるケースも多いようです。

手洗い用の洗剤や便利グッズについては、こちらの記事にまとめています👇

【保存版】ピースボート持ち物リスト|必需品&不要だったものまとめ

小ワザ|ドアフックとS字フックも意外と便利

部屋干しでは、ドアフックやS字フックも意外と役立ちました。

濡れたバスタオルを部屋に干しておくと、少しですが船室の乾燥を和らげる効果もありました。
それでも船内はかなり乾燥しているので、湿度対策は別途考えておくと安心です💦

ピースボート船内の乾燥生活|喉・肌・髪に起きたリアルな変化

洗濯物を干すためのフック類については、こちらの記事にまとめています👇

【🧳】S字フック&ドアフック活用術

服は少数精鋭がラク

長期クルーズで実感したのは、服はたくさん持っていくより、「乾きやすい服を少数精鋭で回す方がラク」ということでした。

旅の後半になるほど、
・洗いやすい
・乾きやすい
・すぐ着られる

服ばかりを繰り返し使うようになります。
逆に、「念のため」で持って行った服は、
一度も袖を通さなかったものもかなりありました💦

【🧳】速乾衣類は本当に便利?モンベル実体験

持ち物のパッキングについては、こちら👇
【ピースボート荷物配送ガイド】荷物宅配サービスとパッキングのコツ

読者さんから質問をいただきました

これからピースボートに乗船予定の読者さんから、こんな質問をいただきました。

「おすすめの持ち物にツッパリ棒がありましたが、何センチくらいのものを持っていきましたか?」

私が持っていったのは、だいたい1mくらいの棒です。
ただし、突っ張り棒として使うのではなく「物干し用の棒」として使っていました。天井にマグネットフックを3つ付けて、その間に棒を渡すだけです。

※突っ張り棒は、壁が傷つくので利用禁止だと記憶しています。

また、お茶についての質問もありました。

船室には電気ポットはありますが、ティーバッグは置いてありませんでした。

そのため私は
・インスタントコーヒー
・粉タイプのお茶
などを持参していました。

ビュッフェではコーヒーや紅茶を飲めますが、部屋でゆっくり飲みたい人はティーバッグを持って行くと安心です。

まとめ

ピースボートの船内生活では

・手洗いでも意外と問題ない
・部屋干しでもよく乾く
・マグネットフックが便利

このあたりを知っておけば、洗濯で困ることはほとんどありません。

長いクルーズでは、こうしたちょっとした工夫が生活をぐっと快適にしてくれます。

マグネットフックとバスタオルに、ずいぶん助けられた船旅でした。