こんにちは、Appyです。
「公式ツアーって高いけど、やっぱり安心?」「個人手配で行けるなら安いほうがいい?」
――そんな相談を、乗船前によくもらいます。
私も118回クルーズのとき、公式ツアーが“キャンセル待ち”になり、結果的に個人手配で大成功した経験があります。
そこで今回は、価格・安心・自由度の3つの軸から、ピースボートの公式ツアーと個人手配をリアルに比較してみました。
価格の差はどれくらい?
「公式ツアーは高い」と言われるのは本当です。
寄港地によっては2〜2.5倍の価格差があります。
例として、ペルーのマチュピチュ観光。
ジャパングレイスの公式2泊ツアーは約30万円から40万円。
一方、個人でViatorを通じて同等プランを組むと、20万円以下で行けるケースも。
ただし、時間調整やトラブル対応はすべて自己責任。
公式ツアーには「寄港遅延時の全額返金」が含まれます。
値段の中に“安心料”が入っている、というのが現実です。
→【保存版】どこで予約する? 安心の選び方はこちら
(寄港中止や返金トラブルを防ぐコツをまとめています)
安心感とサポート体制
公式ツアーの最大の魅力は、「置いていかれない」こと。
集合や下船時間はすべて船と連携しているので、遅延しても出航を待ってくれます。
一方、個人手配は自由だけど、誰も守ってくれない。
英語での連絡や、当日の変更対応も自分で行う必要があります。
でも、近年はViatorやGetYourGuideなどの予約サイトで「24時間前までキャンセル無料」のツアーが増加。
ガイドとの連絡はWhatsAppを使えば、英語が苦手でもスムーズです。
→【保存版】WhatsAppの使い方と現地連絡のコツ
自由度と旅のスタイル
公式ツアーは団体行動が基本。
安全で効率的だけど、立ち寄り先や時間の自由は少なめ。
個人手配なら「寄港地のカフェでゆっくり」「気になった店に寄り道」もOK。
プライベートツアーを選べば、出発時間を変更したり、観光内容をカスタマイズできます。
私はケープタウンで午後出発のプライベートツアーを頼んだのですが、
「午前は港で写真撮って、午後から観光」という“理想の1日”が実現しました。
多少割高でも、“時間を自分で決める”自由は何物にも代えがたいです。
あなたに向いているのはどっち?
| こんな人におすすめ | 公式ツアー | 個人手配 |
|---|---|---|
| 英語が苦手/初めてのクルーズ | ◎安心 | △少し不安 |
| ツアー満席で取れなかった | △ | ◎代替策に最適 |
| コストを抑えたい | △ | ◎ |
| 旅慣れていて柔軟に動きたい | △ | ◎ |
| トラブル対応に自信がない | ◎ | △ |
Appyのおすすめは「ハイブリッド型」。
前半は公式ツアーで安心を確保、後半は個人手配で自由を楽しむ。
旅の目的や寄港地によって、使い分けるのがいちばん現実的です。
読者からのリアルな声
このテーマには、実際に寄せられた声もたくさんあります。その中から、一つのコメントをご紹介します。
でも、寄港地ツアーの料金を見ると“法外”な印象。
個人でアフリカや南米を回るのは大変なので、ピースボートの力を借りる部分と、自分で動く部分を分けようと思います。
公式ツアーは“安心を買う”、個人手配は“自由を買う”。
どちらも正解で、旅の目的によって答えが変わります。
このコメントのように、
「自分で考えて選ぶ」ことこそが、クルーズ旅の楽しさやと感じます。
次に読むなら
ここで終わりではなく、次の一歩が大事。
実際に予約する前に、これらの記事もチェックしてみてください。
→ Viator・GetYourGuideの使い方|初心者でも簡単ステップ
この4本を読めば、“ツアー攻略室”の全体像が見えてきます。
まとめ|比べるより、自分の旅を選ぼう
ピースボートの寄港地ツアーに「正解」はありません。
人によって、旅の優先順位は違います。
- 安心を取りたいなら、公式ツアー。
- 自由を楽しみたいなら、個人手配。
- 両方を味わいたいなら、ハイブリッド。
寄港地の数だけ、旅の形があります。
どちらが正しいかよりも、
自分が心から楽しめる選び方をすること。
その一歩が、あなたの旅をもっと自由にしてくれます。
🛳 関連記事|ツアー攻略室シリーズ(個人手配ガイド)
👉 予約の選び方|Viator・ロコタビ・公式ツアー
👉 公式vs個人|価格・自由度・安心感
👉 検索3ステップ|ViatorとGetYourGuide
👉 時間設定のコツ|下船時間と予約タイミング
👉 キャンセル待ち|取れなかった時の対処法
👉 実践ガイド|検索のコツとおすすめサイト
👉 連絡手段|WhatsAppの使い方と事前準備




APPYさん
目次をよく見たら、個人ツアーと公式ツアーの価格差についてはちゃんと書かれていました。大変失礼しました。
りゅうちんさん、コメントありがとうございます。
また、記事を参考にしていただけて嬉しいです。
来年末のピースボートといえば、南極クルーズですね。
私が最も興味のあるクルーズです。笑
ピースボートの公式のオプショナルツアー冊子のURLです。
https://pbcruise.meclib.jp/V121_OPG/book/index.html#target/page_no=1
寄港地にもよりますが、ニューヨークなんかは高いなあと思います。
南アフリカはそうでもない感じです。
記事にも書いてますように、個人手配と比べて、2.5-3倍ぐらいの感覚です。
ーーAppy
Appyさん
公式オプショナルツアー冊子のURLありがとうございました。この冊子をずっと見ていると、地下鉄が完備した街でも法外な料金を取っていると分かりました。NYショート観光が28000円には、もう笑うしかないですね。
定員を200名と設定しているから、多くの船客が参加するのでしょうね。個人で地下鉄に乗るのは怖いと感じる船客が多いので、会社側は寄港地ごとのOPツアーで荒稼ぎしている実態が見えてきました。
このOPツアーの費用を大きく節約できれば、クルーズ本体の料金は本当に安いものになりますね。
私は英語に不自由がないので、いつも1人か友人たちと海外を個人旅行していますが、個人でアフリカと南米を周遊するのは面倒なので、この方面だけはピースボートが良さそうと考えています。
りゅうちんさん、ツアー攻略室にリンクをまとめました。👇
📍乗船者用公式リンク集(ご参考)|ジャパングレイス
航路変更の追加冊子もありますので、どうぞご覧ください。
人気ツアーは募集開始数秒で完売になります。
なので、ツアー難民が続出しているのが現状です。
特に、マチュピチュ行き、南アフリカのサファリ、ピースボート特有の現地交流ツアー(リピーターに人気です。)
まさに、りゅうちんさんのお考えは、万人の考えと一致しています。
ご参考になれば幸いです。
ーーAppy
Appyさん
電話で問い合わせしたら、2026年12月のクルーズでは南極まで行くと知りましたが、南極まで行くクルーズはめったにないそうです。
このクルーズの早期割引を受けるには8月28日までの入金と言われたので、すぐに予約しました。
りゅうちんさん、なんと…!
南極クルーズ、ご予約されたんですね!!✨
それを聞いて、私までワクワクしてしまいました。
おっしゃる通り、南極航路は本当にめずらしく、次はいつ行けるかわからない“特別な航路”ですよね。
ピースボートをよくご存知の方ほど、「これはチャンス!」と直感されたのではないでしょうか😊
個人旅行派のりゅうちんさんが「南米とアフリカはピースボートの力を借りよう」と判断されたところにも、このクルーズの価値の高さが表れていると感じます。
今後も、役立つ情報を少しずつですが発信していきますので、ぜひまた覗いていただけたら嬉しいです。
私自身も、将来この南極航路に行くのが夢です!
どうか素晴らしい旅になりますように⛄🚢
ーーAppy
電話で聞いた限りでは、前回の南極航路は2014年だと言うので、2026年だと12年ぶりになります。
ジャパングレイスからすでにレターパックが届いたので、今日中に料金を振り込むつもりです。
いったん振り込んだら、Appyさんの記事を参考に、寄港地でのツアーを、これまで何度か利用してきたGetYourGuideをメインに自分で予約するつもりです。
マチュピチュ観光が大問題ですね。リマ⇔クスコの往復航空運賃は1万円くらいなのに、ジャパングレイスの2日ツアーは30万円とは、いったいどうしたらそんな料金になりますかね?
私は引退した経営学者なので、高額な買い物をする際には、騙されないように発売元の会社の社員評価を必ず見ます。
https://www.openwork.jp/company.php?m_id=a0C30000003UCku
ジャパングレイスの総合点は3.27で平均以上ですが、給与の安さが社員満足度を大きく下げています。私はオプショナルツアーで荒稼ぎしていると思っていましたが、クルーズ本体の料金と合わせると、それほど儲かってはいなさそうです。
若い社員が多くNPOみたいな使命感でクルーズを企画運営しているみたいなので、ジャパングレイスの商法をよく理解したうえで、この会社のクルーズと付き合うつもりです。
その際に、Appyさんの膨大な記事が大いに役立ちますので、改めて感謝申し上げます。
オーバーランドについて教えて下さい。ネットで検索すると、
https://decorate-my-trip.com/peaceboat-overland-tour/?utm_source=perplexity#%E3%80%901%E3%80%91%E3%83%AC%E3%82%BB%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%81%A7%E9%9B%A2%E8%84%B1%E3%81%AE%E7%94%B3%E8%AB%8B%E7%94%A8%E7%B4%99%E3%82%92%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%84%E3%80%81%E5%BF%85%E8%A6%81%E4%BA%8B%E9%A0%85%E3%82%92%E8%A8%98%E5%85%A5%E5%BE%8C%E6%8F%90%E5%87%BA
77回に参加された方がオーバーランドのルールについて書いておられますが、あまりにも以前の話なので、Appyさんが乗られた121回ではどんなルールでしたか?5日前に申請なら2000円の手数料とか。
りゅうちんさん、またコメントありがとうございます!
オーバーランド(途中下船&再乗船)についてのご質問、確かにブログでは触れていなかったテーマですね。
ご指摘の通り、ピースボートでは旅程の一部を離脱して陸路や空路で移動し、別の寄港地で再乗船することが可能です(いわゆるオーバーランド)。
公式の案内では:
下船予定の港の入港5日前までに申請が必要
事務手数料が発生
沖どまりや出入国の都合で認められない港もある
18歳未満の場合は親権者の同意書が必要
となっています。
私が乗船した118回クルーズでは、手数料は5,000円でした。
ただし、クルーズによって料金や運用ルールが変更になることもあるようなので、申請前に必ず最新の船内案内を確認されることをおすすめします。
ちなみに、事前にオーバーランドを予定している方は、乗船後すぐに事務局に相談されるとスムーズです。
(混雑や受付停止などのトラブルを避けるためにも)
ご参考になれば幸いです!
ーーAppy
Appyさん、こんにちわ。また質問です。
私の乗船する船は1900名が定員なので、寄港地で下船するのに恐ろしいほど時間がかかりそうです。
でも、入国審査のやり方で下船時間はかわっていると思います。不法入国の心配がないアフリカなどの寄港地では、たぶんほぼフリーで下船できそうですが、寄港地によって対面審査があるなしはどうでしたか?
りゅうちんさん、こんにちは!またコメントありがとうございます😊
おっしゃる通り、寄港地での下船には「入国審査の方法」が大きく影響します。
1900名規模の船だと、対面審査がある場合はどうしても時間がかかってしまいます。
こちらの記事に、ジャパングレイスさんからの公式回答を載せていますので、まずはこちらをご覧いただくのがわかりやすいかと思います👇
👉 ピースボート寄港地ツアー|何時に予約すればいい?時間設定とグループ行動の落とし穴
私の実体験では…
アメリカやイギリスでは、しっかりと対面審査が行われ、審査の順番もあるので、下船までにかなり時間がかかりました。
一方で、東南アジアやアフリカの一部寄港地では「顔も見ずにOK」のような、かなりゆるい対応だった場所もあります。
「入国審査の厳しさ × 港の設備 × 寄港国の事情」で、毎回大きく変わる印象です。
乗船後は船内新聞などで「翌日の下船方法」が詳しくアナウンスされますので、前夜にしっかりチェックされるのがコツです!
ーーAppy