こんにちは!ピースボート第118回世界一周クルーズに乗船中のAppyです。
9月10日に寄港したポートエリザベスでは、1日目にガーデンルートと呼ばれる、ポートエリザベスからケープタウンへと続く絶景の海岸線を観光しました。そして、2日目には南アフリカで3番目に大きなサファリパークであるアドエレファント国立公園を訪れました。この記事では、1日目の観光レポートをお届けします。
事前に観光の計画記事をアップしていたので、こちらもぜひご覧ください。
個人手配したガイドツアーの詳細を記しています。↓
ポートエリザベス2日目のレポはこちら↓
快晴に恵まれたポートエリザベスでの1日目
この日は朝から快晴で、気温も16度程度ととても過ごしやすい1日でした。早朝4時には薄明かりが見え始め、楽天モバイルもすでに繋がっていました。
入港は朝5時の予定でしたが、実際にはかなり早く着岸しました。船内での入国審査に時間がかかり、部屋の階数ごとに順番に案内の放送が入り、審査会場へと向かいました。審査が終わった後も、すぐに下船できるわけではなく、下船許可が降りるまでさらに待つ必要がありました。私たちは5階のロビーで待機し、結局予定より30分遅れて下船となりました。
キャンセル待ちからプライベートツアーへの変更
本来はジャパングレイスのオプショナルツアーでサファリパークのツアーに2日連続で参加したかったのですが、2日間ともキャンセル待ちになってしまったため、個人手配で予約するしかありませんでした。
個人手配でプライベートツアーを選んだのは、下船開始が何時になるのかがわからなかったので、柔軟に対応してもらうためです。プライベートのツアーは小回りが利き、時間調整も自由にできるため、自分たちのペースで観光を楽しむことができます。特に、誰かが遅刻したり、時間を無駄にすることがないのが魅力です。
親切なガイドとの出会い
今回のガイドさんはとても親切で、私たちの要望に最大限応えてくれました。WhatsAppで船内にいる時から連絡を取り合っていました。当日も、朝早くから「船を降りられる時間がわかったらすぐに教えてください」とのメッセージがありました。
私たちは、今の状況を伝えながら、「あと何分くらいで出られそうです」「ここで待っていますよ」など、画像付きで待ち合わせ場所を教えてくれ、さらに車の車種と色、ナンバープレートを教えてくれました。ツアーの開始時間は9時の予定でしたが、下船してすぐに車を見つけることができたので、8時半に出発することができました。
やっと見つけたガーデンルートツアー
このガーデンルート沿いのツアーは、ポートエリザベスといえば、サファリツアーばかりがヒットしてしまい、なかなか見つからずにいました。やっと見つけて、急遽予約したばかりだったのですが、結果的には大正解でした。Viatorは検索機能が優れていて、トリップアドバイザーよりツアー件数が多いので助かりました。港まで迎えに来てくれること、24時間キャンセル無料、プライベートツアーであること、午前出発であること、この4つを検索条件にしました。
ツアーサイトへ↓
ポートエリザベスからザ・クラッグスまでの 1 日ガーデン ルート ツアー
このツアーは、ガーデンルートのたくさんの観光スポットを回ってくれるツアーだったのですが、希望の場所をじっくり観光したかった私たちは、わがままにも、その都度行き先や所要時間をアレンジしてもらいました。
ジェフリーズベイのサーフィンスポット
すぐに私たちはガーデンルートを通ってジェフリーズベイに向かいました。ジェフリーズベイはポートエリザベスの港から1時間半ほど走ったところにあり、サーフィンのコンペティションが行われるような有名なサーフィンスポットです。
大きくてサーフィンに最適な波が立つことで有名なサーファーには憧れの場所です。私の相方はサーフィンをしますので、ぜひ行ってみたい夢のような場所だったそうです。
ジェフリーズベイのサーフポイントは1つだけではなく、3、4箇所に分かれていました。メインのポイントは4、5人のサーファーが贅沢な波を楽しんでいました。どのポイントも、人がまばらで、日本とは違い混雑している様子はありませんでした。
ジェフリーズベイのサーフブランドのファクトリーショップが立ち並ぶメインロードが観光客に人気です。サーフショップでは、サーフィン好きにはたまらないお土産をたくさん見つけることができ、私たちもいくつか購入しました。
その後、近くにある「マリーナ マルティニーク」を散策しました。このエリアは高台に位置し、見晴らしがよく、青く美しい海が一望できます。高台の海岸には、若い4人組が2匹のワンちゃんと一緒に座って、波を見つめる姿が印象的でした。
男性が一人、裸足で波のチェックをしているようでした。この辺りの住民か、別荘を持っているサーファーかもしれません。ジェフリーズベイのゆったりとしたライフスタイルが感じられる風景でした。
カラフルなサーフショップがたくさんありました。そしてリゾート地となっているようで、大きな別荘がたくさんありました。海はとてもきれいに整備されていて、ゴミは全く落ちていなかったです。
私たちは、いくつかのサーフポイントやビーチを一つずつ巡りました。途中、ガイドさんが住居エリアも案内してくれましたが、ここでは豪華なホテルやゲストハウスが並ぶ一方で、反対側にはトタン屋根の簡素な家が立ち並び、南アフリカの経済格差が垣間見えました。この光景には衝撃を受け、同じ街の中でもこれほどの違いがあることに驚きを隠せませんでした。
豪華なエリア
簡素なエリア
ツィカマ国立公園(Tsitsikamma)の壮大な自然
私たちは、ストームズリバーブリッジでコーヒーブレイクを取り、「ツィカマ国立公園」(Storms River Mouth Rest Camp (Tsitsikamma)に向かいました。
この公園は「ガーデンルート国立公園」とも呼ばれ、南アフリカの多様な自然と文化遺産を堪能できる世界的に有名なエリアです。公園内には、さまざまな宿泊施設やユニークな動植物が楽しめ、とにかく広大でスケールの大きいのに驚きました。日帰り観光というより、1週間ぐらいキャンプして楽しむのが人気だそうです。
サファリパークが内陸の目玉観光スポットであるとすれば、ツィカマ国立公園は海岸沿いの目玉と言えるでしょう。私たちはこの公園で、名物の「ストームズリバー吊り橋」を渡りながら、短いハイキングを楽しみました。海と山が織り成す雄大な景色の中、吊り橋を渡る体験は、まさにここならではの特別なものです!
ハイキングコースは吊り橋までだと、往復1時間で帰ってこれるので、吊り橋を渡ってからUターンして戻ってきました。
ガイドさんも、このハイキングに付き合ってくれました。ジェフリーズベイでのショッピングのときもそうでしたが、いつも側にいて見守っていてくれていました。お陰で、全く危険を感じずに過ごすことができました。
私たちは、ツィカマ国立公園内の海岸線にあるレストランで昼食をとりました。絶景を眺めながら、料理を注文。1人前を2人でシェアしたのですが、ボリュームが十分で、ちょうど良い量。
この料理は次の日のサファリでも食材は違えど、同じような感じのディッシュだったので、南アフリカでは定番なのかもしれません。特に癖もなく、どれも美味しかったです。南アフリカではルイボスティーが有名とのことなので、ホットでいただきました。
この海岸線は、波が激しく打ちつけていて、まるで昔の東映映画のオープニングを思い出すような風景でした。
さわやかな良いお天気で、濃いブルーの海と澄んだ青空のコントラストが素晴らしかったです。
このツィカマ国立公園では、自然の中でゆったりとした時間を過ごし、南アフリカの大自然を存分に満喫することができました。
本来なら、たくさんのスポットを巡るツアーでしたが、私たちはジェフリーズベイとツィカマ国立公園の2ヶ所でゆったりと過ごしました。
帰船までには、少しだけ時間の余裕がありました。私たちは、ポートエリザベスの市街地をまだ訪れていなかったので、ガイドさんにお願いして、車窓からその風景を見せてもらうことにしました。
ダウンタウンの車窓見学をして帰路へ
ガイドさんは生粋のポートエリザベス出身で、市街を庭のように熟知している方でした。ピースボートが停泊している西側の市街を、ゆっくりとグルグルと案内してもらいました。車窓見学ではありますが、雰囲気を少しでも感じることができ、短い時間ながら街の様子を楽しむことができました。
夕暮れだったせいか、少し物騒な感じがしました。昼間は警備の方が、道のあちらこちらに点在していたと聞きましたが、18:00を過ぎたこのときにはすっかりいなくなっていました。
観光を終えて、ガイドさんはピースボートの目の前まで送ってくれました。ポートエリザベスは治安が悪いことで有名ですが、ガイドさんのおかげで1日中危険を感じることなく、安心して観光を楽しむことができました。
終わりに
本来は2日間ともサファリツアーと考えていたのですが、海沿いのガーデンルートの有名スポットであるジェフリーズベイとツィカマ国立公園を訪問することができました。サファリ以外の郊外でポートエリザベスを楽しみたい方には、ガーデンルートもおすすめです。
前日に配られたポートエリザベスの案内書には、夕暮れ以降は治安が悪くなるため、外出しないようにとの注意書きがありました。実際に夕暮れ時、車窓からダウンタウンを眺めていると、仕事を終えた若者たちが集まり、たくさんの人々がたむろしている光景が見えました。この通りを一人で歩くのは、かなりの勇気が必要だなと思いながら、身をすくめて車に乗っていました。
また、昼間でも一人歩きは避けるようにとの指示があり、一人で外出しようとした方がいた際には、警備員が同行して目的地まで案内してくれたそうです。それほど警戒が必要とのことですが、昼間は警備の方々が各所に見守っていて、それほど危険を感じることはなかったという話も聞きました。
ではでは、次回はポートエリザベス2日目のサファリツアーのレポをお届けします。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
ではでは。
ポートエリザベスの事前計画プランはこちら↓
ポートエリザベス2日目のレポはこちら↓
たくさんの写真でとても楽しめました
これから行かれる人にとても参考になります!!
ありがとうございます!
Sallyさんの動画が見れていません。
帰ってからになると思います。ごめんなさい!