ピースボート第118回に乗船予定のAppyです。
ジャパングレイス主催の寄港地のオプショナルツアーに申し込んだのですが、ほとんどがキャンセル待ちとなってしまいました。これは、自力で別ツアーを予約するか、自力で観光するしかありません。
申し込みしたのにキャンセル待ち? 絶対に参加したいツアーがある場合は、真剣に向き合わないと私のようになります。
ジャパングレイスのオプショナルツアーについて、備忘録としてまとめておきます。
2種類のオプショナルツアーについて
ピースボートを運営するジャパングレイスは、乗船者対象に寄港地でのオプショナルツアーを販売しています。現地の見どころを効率よく巡ることができるので、非常に便利です。
オプショナルツアーには2種類あります。
- 普通のオプショナルツアー(下船して同じ寄港地で乗船)
- オーバーランドツアー(下船して次の寄港地で乗船)
どちらのツアーでも言えることなのですが、魅力的なツアーがたくさんあります。見るだけで想像が掻き立てられ、ワクワク感でいっぱいに!
ところが同時に、料金がとても高くてテンションが下げ気味になったということを書き添えておきます。
普通のオプショナルツアーについて
まずは、オーソドックスな寄港地で停泊している間に催行されるオプショナルツアーについてです。例えば、118回クルーズで募集されたツアーを紹介。
ペルーのカヤオには4日間停泊します。私が気に入ったのは、2泊のクスコとマチュピチュを巡るツアーです。
料金は36万円。1.5時間のペルー内での往復フライトが必要なので、コストのかかるツアーというのは分かるのですが、夫婦で2人分で72万円。南米へ日本から個人旅行に行けそうな金額です。
とはいえ、個人手配では大変なリスクを伴いそうな内容のツアーです。
長年、マチュピチュに行きたかった私にとっては、価値あるものだと思い、申し込みリストに一番乗りで追加しました。
申し込んだときは予想もしていませんでした。
オーバーランドツアーとは?
オーバーランドツアーとは、ピースボート航海中の本船を離れて、遠方の世界遺産や景勝地にいくツアーです。本船へは次の寄港地で合流するという、大掛かりな夢のようなツアーが実現します。オーバーランドツアーの案内と冊子は、たしか年内のかなり早めに届いたと記憶しています。早めに予約することで早特割引がありました。
例えば、第118回クルーズでは、ニューヨークで本船を下船してガラパコス諸島へフライトし、クリストバル(パナマ)で本船に乗船するというような8日間のツアーが募集されました。とても魅力的なのですが、料金は1人61.9万円。早特割引で55.9万円 夫婦2人で111.8万円という内容です。これもまた、日本から別旅行として行けそうな金額。
清水の舞台から飛び降りるような気持ちで、ピースボートの乗船申し込みをした私たちにとっては、横目でスルーせざるを得ない内容でした。
オプショナルツアーの申し込みについて
さて、ここからが本題です。オーバーランドではなく普通のオプショナルツアー。寄港地を出発して、同じ寄港地に戻るというタイプのものです。
オプショナルツアーは、乗船日の5ヶ月程前に冊子「オプショナルツアーのご案内」が送られてきます。クルーズ旅行が現実的に感じられる、記念すべき瞬間です。
ジャジャーン
申し込みスケジュールについて
第118回クルーズ(2024年8月16日出航)のオプショナルツアーの申し込みスケジュールは次の通りでした。
- 3/13 オプショナルツアー案内
冊子が封書で届く - 4/25 申し込み受付開始
ハガキ・FAX・インターネットのうちどれか - 5/17 申し込み結果発表
封書で請求書が届く - 6/28 支払日(銀行振込)
オプショナルツアーの冊子を受け取ってから、1ヶ月半後ぐらいに予約開始となります。1ヶ月半は、じっくりと考える時間があるということですね。
申し込みは、ハガキ・FAX ・インターネットの3種類ありましたが、インターネットが推奨されていました。インターネット申し込みで、船内で使えるオンボードクレジット5,000円分が抽選で当たるというキャンペーンがある上、ハガキ・FAXより当日午前スタートの先行申し込みで一番早く受け付けが始まるという特典もありました。
人気オプショナルツアーは、数十秒で満席
申し込みの結果は、3週間後ぐらいに郵便で届きました。ジャパングレイスの方から、オプショナルツアーは人数制限があるため、人気のツアーは即日に予約がいっぱいになると聞いていたものの、結果に超がっかり。
私は厳選に厳選をして、5つのツアーを申し込んだのですが、なんと1つしか予約が通りませんでした。他の4つは「キャンセル待ち」という表記です。
そういえば、予約開始の日に外出していて、気がつくと開始時間から3分が経過していました。慌てて申し込み確定ボタンをタップしたのを思い出しました。その時は「インターネットは先行受付だから余裕かな…」と気にしていませんでした。
ところが、その3分間が命取りに。
オプショナルツアーのメリットとデメリット
ジャパングレイス主催のオプショナルツアーは、「大きな失敗がない」というのが最大のメリットです。
オプショナルツアーのメリット
- 時間管理が不要:
寄港地出航の時間に間に合わないから置いていかれる…ということは決してありません。 - 効率的な観光:
短時間で主要な観光スポットを効率よく巡ることができ、寄港地での限られた時間を有効に使えます。 - 寄港遅延によるキャンセル料なし:
万が一、寄港遅延になったとしてもキャンセル料がなく、全額返金されます。 - 言語サポート:
日本語ツアーも選べるので、英語に自信がなくても大丈夫です。
オプショナルツアーのデメリット
大きな失敗はないと言えるのですが、料金が高かったり、大人数で移動するので自由がなくて非効率な面もあります。ツアーガイドさんが旗をもって行列をなして観光するイメージです。
- 料金が高額:
予約サイトで色々な寄港地でのツアーを調べましたが、明らかに高額でした。だいたい2倍ぐらいの料金設定のイメージです。 - 自由度の制限:
グループでの移動やスケジュールが固定されているため、自由に行動する時間が限られます。いつもゾロゾロと移動するのは覚悟です。 - 非効率な面:
急なトラブルに小回りがききません。例えば、船が寄港地に着岸するのが遅延したときに、ツアーはキャンセルされますが、個人手配なら、予定を変更して融通を効かせることができます。
自分で計画するメリットとデメリット
逆にジャパングレイス主催のオプショナルツアーを利用しないで、自分で寄港地での観光を計画した場合のメリットとデメリットをまとめます。
自分で計画するメリット
- コスト削減:
オプショナルツアーと比較して、現地で直接ツアーを予約したり公共交通機関を利用することで、半額ぐらいに抑えることができます。 - 自由なスケジュール:
自分で計画することで、好きな場所に好きなだけ時間をかけることができます。興味のあるスポットをじっくりと見学したり、気ままに街を歩いて新しい発見を楽しむことができます。 - ローカル体験:
現地の公共交通機関やタクシーを利用することで、地元の人々の日常生活に触れることができます。
地元の市場やストリートフードを楽しむことで、その土地ならではの文化や食を堪能することができます。
自分で計画するデメリット
- 時間管理が必要:寄港地出航の時間に間に合わなくても船は待ってくれないので、置いていかれてしまいます。
- 寄港遅延によるキャンセル料が発生:個人手配で観光ガイドなどを予約している際、下船できないので、ツアーに間に合いません。キャンセル無料の期限が過ぎていれば、料金が戻ってきません。
- 思わぬトラブルに遭う:ツアーガイドが来ないなどのトラブルが起こるかもしれません。
終わりに
ジャパングレイス主催のオプショナルツアーは良い面と悪い面があるので、自分でプランする観光と組み合わせるのが良いと思います。
考え方は人それぞれですね。
これからの私の大きな仕事。
マチュピチュ観光のオプショナルツアーがキャンセル待ちになってしまったので、個人手配をするということです。
次の記事は、乗船前に私が個人手配したガイドツアーについての備忘録を書きます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ではでは。