「え、あと1ヶ月!? 全然準備してへん…」
そんな焦りと不安に包まれながら、私も旅立ちの準備を始めました。
世界一周クルーズなんて、初めてのことだらけ。何をどこまでやればいいのか、正直わからないまま走り出した1ヶ月前。
この記事では、そんな当時の自分に教えてあげたかった「出発1ヶ月前からやっておくべき準備リスト」をまとめています。
荷物のこと、両替のこと、寄港地の調べ方、自宅の留守番対策まで――
実際にやってみて「これはやっといて良かった!」と思ったことばかり。
仕事を辞めてからバタバタ準備している方も、今からでも間に合います。
このページが、あなたの出発準備をそっと支える存在になりますように。
※通信・お金・健康など3大テーマごとの詳しい準備は、こちらの【準備ナビ】で紹介しています。
→ 【準備ナビ】船出までの道案内|世界一周クルーズの出発準備ガイド【準備ナビ】船出までの道案内
118回クルーズ(2024年出航)の体験をもとに、準備・船内生活・寄港地情報を発信中。乗船する方の参考になればうれしいです。
👋 初めての方へ \まず読んでほしい/
👉 【1周年】感謝とこれからの話
🗂️ 総合ガイド(121回クルーズ向け)
▶︎【121ガイド】準備・ツアー情報まとめ
🧳【1ヶ月前〜2週間前】本格的な準備スタート!
1ヶ月前から少しずつ荷物をそろえ始めました。
「家にあるもので代用しつつ、買うのは本当に必要なものだけ」に絞るのが私のスタイルです。
持ち物の準備を本格スタート!あると便利なグッズ
特に役立ったのはこのへん:
マグネットフック(強力タイプ)&S字フック
船室の壁や天井は金属製なので、マグネットフックが大活躍。耐荷重10キロほどの強力なものなら、コートやバッグも掛けられます。S字フックと組み合わせれば、さらに収納力アップ。狭いスペースを有効活用できる便利グッズです。

📱スマホ用ストラップ
甲板や船上で写真や動画を撮影する際、万が一スマホを落とすと海に真っ逆さま。首からかけられるストラップなら、そうしたリスクを減らせて安心です。私は丈夫そうな「strapper」をAmazonでゲットしました。

😷喉ケアグッズ(のど飴・スプレー・うがい薬など)
船内は空調の影響で乾燥しやすく、喉を痛めやすい環境です。喉が弱い方はもちろん、そうでない方でも対策グッズは必須。私はのど飴を多めに持参したのですが、途中で切らしてしまいました。乾燥対策としては、喉スプレーやうがい薬、マスクなどもあると安心です。
加湿器については、私が持っていった小型のもの(アイリスオーヤマ製・約3,000円)が放出量が少なく、すぐに詰まって壊れてしまい役に立ちませんでした。もし加湿器を持ち込むなら、ある程度の大きさや性能があるタイプを選ぶことをおすすめします。

🛁お風呂のイス
スイートルーム以外はシャワーのみ。座って体を洗いたい人は小さめの風呂イスを持参すると快適でした。

👕速乾衣類(モンベルなど)
手洗い・部屋干しの定番。Tシャツだけでなく下着も速乾素材がおすすめ。
🔗 もっと詳しく知りたい方はこちらへ
→ 【保存版】ピースボート持ち物リスト|必需品&不要だったものを完全解説

両替の準備は早めに!ドル現金を多めに持って行こう
クレジットカードが使えない場面やチップ文化の国では、現金(特にドル)が強い味方。
私たちは1人20万円ほど両替し、最終的に13万円ほど使用しました。
💡 両替のポイント:
- ドルは多め・小額紙幣を含めて用意
- Wiseを活用して現地ATMからも引き出し可能
🔗 関連リンク:


スーツケースやダンボールの発送サービスを活用
出発地(横浜 or 神戸)へは、2週間前から荷物の宅配が可能。
重いスーツケースや段ボールを手荷物にせず、身軽に移動できて安心。
📦 荷物発送のコツ:
- 出航2週間前が目安
- ベッド下収納(高さ26〜31cm)を意識したサイズに
- 段ボールはなるべくつぶれにくい素材を選ぶ
🔗 詳しくはこちら:
→ 【ピースボート荷物配送ガイド】宅配サービスとパッキングのコツ

🗺️【2週間前〜出発直前】情報収集と生活の整理
寄港地の下調べ:自由行動なら事前準備がカギ
ピースボートではオプショナルツアーもありますが、自由行動や個人手配ツアーを選ぶ方も多いはず。
その場合、事前の下調べが旅の充実度を大きく左右します。
とくに以下の情報は、出発前にチェックしておくと安心です:
- 港から市街地までのアクセス手段(シャトルバス、タクシー、公共交通)
- 治安や注意点(スリ・ぼったくり・交渉のコツなど)
- 観光候補地・レストラン・現地の祝祭日・開館情報など
- 現地通貨の扱いやチップ文化
私は実際に「行ってみたら水曜定休で全部閉まってた!」という失敗を経験しました😅
ネットが使えない船内では、「現地で調べよう」が通用しません。
🌐 ネット検索は乗船前が鉄則!
Wi-Fiが使えても、速度や料金制限がある船内では、検索より「持ち込む情報」が重要になります。
💡 こんな方法がおすすめ:
- Googleマップや観光サイトをPDFやスクショで保存
- オフライン対応の地図アプリ(Organic Mapsなど)をダウンロード
- 現地言語のメモやメニュー画像も保存しておくと便利
📘ガイドブックは「紙 or 電子書籍」どっちがいい?
電子書籍のメリット
- 荷物が軽くなる
- 複数都市・寄港地の情報を一括管理できる
紙のメリット
- ページをパラパラめくって探せる
- 書き込みや付箋ができる
- 電池切れの心配がない
🔗 旅行プランに役立つ記事リンク


長期留守の準備:郵便・植木・冷蔵庫の整理など
世界一周クルーズ中は、3ヶ月半〜4ヶ月の長期不在。
旅の準備だけでなく、「留守にする自宅のこと」も大事な準備のひとつです。
私の体験もふまえてご紹介します。
✉️ 郵便物・宅配・植木の対応
- 郵便物の転送手続き(郵便局で設定可能)
- 不在票対策に宅配BOXを一時的に設置 or 家族に依頼
- 観葉植物・庭の水やりは、ご近所か家族にお願い
でも、たとえ身内でも頼むのって意外と気を使うんよね。
遠慮せずに相談できるうちに、早めに動いておくのが正解やと思います。
🔌 電気・ガス・ネットの確認
- ブレーカーは落とす前に慎重に!
→ ネット回線・監視カメラ・留守番サービスを使っている場合は注意 - ガスは「閉栓」する方が安全だけど、再開に立ち会いが必要な場合も
- インターネットの契約再開には一定の期間がかかるので、問い合わせをおすすめします。
💡 節約 vs 復帰の手間、どこまで止めるかはバランスを見て決めよう。
でも、契約そのものは全部そのまま残しました(電気・ガス・インターネット全部)。
あとで手続きがややこしくなるのがイヤやったから、節約より安心を優先した感じやね。
🧊 冷蔵庫・冷凍庫の整理は地味に重要
- 出発直前に全部使い切る or 処分して空にする
- 出発前に冷蔵庫のお掃除をするのがベスト
冷凍食品って意外と使い切るのに時間かかるから、早めに手をつけるのが大事!
帰国して開けたときに中が汚かったら、それだけでテンションがガクッと下がるので…
ほんまに、地味やけど重要なポイントやと思います。
このブログで発信しているピースボート情報
当ブログでは、ピースボートに関する情報を大きく分けて以下の3カテゴリで発信しています。
旅の準備に迷ったら、ここを入り口にするとスムーズにたどれます!
🧳 準備編|乗船前のチェックリストと費用のリアル
- 費用の目安や割引制度の活用方法
- 持ち物・荷造り・両替・通信環境の準備
- 船酔い対策や医療・保険の基本
🔗 関連リンク:
→ 【準備ナビ】出発までの総合ガイド
→ 【保存版】持ち物リスト(必需品&不要だったもの)
→ 外貨両替|一人208,000円の実例とWise活用
🚢 乗船日記|リアルな船内生活とトラブルも赤裸々に
- 食事・イベント・船酔い・ルームメイトなど、日常の記録
- 良かった点も、しんどかった点も包み隠さず紹介
🔗 関連リンク:
→ 【乗船日記】出航から帰国までの体験レポート
→ 【前編】苦労話・食事・相部屋トラブル
🗺️ 寄港地編|ツアー情報&観光レポが満載!
- 自由行動・個人手配・オプショナルツアーを実体験で比較
- 寄港地ごとの見どころ・アクセス・注意点を詳しく紹介
🔗 関連リンク:
→ 【寄港地編】観光レポ&寄港地ガイド一覧
→ 個人手配ツアーの探し方とおすすめサイト
「このブログに出会えてよかった」
そう思ってもらえるように、体験ベースで正直に書いています。
🌍 このブログ以外の情報もチェック!
ピースボートの情報は、SNSやYouTubeでもたくさん発信されています。
他の乗船者の声や映像を参考にすると、よりリアルに旅のイメージがわきますよ。
→ ピースボート情報リンクまとめ|SNS・YouTube・個人ブログ厳選集
📝 まとめ:1ヶ月前の準備を抜けなくクリアして、最高の出発を迎えよう!
世界一周クルーズは、出発の1ヶ月前からすでに旅が始まっています。
この時期にやるべきことを整理しておくだけで、心の余裕もぐっと増します。
- 荷物の準備は「必要最低限+便利グッズ」
- 両替やWiseカードは早めに手配
- 寄港地の下調べは出発前に完了
- 長期留守に備えた自宅整理も忘れずに
私は「やることリスト」を紙に書き出して、冷蔵庫に貼っていました。
消していくごとに気持ちが楽になり、「よし、これで安心して旅立てる」と思えたのを覚えています。
✅ 最後に
「事前のひと手間」が、船上での快適さを大きく変えてくれます。
不安を抱えたまま出発するより、やり切った達成感とワクワクを胸に乗船したいですよね。
あなたの出発準備が、笑顔でクルーズ初日を迎える力になりますように。
📋 直前チェックリストもどうぞ👇
📅 出発1週間前〜当日までに必ず確認しよう!
このチェックリストは海外通信・決済・地図など「現地で困らないための最終準備」です。
- 船内Wi-Fi節約設定(ギガ爆防止)👉参考記事
- eSIMアプリのダウンロード&開通確認
(例:楽天、Airaloなど)👉参考記事 - VPNアプリのダウンロード&接続テスト(任意)
(例:NordVPNなど)👉参考記事 - 中国寄港時のネット規制対策(任意)
(VPN必須)👉参考記事
🗺 地図&移動アプリ
- Google Maps・Organicマップの
オフライン用ダウンロード👉参考記事 - Uber / Boltアプリの登録・有効化
💳 決済・送金
- クレカの海外利用設定
(有効化&海外渡航することを発行先へ電話連絡) - Wiseカードの残高確認👉参考記事
📱 便利アプリ
- WhatsApp初期設定+ガイド連絡先登録
👉参考記事 - 翻訳アプリ(Google翻訳など)
日本語・英語・スペイン語をダウンロード - 「ガイド記事」(このページ)をブックマーク
- 持ち物リストの最終見直し👉参考記事
- 必要な書類・パスポートの期限確認
- 海外旅行保険チェック👉出発後でも入れる保険
- 両替現金の確認
最後は「留守宅準備」を抜かりなく、いってらっしゃいませ👏
よくある質問
出発の1ヶ月前を目安に、本格的な荷造り・両替・寄港地リサーチなどを進めておくのがおすすめです。特に荷物の配送や国際免許証の取得などは時間がかかるので、早めの行動が安心です。
米ドルの現金は多めに用意しておくのが安心です。船内や寄港地ではドルが使える場面も多く、両替所が見つかりにくい国もあるため、事前の両替がベストです。
自由行動を予定している場合は、港から市街地までのアクセス・観光候補地・治安などの下調べが重要です。船内でネット検索が制限されるため、乗船前にできるだけ情報を集めておくのが鉄則です。
郵便物の転送手続き、冷蔵庫の整理、植木の水やり、ご近所への挨拶など、留守にする期間が長いからこそ事前に整えておきたいことがたくさんあります。やることリストを作ると便利です。
ネット環境が安定している出発前に情報収集は済ませておくべきです。ブログ・SNS・地球の歩き方などを活用して、航路・トラブル対策・便利グッズなどを把握しておくと心の余裕が違います。