こんにちは、2024年8月にピースボートで世界一周へ出発予定のAppyです。
この記事では、私たちが実際に払った(&これから払いそうな)費用を試算してみました。
すでに旅行代金は支払いましたが、追加料金や船内での出費が想定外にかさむ予感……!
ピースボート118回クルーズに乗船しました!
Appy(アッピー)|旅行大好き50代
会社を退職し、夢だった世界一周へ✨
「乗ってみたいけど実際どう?」と迷っている方へ、リアルな体験談をお届けします! 乗船予定の方には、準備・船内生活・寄港地情報も紹介。旅の参考にどうぞ!

ピースボート世界一周の費用はどのくらい?大まかな仕組みをおさらい
旅行代金の基本構造
ピースボートの旅行代金は「部屋のクラス×諸費用」が大きなベース。
宿泊代と全食事代は含まれているので、クルーズ自体は一通り賄えますが、さらにオプショナルツアーを多く申し込むと100万円以上プラスになる場合も。
部屋の料金目安:約130万円~800万円
諸費用:約25万円(ポートチャージやチップなど)
オプショナルツアー:参加数・内容で費用が変動
ピースボート「世界一周99万円」はもう昔の話
ピースボートでの世界一周は、以前は99万円で可能だったこともありましたが、現在では状況が変わり、一番安い料金設定でも約130万円となっています。特定の条件を満たせば、この価格で可能です。
- 29歳以下
- 早特割引
- 4人部屋(窓なし)
2024年7月現在で発表されている出航間近のピースボート第118回の旅行代金は、一人当たり約200万円から約800万円です。1ヶ月前ともなると、早特割引はありません。
お部屋ごとに代金が次のようにザクっと区切られており、下へ行くほど高くなります。
- 3-4人部屋 窓なし
- 3-4人部屋 窓あり
- 2人部屋 窓なし
- 2人部屋 窓あり
- 2人部屋 バルコニー付
- スイート(2人部屋:別格のランク)
サービスの差はなく、皆平等。
そこがピースボートの良いところですね。
ピースボートの料金は高い?他の方法と比べてみた感想
1日あたりに換算してみる
今回、私たちはバルコニー付のお部屋で、2年前の早特割引で1人約250万円で予約払込しました。日にちで割ると、だいたい一泊25,000程度です。
2人一部屋で一泊50,000円程度。
飛行機旅行と比べると、フライト代とホテル代と食費が含まれていることになりますね。旅の達人に言わせれば、2人で1日50,000円なんて高すぎると、言われてしまいそう。
ピースボートは一応豪華客船です。朝食は無料で部屋に運んでくれます。毎日、部屋を掃除してくれます。夜はコース料理も食べれます。そして、寄港地まで黙って連れて行ってくれるのですから。
私の感覚では、これはどう考えても安いのではないでしょうか。
飛鳥IIと比較すると…
「飛鳥II」も世界一周旅行を提供していますね。「飛鳥II」はラグジュアリー船です。ドレスコードにフルコースディナー、有名なエンターテイメントの数々、バスタブ付。バルコニー付きのお部屋は、同じような早期割引制度を使うと1人900万円でした。2人で1,800万円。
500万円VS1,800万円です。もはや庶民には手の届かない価格となっています。
比べるに値しないランクですが、庶民はどう背伸びしてもこの金額は出せません!
ピースボートなら、何かの節目にめいいっぱい背伸びして、バイトをいっぱいするとか、退職金を突っ込むとか、清水の舞台から飛び降りる気持ちで、参加可能ではないでしょうか!?
キッパリ
飛行機で世界一周する場合との違い
世界一周航空券というものがありますね。エコノミー・ビジネス・ファーストの3つのクラス。飛行機で世界一周は、なかなか計画力と体力のいる旅行ですね。一番安いエコノミークラスで50万円程度かかるようです。ホテル代+食費が1日当たり2万円ということにしておきましょう。
総額で約250万円
無理やり、クルーズと同額!
やる気のない比べ方で失礼しました。
というのも、飛行機旅行とクルーズ旅行は別物ですね。楽しみ方が全く違います。
クルーズ旅行は、船内で楽しむのがメインの旅行になります。そして、飛行機旅行では立ち寄りにくい寄港地観光を楽しむ旅なのです。
比べるのはやめましょう!(笑)

【試算】私たちの世界一周クルーズにかかる総費用は?
早特割引(2年前申込み)で旅行代金は払い込み済みですが、その後も諸費用の値上げや燃油サーチャージの追加などが続きます。さらに、船内での出費や寄港地観光費用も見込む必要あり!
また、海外旅行保険も追加しました。
日本で事前払いする費用の内訳
- 部屋クラス別の旅行代金:250万円
- 諸費用:約25万円
- 追加代金1(出航9ヶ月前):諸費用12万円
- 追加代金2(出航5ヶ月前):燃油サーチャージ22万円
- 追加代金3(出航3ヶ月前):海外旅行保険17万円(任意)
- 追加代金4:オプショナルツアー(イースター島)3万円
合計:329万円(一人当たり)
ここまでで、夫婦2人:658万円
海外旅行保険については、クレジットカードの保証を利用して無料にすることも可能ですが、我が家は不安要素があったため、船が提供する保険にフル加入しました。実際には、この保険料が不要かもしれませんが、安心を優先しました。また、オプショナルツアーについては任意で申し込みできます。イースター島だけはツアーに参加しないと下船できないため、計算に入れました。
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出航後の追加費用も要チェック
船内でのインターネット利用、アルコール飲料、観光代、予備費なども考慮する必要があります。
- 船内Wi-Fi代(1GB10ドル):20万円(2人分)
- アルコール・飲料:20万円(1日ビール3~4杯)
- 観光費用:100万円(1人50万円)←節約したい!
- その他(予備費):50万円
合計190万円
総額:約850万円(658万円+190万円)
ほとんどの支払いがクレジットカードになる予定なので、銀行口座には余裕を持って入金しておく必要があります。
追加料金の中身を詳しく解説!
気になる追加料金ってそんなにかかるの?
早特割引で高額を支払ったにもかかわらず、追加に追加が発生!
先程の追加料金の内容を解説します。
諸費用の値上げ?
出航の9ヶ月前に、諸費用の値上げに関するお知らせが届きました。値上げの理由は、世界的なインフレと急激な円安の影響を受けたためです。
具体的には、以下のように費用が変更されました。
- チップ:86,400円から181,440円へ
- ポートチャージ:50,000円から77,000円へ
合計で122,040円の値上げとなりました。
燃油サーチャージ1人22万円
2024年8月出航の第118回では、1人当たり22万円の追加料金が発生しました。このお知らせは出航の5ヶ月前に届きました。
多くの人が驚いているようですが、私はあらかじめ心構えができていました。というのも、2年前の説明会で営業担当者が「最高額で1人80万円を覚悟しておいてください」と事前に教えてくれていたからです。この説明をしてくれた営業担当者に感謝です。
実際、燃油サーチャージは、2023年の出航時に最も高いときで約60万円でした。
- 2023年4月出航(第114回):60万円
- 2023年8月出航(第115回):43万円
- 2023年12月出航(第116回):46万円
- 2024年4月出航(第117回):29万円
- 2024年8月出航(第118回):22万円
燃油サーチャージは徐々に下がってきているようです。
「旅行代金に燃油サーチャージが組み込まれることについて、合意してください」
という内容のハガキが同封されていましたので、同意して出しました。
海外旅行保険17万円は高い?
クレカ付帯保険を選べば無料にもできるけど、私たちは生活習慣病や過去のケガ経験から念のため加入。
船上でのヘリ搬送費用が数千万円になるケースもあるそうなので、ここは安心料と割り切りました。

寄港地観光1人50万円を想定
観光代は個人によって大きく異なります。寄港地で下船せずに船内で過ごす方がいらっしゃるそうです。この場合、観光費用はゼロ円です。寄港地での観光を楽しむ場合は、その内容や規模に応じて費用が大きく違います。
私たちの場合、オプショナルツアーは事前に予約していません。っていうか、次の記事でも書きましたが、イースター島以外は、私のチョンボでキャンセル待ちとなってしまいました。

そのため、寄港地でどのような観光をするかはこれから決める予定で、観光代が大きく変動する可能性があります。訪れる場所によっては、高額な観光スポットやアクティビティを選ぶことも考えられますし、逆に費用を抑えて楽しむかもしれません。
船内Wi-Fi費用:2人で20万円?
第117回から導入されたスターリンクは、1GBで10ドルの料金設定です。これは使い方で、かなり節約できそうですね。未知数ですが、我が家の場合5台接続します。インターネット接続を頻繁に行う可能性があるため、20万円としました。
私:MacBook、iPad、iPhone
夫:WindowsPC、iPhone
自宅でダウンロードできるものは、済ませておくつもりです。船内では、消費容量を見ながら、調整していきたいと思います。
Youtubeは見ません!


アルコール・飲料代:20万円
飲み助の皆様の気になるアルコール代です。ピースボートのアルコール代は残念ながら別料金です。料金については、とても良心的のようで、ビールが一杯400円程度。バーではボトルキープでき、さらにお得になるそうです。日本での居酒屋さん程度ということでしょう。
ちなみに、船内へのお酒の持ち込みは禁止されています。
とはいえ、何か対策がありそうな(笑)
代金は、サービス毎にピッとしたら支払完了!
あらかじめ登録したクレジットカードに請求がきます。アルコール代については、個人差がありますよね。

まとめ:意外と出費が重なる?でも価値ある世界一周クルーズ!
世界一周は人生に一度の大イベント。ピースボートでは早特割引を使っても、その後の追加料金や船内・寄港地での支出が膨らむ可能性があります。
だからこそ、事前にある程度余裕を持った予算を組むのが大事。後から青ざめずに、現地や船内で存分に楽しむためのコツだと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ではでは。
=追記=
ついにピースボート118回クルーズから帰国しました!
気になる世界一周クルーズの総費用を詳細に集計しましたので、ぜひ次の記事をご覧ください。↓

毎回ためになる資料ありがとうございます。
旅行保険の件ですが
(株)ジャパングレイス 地球一周の船旅 海外旅行総合保険
の69歳以下JG1で一人11万と掲載されています。
appyさんはそれ以外の保険も加入されたのですか。
お暇なとき教えて下さい
ひろさん、コメントありがとうございます。
保険はジャパングレイスの保険だけです。
保険の内容を最高額でフル加入すると
170,000位になります。
また、記事の方で詳しく書きますね。
何でもご質問ください。
私がわかることでしたら、何でもお答えしますので。
よろしくお願いします。
そうなんですね
追加の記事よろしく(暇ができたら)
いつも内容ぎっしりのブログ
ありがとうございます